ファクタリングに請求書のみはない|必要書類が少ない会社6選

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最終更新日 2023年10月17日

ファクタリング利用は請求書のみでは利用できない・その他に必要は書類は?

ファクタリングとはまだ支払われていない請求書である売掛金を売却し、早期に現金化を行うことができるサービスです。

現在ではオンライン完結型のサービスも登場しており、スピーディーに資金繰りの対応ができるようになっており必要書類をWEB上にアップロードするだけで審査が受けられます。

今回はファクタリングは請求書のみで利用できるのか・必要となる書類について解説していきます。

結論:請求書だけでファクタリング利用はできない

タイトルにもある通り結論としては請求書のみでファクタリングを利用することは出来ません。それが出来ない理由としては次の3つの理由が挙げられます。

  • 売掛先の信用力が重視されるが請求書のみでは与信調査が難しい
  • 請求書偽造の可能性もあり、サービス利用の実態があるかを調査する必要がある
  • 請求書のみでは売掛債権の二重譲渡の懸念があり、ファクタリング会社としても未回収リスクが伴う

上記のような理由から基本的に請求書のみでファクタリング実施を行う会社は存在せず、仮に請求書だけで利用できる会社であったとしても悪質な詐欺会社の可能性が高いといえます。

ファクタリング利用時に必要となる一般的な提出書類

では具体的にはどのような書類が必要になるのでしょうか。ファクタリング会社も売掛債権の買取で貸し倒れリスクを下げるために、一般的には下記のような書類提出が求められるでしょう。

  • 請求書・注文書・納品書などの成因資料
  • 取引先との基本契約書
  • 入金履歴が確認できる3ヶ月分の通帳
  • 直近の決算資料(法人の場合)・直近の確定申告書(個人事業主・フリーランスの場合)
  • 代表者の身分証明書

上述で触れたようにファクタリング会社としても取引実態があるのか・過去に入金の実績があるかといった部分を重視することで、貸し倒れのリスクを極力低くなるようにしています。

また必要に応じて次のような書類提出も追加で依頼されるケースもあります。

  • 納税証明書
  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書

フリーランスや個人事業主向けのファクタリングサービスでは一般的に求められる必要書類だけで、サービス利用には問題ないケースが多いです。

例外:請求書だけでファクタリング利用がOKなケース

ただし例外的に請求書のみで対応してもらえる可能性もあります。それは次のような場面です。

  • 過去に同一のファクタリング会社を利用したことがある
  • 事前契約時に商業登記簿謄本を提出している

基本的には必要書類の提出が必須になってきますが、上記のようにファクタリング会社にとってもお得意さんであるケースは請求書のみでも利用ができる可能性があります。

個人事業主&フリーランスおすすめ必要書類が少ないファクタリングサービス比較6選

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

ペイトナーファクタリング – 初期/月額0円/入金まで最短10分で即日入金/複数回申請OK

ペイトナーファクタリングはフリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスで、初期・月額費用0円・最短10分で入金が完了します。

買取価格も1万円から利用が可能で請求書をアップロードするだけで簡単に現金化ができます。金融機関が運営しているサービスの場合は事業計画書などの提出が必要ですが、請求書・本人確認書・入出金履歴の3つだけで利用ができます。

また料金体系もわかりやすく手数料は一律10%となっており、最低手数料のみを記載している場合は上限がわからないことも多いですが、ペイトナーの場合は安心して利用ができます。

また一度審査で落ちてしまっても複数回の申請が可能・売掛先が個人でも利用できる点も嬉しいポイントです。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%10分1万円〜請求書・本人確認書類(※初回申請のみ)
口座入出金履歴またはサイトURLのどちらか一点(※任意書類)

ペイトナーファクタリングの評判や口コミ審査落ちの理由と対策はそれぞれの別の記事で解説しています。

PayToday – 手数料1%〜/最短30分入金/AI審査で簡単手続き/スマホで簡単即日入金

PayToday(ペイトゥデイ)最短30分で即日入金・手数料は1%〜から利用ができるオンライン完結型のファクタリングサービスです。

累計申し込み金額は100億円を突破しオンラインのため日本全国どこでも対応が可能です。また初期費用・月額費用も0円から利用ができフリーランス・個人事業主にはおすすめのファクタリングです。

手数料は金額によって異なりますが1%から利用が可能と業界最安水準の手数料・取引先への通知が不要で返済期日が守られている限り通知は行われません。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング1%〜9.5%30分10万円〜直近の確定申告書B一式・直近6か月分以上の入出金明細
請求書・本人確認書類

