LINE完結ファクタリングとは?メリットやデメリット・おすすめ5選!

ファクタリングも時代と共に変化しており、コロナ感染防止のためオンラインファクタリングが普及しました。近年では普及率の高いLINE完結ファクタリングも登場しており、関心を持った方もいるでしょう。

今回は個人事業主や中小企業がLINEでファクタリングを利用できるのか?メリットやデメリットについて解説しながら、おすすめのLINE完結ファクタリングを紹介していきます。

目次

LINE完結ファクタリングとは?必要書類や特徴

LINE完結ファクタリングとはメッセージアプリのLINEを活用して、Web上でファクタリングが完結するオンラインファクタリングの一種です。ファクタリング会社のLINE公式アカウントを友だち追加すると、必要書類や入力フォームが送付され、LINEから審査結果が来ます。

LINE完結ファクタリングはオンラインファクタリングの一種

LINE完結ファクタリングはWeb上で審査申込や必要書類提出を行う、一種のオンラインファクタリングといえます。通常のオンラインファクタリングはメールや申込フォームから必要書類を送付しますが、LINE完結ファクタリングはLINEアプリ上で提出が可能です。

オンラインファクタリングの場合は対面の面談を必要とせず、契約も電子契約サービスであるクラウド契約で締結が完了します。そのため来店型ファクタリングと比較すると、スピーディーな審査で即日入金に対応している会社もあります。

LINE完結ファクタリングは2社間ファクタリングが一般的

LINE完結ファクタリングでは個人アカウントを活用して行うため、これまでは給料ファクタリングが多かったです。しかし現在では個人事業主や法人企業が利用する、請求書買取サービスのファクタリングにも対応している企業が増えてきています。

現時点でLINE完結ファクタリングは2社間ファクタリングのみに対応しており、3社間ファクタリングは実施していない企業がほとんです。3社間ファクタリングは売掛先に債権譲渡通知・承諾を行う必要があるため、連絡時にはLINEは活用しづらいのが理由でしょう。

LINE完結ファクタリングの必要書類

LINE完結ファクタリングの場合は個人アカウントで利用するケースが一般的です。そのためメールアドレスや電話番号を別途で送る必要があります。LINEのIDがあれば通話やメッセージもできますが、売掛金の売買契約を行う以上は法人として利用するメールが必要です。

また電子契約のURLを送付する際も基本的にはメールアドレスに対して送付を行うため、法人で利用しているメールアドレスは必須といえます。

また一般的に提出を求められる請求書・通帳コピー・本人確認書類は写真で、LINE上のメッセージにアップロードして添付を行います。

LINE完結ファクタリング4つのメリット

普段から使い慣れているメッセージアプリであるLINE完結ファクタリングを利用するメリットは下記の3つです。

  • LINE限定キャンペーンがある
  • チャット感覚で気軽に相談ができる
  • メールよりやり取りがスムーズ
  • PDF化不要!必要書類もスマホで添付・簡単申込み

(1)LINE限定キャンペーンがある

LINE完結ファクタリング1つ目のメリットは、LINE登録による限定キャンペーンがある点です。個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスを展開している、ペイトナーファクタリングではLINE限定割引があります。

LINE公式アカウントに登録してアンケートに回答すると、最大で手数料が5,000円割引になるキャンペーンを行っています。少額ファクタリングが多い個人事業主やフリーランスにとっては、手数料が安くなるのは嬉しいポイントです。

(2)チャット感覚で気軽に相談ができる

LINE完結ファクタリング2つ目のメリットは、チャット感覚で気軽に相談ができる点です。LINEの場合はスマホ・タブレット・PCなどさまざまなデバイスから利用ができ、チャット感覚で気軽に相談ができます。

筆者もファクタリング会社のLINEアカウントを登録しましたが、必要書類や申込に必要な情報は友だち登録後に、すぐ送られてきます。

ファクタリングサービスを利用するにあたって、メールや電話で何度もやり取りを行うのが手間に感じる方もいるでしょう。しかしLINE完結ファクタリングなら、LINEで記載されている内容にそって必要書類・必要情報を返信するだけなので、簡単に審査申込が可能です。

