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AIプレゼン資料作成・スライド作成ツールとは
AIプレゼン資料作成・スライド作成ツールとはプロンプト(命令文)を入力するだけで、AIが画像やイラストなどを自動生成しスライドを作成するツールを指します。
資料作成に時間がかかっている・自動化で効率化させたいといった方も多いのではないでしょうか。今回は自動でスライド作成・プレゼン資料作成ができるツールのメリットを解説しながら、おすすめツールを紹介していきます。
AIプレゼン資料作成・スライド作成ツールの使い方
AIプレゼン資料作成ツールの使い方は非常に簡単で、3ステップで作成が完了します。
- サイトへの無料登録(SNS・Google登録)
- 作成タイトルの入力
- 構成に入れたい内容の入力
- 枚数の指定
基本的には各サイトに無料登録を行いプロンプト(命令文)を入力すると、資料のアウトライン・構成が作成されます。
その後、内容に問題がなければ資料作成ボタンをクリックすると1〜3分程度、画像やイラストも含めてスライドがAIによって自動作成されます。
プレゼン資料にAIを活用する方法
プレゼン資料作成はビジネスシーンにおいて欠かすことのできないツールです。資料作成は基本的に下記のような流れで作成します。
- プレゼンテーションの目的を明確化
- ターゲットを明確にする
- 資料の構成を検討する
- 資料のデザインを考える
- 資料の文章を書く
- 資料の誤字脱字をチェックする
上記のように資料作成には多くの工程が必要ですが、AIツールでは下記のように活用できます。
- 資料の構成を自動生成
- 資料のデザインを自動作成
- 資料の文章を自動生成
- 資料の誤字脱字を自動チェック
上記にように一部の作業をAIに任せるて自動化することで、資料作成の作業コストを大幅に削減することができます。
AIプレゼン資料作成・スライド作成ツールのメリット
資料作成・作業時間の短縮が可能
AIプレゼン資料作成・スライド作成ツールの1つ目のメリットは大幅な作業時間の短縮です。AIを活用することで図形やイラストの配置・作図といった手間を大きく削減することができます。
自動生成機能・要約機能を使えば素早く的確なプレゼン資料の作成ができるようになります。実際に日本初のAIスライド作成ツール「イルシル」を使ってみました。
タイトル入力・入れたい目次入力を行うだけで2分程度で資料がAIによって自動作成され、見出し構成・作図の手間も省いて資料作成ができました。
専門知識やスライド作成スキルが不要
AIツールなので専門領域に関する知識やスキルがなくても利用できるのも大きなメリットです。
プレゼン資料作成に必要なデザイン・フォーマットの設定・文法修正などもAIが自動でサポートして作ってくれます。
統一感のあるプレゼン資料作成ができる
AIツールを活用することでプレゼン資料の一貫性・統一感を担保することができます。
フォーマットの統一やスタイル・フォント調整など、全体的なトンマナも自動で整えることができ、大幅な資料作成時間の削減につながるでしょう。
AIで資料作成を行う際のデメリット
個人に最適化した感情を揺さぶる文章作成はできない
1つ目のデメリットは人間ひとりひとりに合わせた感情や心を揺さぶる文章表現は難しいということです。AIは優れた情報処理能力がありますが、感情や経験といった個人的な要素は人間しかもっていません。
AIが作成する文章はあくまでも一般的な表現・統計から導き出されたもので、人間の持つ感性や独自の背景を文章に反映することは難しいです。
不正確な情報・コピーコンテンツが入った資料になるリスク
2つ目は不正確な情報・コピーコンテンツといった資料になるリスクがある点です。AIは膨大なデータを学習し文章作成を行いますが、誤った情報が含まれているケースもあります。資料作成の領域でも間違った情報で作成されるリスクがあります。
加えてAIによる文章作成は既存文章を参照して作られることが多いため、コピーコンテンツの可能性がある点については注意が必要となります。
一部のChat GPTでは最新情報に対応していない
また一部のAIツールにおいては最新情報に対応していないこともあり、作成された資料の情報が不正確な可能性もあるでしょう。