QuQuMo

QuQuMo(ククモ)は最安1%〜と低手数料のファクタリングサービスです。業界最安水準に加えて、買取可能額の制限もないのが特徴です。

GMOあおぞらネット銀行の与信管理サービスである預金債権保全くん・電子契約サービスのクラウドサインを活用して、スムーズな手続きができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング1%〜2時間制限なし請求書・通帳の2点のみ


labol – フリーランス・個人事業主向けオンライン完結ファクタリング

labol(ラボル)はフリーランス・個人事業主向けに特化したファクタリングサービスで、東証プライム上場企業であるセレス株式会社の子会社が運営しているため安心してサービス利用ができます。

labol(ラボル)の特徴は手数料が一律である・必要書類が少なく利用ができる点です。また契約書は必要なく、取引がわかるエビデンスとしてメールやチャットツールのやり取りがあれば利用できます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%60分1万円〜本人確認書類・請求書
取引を示すエビデンス(取引先とのメール・Slackなど)


labol(ラボル)の評判や口コミ・審査落ちの理由と対策はこちらの記事で解説しています。

Payなび 最短30分!ファクタリング会社に無料で一括申し込み

Payなびはこれまでの個別企業とは異なり、おすすめのファクタリング会社に無料で一括申し込みができるサービスです。審査に落ちる・通る企業がある中で一括で審査申し込みができるのは非常に利便性が高いです。

FREENANCE

FREENANCE(フリーナンス)はGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス・個人事業主向けのお金・保険の総合サービスです。

お金のサービスでは請求書の現金化・ファクタリングサービスを利用ができ、会員登録後に最短30分で資金調達ができるようになっています。

手数料も3%〜10%と他社と比較しても低い手数料率になっており、資金繰りの改善に活用ができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング3%〜10%30分1万円〜お問い合わせ

ファクタリングで必要書類が少ない場合は通過率が低くなりやすい

ファクタリングを利用する際に必要書類が少ない場合は手間がなく契約ができる一方で、提出書類が少ない場合は審査通過率が低くなる傾向にあります。

理由としては冒頭で紹介したように確認書類が少ないと、売掛先の与信調査精度が低くなります。そうなるとファクタリング会社としても債権回収のリスクが高くなるためです。

ただし取引実績が豊富なファクタリング会社であれば、過去の取引データから貸し倒れリスクを判断出来るため審査率が高いケースもあります。

ファクタリング利用で早期に現金化するためのポイント

オンライン完結型のファクタリングサービス利用

早期に現金化する方法の1つとしてはオンライン完結型のファクタリングサービスを利用することです。申し込みから書類提出・審査・契約など一連の取引をWeb上で完了することができます。

これまで利用されていたファクタリングサービスは、対面型の取引が多くスタッフの訪問・来訪、書類の郵送といった手間が発生していました。しかしオンライン型の場合はオンライン面談やWebフォーム上に必要書類の送付などで手間を削減ができます。

中にはWeb完結するものもあり書類をWebサイトにアップロードするだけで、審査から契約までを完了できるサービスもあります。

例えばペイトナーファクタリングではWeb上に請求書・身分証などをアップロードするだけで、最短10分程度で審査・入金に対応しています。

2社間ファクタリングサービスを使う

また即日入金をしたいという人は2社間ファクタリングを利用するようにしましょう。ファクタリングには2社間・3社間の2つの種類が存在ます。

3社間ファクタリングの場合は売掛債権の譲渡通知・承諾が必要となりますが、2社間ファクタリングでは、取引先への確認が不要で現金化ができます。売掛先が債権譲渡に関して関与することがないため、スピーディーに入金ができます。

ファクタリングの種類に関してはこちらの記事で解説しています。

ファクタリング利用時の請求書に関する注意点

請求書の偽造は犯罪行為に該当する

注意点の1つ目は請求書の偽造についてですが、この行為は詐欺罪に問われるリスクがあるため注意しましょう。

(1)詐欺罪とは
詐欺罪は刑法第246条に規定されている犯罪です。「人を欺いて財物を交付させた」場合に成立します。

わかりやすい言葉を使えば、他人から金品などをだまし取った場合に詐欺罪として問われると考えれば良いでしょう。

引用:ベリーベスト法律事務所公式サイト

二重譲渡は法律違反となる

また一度売却した売掛債権を別のファクタリング会社に売却する行為は二重譲渡と呼ばれ、これも法律違反として詐欺罪に該当します。

例えばファクタリング会社Aに売却した債権を、ファクタリング会社Bに売却するといった行為がこれにあたります。二重譲渡で手に入れた現金は、自己破産した後も支払い義務が生じる可能性が高く遅延損害金が発生するリスクもあります。

そのためファクタリングの二重譲渡は行わないようにしましょう。