限度額が高い法人カードおすすめ8選!必要な金額は?増枠の方法を解説

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最終更新日 2024年12月19日

法人カード・ビジネスカードを探している方の中には、限度額が高いカードを探している方もいるでしょう。ベンチャーやスタートアップ企業の場合は、広告費の支払いも大きくなるためポイント還元やクレジット決済のニーズもあるでしょう。

限度額なしの法人カードや5億円といったビジネスカードも中には存在するため、今回は限度額が高いカードについて紹介していきます。

目次

限度額が高いおすすめ法人カード8選!年会費・還元率を比較

カード名年会費限度額ポイント還元率マイル追加カード年会費追加カード上限枚数申込み対象
UPSIDERカード無料制限なし
※最大10億円実績
1%無料無制限法人
三井住友カード
ビジネスオーナーズ
無料500万円0.5〜1.5%ANA
※ゴールドのみ
無料19枚法人
個人事業主
セゾンコバルト
アメックス
初年度無料
2年目以降:11,000円
30~500万円0.75~1%JAL/ANA3,300円9枚法人
個人事業主
セゾンプラチナ
アメックス
初年度無料
2年目以降:22,000円
9,990万円0.5~1%JAL/ANA1,100円100枚法人
個人事業主
マネーフォワード
ビジネスカード
無料5,000万円1〜3%無料無制限法人
個人事業主
アメックスゴールド36,300円制限なし0.5〜1.5%JAL/ANA13,200円99枚法人
個人事業主
ダイナースクラブ24,200円一律制限なし0.4~1%JAL/ANA5,500円4枚法人
個人事業主
バクラク
ビジネスカード
無料制限なし
※最大5億円実績
1〜1.5%無料無制限法人
JCB法人カード 一般初年度無料
2年目以降:1,375円
10~500万円0.50%ANA初年度無料
2年目以降:1,375円
無制限法人

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズ 決算書&登記簿謄本不要/個人事業主もOK

三井住友カード ビジネスオーナーズの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費無料で使える法人カードでありながら、利用限度額が500万円まで利用できます。一般・ゴールドの2つがありますが、どちらも500万円と限度額が高いのが特徴です。

追加カード発行は18枚まで可能でETCカードも19枚まで発行ができます。ポイント還元率も最大1.5%と高く、法人だけでなく個人事業主も利用ができます。

また決算書や登記簿謄本が不要で発行できるため、設立1年目・初年度といった会社にもおすすめの法人カードです。freee会計・弥生会計など主要な会計ソフトとも連携しているため、使いやすいのが特徴です。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.5%
マイル還元率1ポイント=0.5マイル
利用限度額〜500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数19枚
ETCカード発行無料
付帯サービス海外/最高2,000万円
新規入会&条件達成で1万円相当Vポイント
会計ソフト連携

三井住友カード ビジネスオーナーズのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 年会費無料で追加カードは最大19枚まで発行可能
  • 限度額は500万円までと十分
  • 個人カードとの2枚持ちでポイント還元率が1.5%

三井住友カード ビジネスオーナーズは決算書・登記簿謄本が不要なので、設立1年未満・開業直後でも発行が可能で、中小企業経営者や個人事業主におすすめの法人カードです。

限度額も最大500万円のため与信枠としても十分で、追加カード発行は19枚まで可能です。そのため従業員へカードを持たせたい中小企業の経営者に向いています。また個人カードと併用して2枚持ちをすると、ポイント還元率が1.5%にアップします。

年会費も無料で最短3営業日で発行されるので、独立・起業直後にスピーディーにビジネスカードを持ちたい方におすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズのデメリット

  • 付帯サービスがやや少ない
  • 旅行傷害保険の補填金額が小さい
  • 通常のポイント還元率は高くない

三井住友カード ビジネスオーナーズは他の法人カードと比較すると、付帯サービスがやや少ないのがデメリットです。また旅行傷害保険はありますが、国内には対応しておらず補填金額も2,000万円と小さいです。

海外出張が多くもしもの時に備えたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

年会費無料でスピーディーに発行できる一方で、他のカードと比較すると、ポイント還元率はあまり高くありません。ポイントや付帯サービスを重視する場合は、別のビジネスカードが良いかもしれません。