AIが学習しているデータは一定の期間までの情報に基づいているため、最新情報やトレンドには追いついていないです。そのため最新情報や新しい見解・技術情報は足りていないケースがあるため、作成された資料の情報は検証する必要があります。
文章や文字情報を伝えるには読者の感情に訴えかける、原体験や感情表現が必要になります。AIの技術が進歩していますが、感性や創造力といった代替できない部分もある点には注意が必要です。
無料おすすめAIプレゼン資料作成・スライド作成ツール比較10選
サービス名 | 日本語対応 | 無料プラン | 有料プラン | デザインテーマ設定 |
Beautiful.AI | ◯ | ロゴ削除不可 | 12$/月〜 | ◯ |
Gamma | ◯ | 400クレジット | 近日公開予定 | △ |
Canva | ◯ | 一部機能制限 | 年間1.2万円〜 | △ |
Tome | ◯ | 500クレジット | 月額8$〜 | △ |
SlidesGPT | △ | 無制限 | DL時に2.5$ | △ |
Beautiful.AI
Beautiful.AIは洗練されたデザインの資料作成ができるAIスライド作成ツールです。プロンプト(命令文)を入力すると0から資料作成がはじまります。
編集時にテキストや画像のサイズを手動修正する必要もなく、画像生成機能が付いているためオリジナリティの高い画像を資料に入れ込むことができます。
またデザインのテーマ設定を行うことで、自社ブランドを反映させた統一感のある資料が作れます。ただし無料版ではロゴが削除できないのがデメリットです。
詳細はこちら:https://www.beautiful.ai/
Elucile(イルシル)
Elucile(イルシル)は日本で作られたAIスライド・資料作成ツールです。国産のAIツールなので操作がしやすく、タイトル入力・入れたい目次を入力するだけで誰でも簡単に資料を自動作成することができます。
デザインスキルは不要で入力したテキストが自動的にアウトライン構成・デザイン作成され、デザインテンプレートも豊富で目次・サービス紹介といったように用途に合わせて資料が作れます。
またデザインパーツもグラス・地図・タイムライン形式・ピラミッドなど様々なデザインテンプレートが揃っています。
詳細はこちら:https://elucile.lubis.co.jp/
SlidesAI
SlidesAIはテキスト入力を行うだけでスライドが自動作成されるGoogleスライドのアドオンツールです。テキストボックスに命令文を入力し、メインカラー・テキストカラーを選択するだけで資料を自動作成。
無料プランの場合はスライド作成枚数の上限が3枚までとなっていますが、Googleスライドをメインに資料作成している方にはおすすめのツールです。
詳細はこちら:https://www.slidesai.io/ja
Tome
Tomeも他のAI資料作成ツールと同様にテキスト入力のみでスライドを自動作成できるツールで、豊富なテンプレートが用意されており資料を手作業で修正する手間を省くことができます。
Tomeではテキスト修正に強みがありワンクリックで資料内の文章やタイトルを簡単に編集・最適化ができます。また画像生成AIも搭載しているため、オリジナリティのある画像を資料に利用することができます。
詳細はこちら:https://tome.app/
Gamma
Gammaはもともと資料作成ツールを提供しており、2023年にその機能の1つとしてAIに自動作成が搭載されました。作成したいプレゼンテーマをテキストで記入するだけで、AIがアウトライン構成から資料のデザインまで全てを作成してくれます。
作成した資料は人の手で手を加える必要がありますが、ワンクリックでデザイン設定も変更ができるので誰でも簡単に資料作成ができます。
詳細はこちら:https://gamma.app/
SlidesGPT
SlidesGPTもテキスト入力だけでスライド作成が可能で、必要なプレゼン資料の概要やテーマを入力するだけでアウトライン構成・写真素材の選定・デザインの統一までをAIが自動で行ってくれます。
また資料作成枚数は無制限で何度でも作り直しができるのがポイントです。完成した資料のダウンロードには1つあたり2.5$がかかります。
ファイルのダウンロード形式はPowerPoint・Googleスライド・PDFに対応しています。ただしテンプレートは基本的なものしかないため、こだわった資料を作りたい場合はダウンロード後に編集した方が良いものが出来上がるでしょう。