普段利用しているLINEだからこそ、ファクタリングに関しても気軽に相談できるのはメリットといえます。

(3)メールよりやり取りがスムーズ

LINE完結ファクタリング3つ目のメリットは、メールよりも使い慣れているためスムーズに利用ができる点です。

LINEの場合は普段から使い慣れているサービスのため、利用方法やフォームで操作に迷うということもないでしょう。疑問に感じたことをスマホから質問することで、PCで作業をしている間に確認して解決ができます。

疑問点が解決すればそのまま審査手続き・契約といった流れになります。また電話では必要な書類を準備する時に、いちいち中断する必要があります。しかしLINEであればこうした手間もなく、いつでも好きなタイミングでやり取りができます。

利用デバイスを問わないため、自分のタイミングで返信できるのもメリットです。

(4)PDF化不要!必要書類もスマホで添付・簡単申込み

LINE完結ファクタリング4つ目のメリットは、提出書類をPDF化する必要がなくスマホから簡単に書類添付できる点です。

また一般的なファクタリングの場合はPCから申込を行い、必要書類などをPDF化して添付する必要があります。しかしLINEん完結ファクタリングの場合は、スマホから簡単に審査申込ができます。

PCから請求書や通帳コピー・本人確認書類などの必要書類を送る場合はPDF化するか、一度スマホで写真を撮ってPC用のメールアドレスに送付するという手間が発生します。

しかしLINE完結ファクタリングの場合は、撮影した写真をそのままLINEアプリに添付ができるため、面倒な作業が1つ少なくなります。

LINE完結ファクタリング5つのデメリット

LINE完結ファクタリングはスマホから簡単に審査申込できるのがメリットですが、下記のようにデメリットもあります。

  • LINE完結ファクタリングは現時点では少ない
  • 必要書類が多くなる
  • 即日入金は難しいケースがある
  • LINE完結だからといって審査・手数料の優遇はない
  • 違法な悪徳業者も存在する

(1)LINE完結ファクタリングは現時点では少ない

LINE完結ファクタリングのデメリット1つ目は、対応しているファクタリング会社が現時点では少ないという点です。2024年時点で調べたところでは、3社ほどといった状況です。

一般的なファクタリングの中から選ぶ場合と比較すると、選択肢が狭まってしまうため、条件の良い会社を選びたい方にとってはデメリットです。

絶対にLINE完結ファクタリング会社が良いという要望がない限りは、通常のオンラインファクタリング会社も併用するのがおすすめです。

(2)必要書類が多くなる

LINE完結ファクタリングのデメリット 2つ目は、必要書類が多くなるという点です。LINE完結ファクタリングは手続きがスムーズになるものの、必要な審査書類が多い会社も中にはあります。

LINE自体は名前をニックネームなどに変更できるため、秘匿性が高いサービスといえます。そのためファクタリング会社としては、信用できる情報を多く取得する必要があります。

例えばLINE完結ファクタリングの場合は法人企業であるかどうかが不明確なため、下記のような書類提出が求められるケースもあります。

  • 会社の名刺
  • 社員証
  • 勤務先の電話番号
  • 会社HPのURL

ただし上記の情報は一般的なファクタリング審査申込のフォーム入力情報と大きな違いがあるわけではないため、提出書類が一般的なファクタリング会社より増えるというわけではありません。あくまでも法人である証明をLINEからも送付する必要があるということです。

(3)即日入金は難しいケースがある

LINE完結ファクタリングのデメリット3つ目は、即日入金が難しいケースがあるという点です。上記で触れたようにLINEアカウントは秘匿性が高いため、必要情報が提出されなければ審査を行うことができません。

必要書類・情報送信が遅れてしまうと、審査にも時間がかかってしまいます。そうなると即日入金はできなくなる可能性があります。ただし友だち登録直後に送られてくる内容に対して、的確に返信をしていれば問題はないでしょう。

通常のオンラインファクタリングであれば、フォーム上で必要な入力項目は必須で記入しなければ送信ができません。しかしLINEの場合は記載漏れが発生する可能性もあります。手軽に出来るからこそ、入力漏れがあると正しく審査ができなくなります。

