法人契約おすすめ格安SIM&スマホ比較6選|選び方・かけ放題・データシェア・メリット・支払い方法

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最終更新日 2024年1月11日

目次

法人契約おすすめ格安SIM・スマホ主要6社のデータシェア/かけ放題/月額料金比較表

格安SIM・スマホと聞くと一般消費者向けのサービス提供のイメージが強いですが、法人契約ができるものも複数存在します。

法人携帯を契約する場合は大手3キャリアを利用することが多いですが、格安SIM・スマホの場合は月額料金を抑えて導入ができます。

今回は法人契約におすすめの格安SIM・スマホの月額料金プランやかけ放題・セキュリティなどのオプションについて解説し、導入時の検討ポイントや選び方・メリット・デメリットを紹介していきます。

法人契約おすすめ格安SIM&スマホ主要6社の初期/月額料金/かけ放題プラン比較表

次の表は主要な格安SIM・スマホの料金プランや通話料金をまとまた比較表です。各社ともに月額1,000円前後から利用ができるようになっています。

ただし月間のデータ容量は多くとも最大で50GBと無制限のプランはありません。そのため、データ通信量が多くなってしまうと追加料金が発生する点は注意が必要です。

格安SIM/スマホデータ通信容量/月額料金通話料金音声オプション
Y!mobile3GB(S):1,280円
15GB(M):2,280円
25GB(L):3,080円
20円/30秒Sかけ放題:1,980円
Mかけ放題:2,980円
Lかけ放題:3,780円
※+700円で10分以内通話無料
UQモバイル3GB(S):1,628円
15GB(M):2,728円
25GB(L):3,828円
※データは翌月繰り越し
22円/30秒10分以内かけ放題:770円
かけ放題:1,870円
楽天モバイル3.1GB:1,600円
10GB:2,960円
30GB:6,150円
※200kbpsのベーシック1,250円
10円/30秒5分以内かけ放題:850円
BIGLOBEモバイル0GB:700円
3GB:1,000円
12GB:3,200円
20GB:5,000円
30GB:7,250円
20円/30秒
専用アプリで10円
3分以内かけ放題:600円
10分以内かけ放題:830円
mineo500MB:1,310円~
3GB:1,510円~
10GB:3,130円~
20GB:4,590円~
30GB:6,510円~
20円/30秒
専用アプリで10円
10分以内かけ放題:800円
※10分後も10円/30秒
NifMo1.1GB:1,340円
3GB:1,600円
13GB:3,500円
30GB:4,300円
50GB:5,500円
20円/30秒
※NifMo 半額ダイヤル10円
10分以内かけ放題:830円
※10分後も10円/30秒
※公式HPより参照のため代理店の割引は含まない金額・格安simはデータ+通話プラン

また格安SIM・スマホの場合はかけ放題プランがないと思われている方もいるかもしれませんが、発信から3〜10分以内は無料通話ができるオプションプランもあります。

ただし無制限でのかけ放題プランを提供している会社は少ないため、データ量・通話頻度ともに利用がすくない場合は大手キャリアよりも格段に安く月額の通信量を抑えることができます。

こうした格安SIMの普及やテレワークの推進もあり、携帯市場は個人携帯だけでなく法人携帯の市場規模も成長が予測されており2025年には約2.4倍に成長すると予測されています。

法人携帯に関する市場規模・普及率に関する詳細はこちらの記事で解説しています。

法人契約おすすめ格安SIM&スマホのデータシェアプラン/取扱端末/オプション比較表

次は各社のデータシェアプラン・取扱端末の種別・オプションについて見ていきます。法人向けプランでデータシェアが可能なのはmineo・NifMoとなっています。

楽天モバイルもデータシェアプランの提供を行なっていますが、2019年7月25日以降は新規の受付は停止している状況です。

格安SIM/スマホデータシェアシェア方式取扱端末端末保証セキュリティ
Y!mobile×iPhone:2種
Android:18種
UQモバイル×iPhone:4種
Android:15種
楽天モバイル余ったデータ容量を
翌月に複数回線シェア
※2019年7月25日以降
新規受付終了
iPhone:4種
Android:20種以上
BIGLOBEモバイル×iPhone:2種
Android:8種
mineo余ったデータ容量を
翌月に複数回線シェア
iPhone:4種
Android:20種以上
NifMo決められたデータ容量を
複数回線でシェア
iPhone:10種
Android:20種以上
※2022年9月時点の情報のため詳細は公式HPよりご確認ください

企業で気になる情報漏洩対策や紛失時の端末保証についてはそれぞれの会社で提供を行なっています。

また取扱端末の種類についても以前まではiPhoneシリーズの提供は行っていませんでしたが、現在ではほとんどの格安SIMで取り扱っています。これまではスマホ普及の先駆けとなり操作性も定評のあるiPhoneは利用できませんでしたが、問題なく契約が可能になっています。

Android端末についても基本的には各社10種類以上(データ容量などのシリーズは含まない件数)と、バリエーションも豊富なため従業員からの要望にもある程度は応えることができるでしょう。