マネーフォワードビジネスカード 個人事業主OK/決算書不要/最短5分発行/年会費無料

マネーフォワードビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

マネーフォワードビジネスカードは最短5分で発行でき、個人事業主も利用OK・年会費無料の法人カードです。会計ソフトと連携しており決算書不要でカード発行が可能です。

ポイント還元率は最大3%・限度額も最大5,000万円と高いため、限度額が高いカードを探している方にもおすすめです。領収書のアップロードはスマホアプリから可能・利用明細はリアルタイム反映のため、月次決算を早期化できます。

またカード発行枚数の上限はなく、無料で何枚でも発行で切ることに加えて、カードごとに利用制限を設定することもできます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率
利用限度額上限なし
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数上限なし
ETCカード発行
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

マネーフォワードビジネスカードのメリット・特徴

  • 個人事業主・フリーランスも発行可能
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 最短即日発行
  • ポイント還元率が高い
  • 限度額が高い
  • 追加カード発行は無制限

マネーフォワードビジネスカードは個人事業主・設立1年目の会社におすすめの法人カードで、決算書・登記簿謄本が不要で発行できます。バーチャルカードも対応しており、最短即日発行ができます。

またポイント還元率はビジネスカードの中では高く1〜3%のポイントが付与され、限度額の上限はないため中小〜大手企業でも利用できます。追加カード発行が無制限なので、立替え経費が多い・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

マネーフォワードビジネスカードのデメリット

  • 与信枠(限度額)が付与されるまで時間がかかる
  • ETCカード発行ができない
  • 付帯サービスが少ない

マネーフォワードビジネスカードは独自の与信審査を行うため、口座連携してから1ヶ月以上のキャッシュフローがないと与信枠が付与されません。それまでの間はチャージして利用することになるため、一定の預金がないと初期は利用しづらいです。

またETCカード発行はできず、一般的な法人カードとは異なり付帯サービスがないため、空港ラウンジサービス・マイルを利用したい方には不向きかもしれません。

ライフカード ビジネスライトプラス 決算書&登記簿謄本不要/個人事業主OK/3営業日発行

ライフカード ビジネスライトプラスの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ライフカード ビジネスライトプラスは年会費無料で個人事業主も利用ができ、限度額は500万円と高い法人カードです。決算書・登記簿謄本が不要で最短3日で発行できるため、個人事業主や設立初年度の法人におすすめです。

主要な3大会計ソフトであるfeee会計・マネーフォワード会計・弥生会計とも連携しており、これから事業を始める方におすすめです。

追加カードも年会費無料で発行できるため、複数人でカード利用を検討している方も利用できます。付帯サービスも充実しているため、ぜひ検討してみましょう。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.0%
マイル還元率
利用限度額500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数3枚
ETCカード発行3枚まで可能
付帯サービス弁護士無料相談サービス
旅行サービス Travel Gate
カーシェアリング
ベネフィット・ステーション

ライフカード ビジネスライトプラスのメリット・特徴

  • 年会費無料
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 限度額が500万円と十分
  • 付帯サービスが充実

ライフカード ビジネスライトプラスは決算書・登記簿謄本が不要なので、設立1年未満や設立直後でも発行できる法人カードです。

年会費が無料で維持コストが低いため、開業直後の個人事業主・フリーランスにもおすすめのビジネスカードと言えます。また弁護士相談やカーシェアリング・福利厚生サービスなど、付帯サービスが充実しているのも嬉しいポイントです。

ライフカード ビジネスライトプラスのデメリット

  • 追加カード・ETCカードは3枚まで
  • 通常のポイント還元率は高くない
  • ボーナスポイント制度の対象外

ライフカード ビジネスライトプラスは手軽に法人カード発行したい方にはおすすめですが、ポイント還元率は0.5%と平均的なのでそれほど高くはありません。

またライフカードが個人向けクレジットカードにて提供している、お誕生日・新規入会キャンペーン・ステージプログラムなどは対象外なので、ややポイントが貯めづらい点もデメリットです。

追加カード・ETCカード発行は3枚までのため、少人数で利用する方には向いていますが、従業員や役員に持たせる可能性がある方は検討が必要です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 限度額なし法人カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは手荷物のホテル当日宅配・空港ラウンジ同伴が1名可能など、付帯サービスが充実した限度額なしの法人カードです。