そのためLINE完結ファクタリングを利用する場合は、必要情報をしっかりと確認して漏れが内容に送信を行いましょう。

(4)LINE完結だからといって審査が早いわけではない

LINE完結ファクタリングのデメリット4つ目は、LINE完結だからといって審査スピードが早くなったり、手数料が優遇されたりといったことはない点です。

繰り返しになりますがLINEアカウントは秘匿性の高いものなので、審査をする側としては慎重な対応を行う可能性があります。

LINE完結ファクタリングは手続きがスムーズになるだけであって、サービス内容自体は提供されているものと変わりはありません。LINE限定特典がある場合は別ですが、現時点では特別なLINEキャンペーンを行っているファクタリング会社は少なかったです。

(5)違法な悪徳ヤミ金業者も存在する

LINE完結ファクタリングのデメリット4つ目は、悪徳なヤミ金業者も存在する点です。これはLINE完結ファクタリングに限った話ではないですが、LINEは秘匿性が高いため違法・悪質な業者が利用しやすいと言えます。

審査なしを謳っているファクタリングと称したヤミ金業者や、手数料が相場よりも高い(20%以上など)場合は利用を避けるようにしましょう。

詳細については審査なしファクタリングはリスク大!審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性や審査落ち対策・通過率を高めるコツの記事で解説しています。

LINE完結ファクタリングおすすめ会社5選!手数料・入金スピード比較

ビートレーディング 個人OK/通過率は98%/最短2時間/オンライン完結ファクタリング

ビートレーディングは設立10年以上の歴史を持ち東京・仙台・大阪・福岡に4つの拠点を持っている老舗オンライン完結ファクタリングです。必要書類も請求書・通帳コピーの2つのみで、審査時間は30分・最短2時間入金と早いのが特徴です。

手数料も2%から利用ができ法人だけでなく個人事業主の方でも利用ができます。必要書類も少なく審査通過率は98%と高い数値で、店舗に来店することやオンラインでの契約ができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング
3者間ファクタリング
2%〜2時間制限なし通帳コピー/請求書
※2つのみ

ペイトナーファクタリング LINEキャンペーンあり/最短10分で即日入金/複数回申請OK

ペイトナーファクタリングはフリーランス・個人事業主向けのAIオンライン完結ファクタリングサービスで、初期・月額費用0円・最短10分で入金が完了します。初回限定でLINE登録で5,000OFFになる友だち登録限定キャンペーンも実施しています。

LINEアカウントを友だち登録して、アンケートに回答すると手数料が最大で5,000割引となります。

買取価格も1万円から利用が可能で請求書をアップロードするだけで簡単に現金化ができます。金融機関が運営しているサービスの場合は事業計画書などの提出が必要ですが、請求書・本人確認書・入出金履歴の3つだけで利用ができます。

また料金体系もわかりやすく手数料は一律10%となっており、最低手数料のみを記載している場合は上限がわからないことも多いですが、ペイトナーの場合は安心して利用ができます。

また一度審査で落ちてしまっても複数回の申請が可能・売掛先が個人でも利用できる点も嬉しいポイントです。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%10分1万円〜請求書・本人確認書類(※初回申請のみ)
口座入出金履歴またはサイトURLのどちらか一点(※任意書類)
【初回限定】LINE登録で5,000円OFFの詳細はこちら

ペイトナーファクタリングの評判や口コミ審査落ちの理由と対策はそれぞれの別の記事で解説しています。

日本ビジネスリンクス JBL 最短2時間入金/オンライン完結/乗り換えほぼ満足度100%

日本ビジネスリンクスは最短2時間の即日入金が可能なファクタリング会社で、オンライン完結のためスピーディーに資金調達が可能です。トップページにLINEのQRコードが設置されており、LINE上で必要書類の添付ができるようになっています。

また他社利用中の方の乗り換え満足度はほぼ100%と、好条件での利用を保証との記載があるため、現在のファクタリング会社に少しでも不満がある方は相談をしてみましょう。