法人契約おすすめ格安SIM&スマホの選び方・検討時の5つのポイント

法人契約に対応しているか – 法人プラン・割引の有無

社用携帯の場合は個人契約をするよりも月額料金プランが安くなることが多くあります。そのためまずは検討しているキャリアが法人契約に対応しているかどうかを確認しましょう。

法人契約の場合は格安SIM・スマホでも直接店舗にいく必要がなく、オンライン上で完結する場合もあるため店舗にいく手間もはぶくことができます。

上記の比較表で紹介した格安SIM以外にもイオンモバイル・IIJmio・NifMoなど様々な会社があるため、気になる方は他にも調べてみましょう。

通信回線 – どのモバイル回線を使用しているか

通信回線はdocomo・au・ソフトバンクの大手3キャリアのエリアを利用しており、一般的にはエリアの広さではNTTドコモ・通信の安定性ではau・通信速度はそれぞれ大きな違いはないと言われています。

ただし契約回線数が少なく、利用者が多いと時間帯によっては通信速度が遅くなるケースもあります。スピードが遅くなることを懸念する場合は大手3キャリアが提供している法人携帯を契約しましょう。

月額料金 – データ通信容量/料金プランの確認

法人契約が可能な格安SIMでも1台から申し込みが可能な場合もありますが、数台ではなく10台単位での契約になることが多くなることでしょう。

そうなると1台あたりの月額料金1,000円変わるだけで、100台契約していれば月間で10万円・年間で120万円の通信費用が発生することになります。

ただし上記の表でも紹介しましたが安すぎる料金プランの場合は、月間のデータ通信容量が非常に少なく直ぐに速度低下となってしまいます。そのため契約前には実際のデータ利用料も見積もりながら契約をしましょう。

容量のデータが少ないプランでは追加購入をすると、逆に月間の通信コストが高くなる可能性もあります。

オプション – かけ放題プラン/端末保証/セキュリティ/契約期間の縛り/データシェア

オプションについても事前に確認が必要です。基本的に長期契約になるほど月額料金が安くなる傾向にあるのが通信業界ですが、契約期間の縛りがないプランを用意している場合もあります。

他社回線に乗り換えをする場合は数十台単位で端末残債や違約金が発生するため、事前に契約期間もチェックが必要です。

  • かけ放題プラン
  • 端末保証
  • セキュリティ
  • 契約期間の縛り
  • データシェアプラン

また特に確認が必要なのが通話料金です。キャリア会社によってかけ放題の定義が異なり、通話開始から10分間は無料・5分間は無料といったように格安SIMの場合は完全なかけ放題は用意していないケースもあります。

社内通話より取引先や社外連絡が多い・データ通信よりも通話料の方がメインになるといった場合には、格安SIMよりも主要3キャリアの方が安くなる場合がああるためそちらを検討しましょう。

支払い方法 – クレジットカード/口座振替/請求書払い

また支払い方法が自社で求めている手法に対応しているかも事前に確認をしておきましょう。

格安SIMの支払い方法で一般的なものはクレジットカードによる支払い方法ですが、デビットカード・口座振替・請求書払いに対応している場合もあります。

自社で手間にならない支払い方法が可能かどうかもチェックポイントです。

法人契約おすすめ格安SIM&スマホ初期/月額料金プラン/通話料金/かけ放題比較6選

格安SIM/スマホデータ通信容量/月額料金通話料金音声オプション
Y!mobile3GB(S):1,280円
15GB(M):2,280円
25GB(L):3,080円
20円/30秒Sかけ放題:1,980円
Mかけ放題:2,980円
Lかけ放題:3,780円
※+700円で10分以内通話無料
UQモバイル3GB(S):1,628円
15GB(M):2,728円
25GB(L):3,828円
※データは翌月繰り越し
22円/30秒10分以内かけ放題:770円
かけ放題:1,870円
楽天モバイル3.1GB:1,600円
10GB:2,960円
30GB:6,150円
※200kbpsのベーシック1,250円
10円/30秒5分以内かけ放題:850円
BIGLOBEモバイル0GB:700円
3GB:1,000円
12GB:3,200円
20GB:5,000円
30GB:7,250円
20円/30秒
専用アプリで10円
3分以内かけ放題:600円
10分以内かけ放題:830円
mineo500MB:1,310円~
3GB:1,510円~
10GB:3,130円~
20GB:4,590円~
30GB:6,510円~
20円/30秒
専用アプリで10円
10分以内かけ放題:800円
※10分後も10円/30秒
NifMo1.1GB:1,340円
3GB:1,600円
13GB:3,500円
30GB:4,300円
50GB:5,500円
20円/30秒
※NifMo 半額ダイヤル10円
10分以内かけ放題:830円
※10分後も10円/30秒
※公式HPより参照のため代理店の割引は含まない金額・格安simはデータ+通話プラン