詳細はこちら:https://slidesgpt.com/
GPT for Slides
GPT for Slidesは無料で利用できるOpne AIのGPTをGoogleスライドで利用出来るようにしたアドオンツールです。セットアップには3分ほどの時間がかかりますが、その後は60秒程度でスライドが作成されます。
公式サイトは英語ですがアドオンツールは日本語対応しており、アドオンなので会員登録は不要でGoogleアカウントでログインするだけで簡単に利用することができます。
詳細はこちら:https://www.gptforslides.app/
Canva
Canvaは初心者向けのデザイン・画像編集ツールとして人気のツールですが、新機能により自動でプレゼン資料作成ができるようになっています。
ドキュメントを作成しプレゼンテーションに変換を選択するだけで資料がすぐに出来上がり、ゆうりょうの文章生成AI機能を活用すれば、ドキュメント自体もほぼ自動で作成ができる優れものです。
詳細はこちら:https://www.canva.com/
Duet AI for Google Workspace
Duet AI for Google Workspaceは2023年5月にGoogleがリリースしたGoogleWorkspaceの新機能で、AI技術を活用しテキストを自動生成・文法やスペルチェックなども簡単に行うことができます。
プレゼン資料の自動作成についてはGoogleスライド内で資料する画像をAIがテキストから自動生成する機能を搭載しており、写真などわざわざ他サイトから拾ってこなくても自動で資料の中に組み込まれます。
詳細はこちら:https://workspace.google.com/blog/ja/product-announcements/duet-ai
SlidesGo
SlidesGoはアカウントを登録すると無料で利用できるAI資料作成ツールで、画像生成AIの機能も備わっています。
資料作成の手順も簡単でプレゼンテーションのテーマを入力し、文章のトンマナ・テンプレート決定・言語の選択をするだけで簡単にスライド作成ができます。
トーンの種類も豊富にありカジュアル・フォーマルなど6種類の中から選択することができます。
詳細はこちら:https://slidesgo.com/ai-presentations
designAC プレゼン資料AI
プレゼン資料AIは素材サイトとして有名なdesignACがリリースしたAI資料作成ツールです。こちらもテキスト入力だけで資料作成が完了しますが、作成には3分程度と出力されるまでに少し時間がかかるのがデメリットです。
詳細はこちら:https://www.design-ac.net/wp/posts/1593
AIプレゼン資料作成・スライド作成ツール活用時の注意点
目的や用途にあったAI資料作成ツールを選ぶ
一つめの注意点としては目的や用途に合わせて最適なAI資料作成ツールを選ぶことです。AIスライド作成ツールによっても、テーマや素材のトンマナなどが異なります。
機能性や特徴・操作性なども比較しながら、自分にあったツールを選ぶようにしましょう。
データの信頼性・セキュリティの確認
またAIツールを利用する場合にはセキュリティ面にも注意しましょう。ツールに対して適切なセキュリティ対策が行われているか・データの取扱やプライバシーポリシーなども十分に確認しておきましょう。
特にビジネスとして活用するならば、商用利用が可能であるのかも確認しておきましょう。
AIの限界があることを理解する
AIツールといえどもまだまだ発展途上にある段階です。使用してみた感じだと自動作成された資料やスライドには人の手を加える必要がありそうです。
また適切な文脈に適した言葉選びや独自の表現といった部分は、まだまだAIでは難しいためクリエイティブな要素などは人の手で編集を加えながら作成していく必要があります。
継続的なツール活用で使い方をマスターする
ツールを使いこなしていくには継続的に利用し、効果的な使い方を学習していく必要があります。特にAIの場合はプロンプト(命令文)次第で大きく内容が異なってきます。
またツールのアップデートや新機能も今後はでてくるでしょう。そのためツールの活用・学習には積極的に取り組み効果的なプレゼン資料を作り上げていく必要があります。