手数料も業界最安水準のため手元に残る現金も多くすることができます。また高価買取キャンペーンも実施しており、AI査定で10秒で資金調達できる金額を簡単にチェックすることができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング
3者間ファクタリング
2%〜即日/2時間〜1億円買取対象の請求書/身分証明書/決算書
通帳・当座照合表/取引先との成因資料
LINE公式アカウントはこちら:https://line.me/R/ti/p/%40014ttgpg

ファクトバンク LINE完結/即日入金ファクタリング/24時間365日受付中/個人事業主OK

ファクトバンクは株式会社Re8(リエイト)が運営しているファクタリングサービスです。法人企業だけでなく個人事業主も利用ができ、即日入金にも対応しています。LINE公式アカウントを登録して必要書類を提出すると、審査がスタートします。

手数料は2.5%〜と低水準で利用ができ、365日24時間ファクタリング審査の受付を行っています。また2社間ファクタリングだけでなく、手数料が安くなる3社間ファクタリングにも対応しています。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
2.5〜10%最短即日20〜5,000万円身分証明書
請求書
過去の通帳記録
LINE公式アカウントはこちら:https://line.me/R/ti/p/%40648hwqxp

BiLLink LINE完結で最短10秒で審査完了/土日祝日も365日34時間受付

BiLLink(ビリンク)はLINE完結ファクタリングに対応しており、最短10秒で審査が完了します。審査申込は365日・24時間いつでも可能で、土日祝日でも審査申込が可能です。

買取率も85〜97.5%と非常に高いため審査通過率が気になる方にもおすすめのファクタリング会社です。LINEアカウントに登録すると、必要情報が送られてくるので回答するだけで簡単に審査申込ができます。

LINE完結ファクタリングは今後の普及に期待

LINE完結型のファクタリング会社は徐々に増えてきています。しかし現時点では先ほど触れたように、少ないのが現状です。

LINEアカウントを活用してファクタリングの本契約に誘導する企業は増えているため、LINE完結ファクタリングは今後普及していくことが予想されてます。

ファクタリング業界以外の人材や自動車・BtoB企業でも、LINE公式アカウントの運用は進んでいます。そのため今後はLINE完結ファクタリングも増えてくることでしょう。

また法改正やAIファクタリングのように画期的な審査が出てきた場合は、LINE完結ファクタリングが一気に普及する可能性もあります。LINEチャットボットを活用することで、必要な情報を提出できるようになれば、状況も大きく変わってきます。

今後もLINE完結ファクタリングの動向には注目しておきましょう。

請求書買取ファクタリング以外の資金調達はLINE完結できる?

給与ファクタリング

給与ファクタリングは従業員や会社員に所属している人を対象としたファクタリングサービスです。LINE完結ファクタリングは給与ファクタリングが先導して展開をしていたため、給与ファクタリングはLINE完結に対応しています。

ただし給与ファクタリングを行うには貸金業登録が必要となっているため、給与ファクタリングの業者が一気に減っており、LINE完結のファクタリング会社も少なくはなっています。

加えて給与ファクタリングは個人事業主や法人企業の資金調達方法ではないため、事業資金の調達には利用できません。

後払いファクタリング

給与ファクタリングが減少したことで台頭しているのが、後払いファクタリングです。後払いファクタリングの場合は、LINE完結しているファクタリングも多くあります。

ただし実質的には給与ファクタリングと同様のものなので、法改正次第で今後はどうなるかわかりません。また手数料は高めに設定されているため、個人事業主や法人企業が利用するには不向きといえます。

銀行・消費者金融からの融資

銀行や消費者金融からの融資はLINEにはほとんど対応していません。融資審査はファクタリングよりも慎重な判断を要するため、秘匿性の高いLINEには向いていないといえます。

ただし一部の消費者金融ではLINE完結に対応している場合もあり、借入限度額は一般的な融資よりも少ないですが、業界として実施していないわけではありません。

銀行融資の場合はファクタリング審査よりも丁寧に実施されるため、こちらはあまり期待しない方が良いでしょう。

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