BIGLOBEモバイル 無料お試し/最安月額700円~/2営業日発送/Webから2分で見積書作成

BIGLOBEモバイルはデータSIMだけであれば最安月額700円から利用ができ、利用前に無料お試しが可能な格安SIMです。

料金プランもデータプラン・通話プランの2つから選択ができ、データ容量も0GB/1GB/3GB/6BG/12GB/20GB/30GBと細かく容量を選ぶことができるため低コストで法人携帯を持ちたい個人事業主やフリーランスにもおすすめです。

初期費用月額費用通話料金支払方法
0円 ※無料700円~20円/30秒
専用アプリで10円
口座振替/銀行振込
コンビニ支払い

楽天モバイル 月額基本料645円~/期間縛り無し・違約金も0円

楽天モバイルも法人向けプランを用意している格安スマホ・SIMで月額基本料は最安で645円から利用ができます。

また契約期間の縛りも無く、違約金も0円のため継続して利用する必要がないのが特徴です。

初期費用月額費用通話料金支払方法
お問合せ645円~10円/30秒
※かけ放題プランあり
口座振替
請求書払い

UQ mobile

UQ mobileは法人契約も可能な格安スマホ/SIMで、月額料金は音声通話がついて最安月額1,628円から利用ができます。

申込もWeb上から簡単に行うことができ、必要書類・申込書をフォームからアップロードするだけで簡単申込みができます。

初期費用月額費用通話料金支払方法
お問合せ1,628円~22円/30秒
※かけ放題プランあり
クレジットカード
口座振替

Y!mobile(ワイモバイル)

Y!mobileは利用できるデータ通信容量によって3つのプランから選択ができるようになっています。月間の通信利用料の目安がわかっている場合にはシンプルで選びやすいのが特徴です。

初期費用月額費用通話料金支払方法
お問合せ1,280円~22円/30秒
※かけ放題プランあり
クレジットカード
口座振替

mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)は格安SIMの中では珍しく大手3キャリアの中から通信回線を選んで契約することができ、現在もっているスマホ端末をそのまま利用することができます。

初期費用月額費用通話料金支払方法
お問合せ1,310円~22円/30秒
※かけ放題プランあり
クレジットカード
口座振替

NifMo(ニフモ)

NifMo(ニフモ)は違約金・解約金なしの契約期間縛りがなしで利用ができる格安SIMです。サービス提供会社は大手ネット会社のニフティのため、安心して利用することができます。

初期費用月額費用通話料金支払方法
お問合せ1,340円~22円/30秒
※かけ放題プランあり
銀行振込/口座振替
※端末は請求書払いのみ

法人契約おすすめ格安SIM&スマホ5つのメリット・デメリット

メリット1:法人専用プランで個人契約よりも月額料金が安くなる

まず格安SIM・スマホのメリットは月額料金がプランによって1,000円前後から利用ができ、安く法人携帯を持てる点です。

加えて法人携帯・スマホの場合は法人向けプランを用意しているため、限定割引や格安プランが用意されていることがあります。そのため個人契約よりも月額料金を抑えることができます。

また法人携帯の契約は直営店契約と代理店経由の契約の2種類がありますが、代理店の場合はキャッシュバックキャンペーンや割引を行っていることが多くあります。

そのため乗り換え時の違約金負担・初期費用が0円・端末代金が無料といったように初期コストを抑えて導入することもできます。代理店の場合は価格交渉ができる点もメリットの1つといえます。

メリット2:様々な支払い方法に対応している

また先ほどの選び方・検討時のポイントでも触れたように法人向けプランを持っている格安SIM・スマホの場合は複数の支払い方法を用意していることがあります。

上記でふれた手法以外にも銀行振込やコンビニ支払いに対応しているキャリアもあるため、自社にあった支払い方法の選択ができます。

メリット3:海外利用も可能

個人携帯とも同じですが格安SIMは大手携帯キャリアの回線を利用して、国際ローミングサービスを提供している場合が多いため海外でも利用ができます。

そのため海外出張がある方でもそのままスマホを利用できるため、海外用の携帯を出張の度にレンタル・契約する必要はありません。

デメリット1:分割支払いができない・利用端末が限られる場合がある

一方でデメリットもあります。格安SIM・スマホでは一括支払いとなる場合が多く、分割支払いができないケースがあります。

また格安SIM・スマホを提供している会社によって取扱端末・機種はことなりますが、大手キャリアよりも取扱数は少ないことが多いです。

端末とのセット購入を検討している場合は事前に支払い回数・端末代金の計算をしておきましょう。

デメリット2:大手キャリアと比較して通話料が高くなる可能性がある

こちらも一部紹介した内容ですが、大手3キャリアと格安SIM・スマホ会社ではかけ放題プランの定義がやや異なってきます。

格安SIMの場合は通話開始から10分間無料・5分間無料・月間◯◯時間無料といったように制限付きの通話オプションとなっていることが多いです。

かけ放題オプションに加入していれば通常20円/30秒の通話料金が10円/30秒など半額になりますが、完全無料通話ではないため注意が必要です。