年会費はやや高めの設定ではありますが、ゴールドカードなのでステータスが高く、ANAは0.5%・JALは0.3%とマイル還元率が高いのが特徴です。

またETCカードは20枚まで無料発行ができるため、車移動が多い事業を運営している方におすすめです。

項目詳細
年会費36,300円
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率1.0%〜3.0%(ANA)
利用限度額上限なし
発行日数個人事業主:3週間程度
法人:5週間程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数99枚
ETCカード発行20枚(年会費無料)
付帯サービス旅行サービス
レストラン優待
国内外の保険充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのメリット・特徴

  • メタルカードでステータスが高い・かっこいい
  • 限度額が高い・上限なし
  • マイル還元率が高い
  • 追加カードの限度額設定が可能
  • 付帯サービスが充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは法人カードの中では珍しいメタルカードで、ステータス高くかっこいいデザインです。

また年会費は発生しますが限度額の制限がなく、マイル還元率が高いのもメリットです。加えて追加カード発行は99枚まで可能で、ETCカードも年会費無料で作成ができます。

そのため中小企業の経営者・個人事業主におすすめのビジネスカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリット

  • プライオリティ・パスは付帯なし
  • ANAマイル移行には上限がある
  • 公共料金・税金支払は還元率が下がる

付帯サービスは充実していますがプライオリティ・パスはないのがデメリットで、プラチナカード以上しか付帯しないため、必要であれば上位ランクのカード検討が必要となります。

マイル還元率は高いですが注意点としては、年間40,000マイルまでしか移行できないことです。移行上限がありますが年間で400万円以上利用することがない方は、大きな問題にはなりません。

また一部の支払い(電気・ガス・水道・法人税・固定資産税・自動車税などの地方税)は、ポイント還元率が半分になります。

バクラクビジネスカード 年会費無料/最大5億の限度額/還元率最大1.5%

バクラクビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

バクラクビジネスカードは年会費無料で最大1.5%キャッシュバック・上限なしの法人カードです。利用可能枠に明確な記載はありませんが、5億円以上の実績があります。

広告費や交通費などカード毎に決済制限が可能で、アプリで領収書を取るだけで簡単に経費精算ができます。またAIが仕分けデータ元に自動生成し、会計ソフトへの連携もしてくれます。

リアルカードは発行手数料がかかりますが、バーチャルカードの場合は無料のため、大手企業にもおすすめの法人カードです。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額なし
※最大5億の実績
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人
追加カード発行枚数制限なし
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

バクラクビジネスカードのメリット・特徴

  • 年会費無料
  • 限度額が高い
  • 最短即日発行
  • 追加カード発行上限なし
  • インボイス・電子帳簿保存法に対応

バクラクビジネスカードは限度額が最大5億円と高く、年会費も無料で最短即日発行できるのがメリットで、中小・中堅・大手企業におすすめの法人カードです。

追加カードの発行枚数上限もないため、立替え経費が多く発生している・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

またAI-OCRがインボイス登録番号を自動取得し、税区分の間違いを自動でアラート通知をしてくれるので、経理業務を効率化させることができます。証憑の回収から電子明細の管理までを一元管理できるのが、強みのビジネスカードです。

バクラクビジネスカードのデメリット

  • 付帯サービスが少ない
  • 連携できる会計ソフトが限られる
  • ETCカード発行ができない

中堅・大手企業の経理業務を効率化するのが強みなので、付帯サービスが少ないのはデメリットです。また連携している会計ソフトはマネーフォワード会計のみなので、利用している会計ソフトによってはうまく利用できない可能性があります。

ETCカード発行にも対応していないため、IT系・スタートアップ・ベンチャー企業にはおすすめですが、外回りが多い業界の中小企業経営者には不向きな法人カードと言えます。

ダイナースクラブ ビジネスカード 決算書&登記簿謄本不要/設立1年目OK/限度額上限なし

ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ダイナースクラブ ビジネスカードは年会費が27,500円かかりますが、限度額上限なしの法人カードです。Web申込みが可能で決算書・登記簿謄本といった書類が不要なので、設立1年目の会社でも発行できます。

また追加カードは2枚まで年会費が無料で、freee会計ソフトの有料プランが2ヶ月お得になります。また無料でETCカードを5枚発行できるため、車移動が多い会社にもおすすめです。

項目詳細
年会費27,500円
ポイント還元率0.4~1%
マイル還元率ANA:1,000PT=1,000マイル
JAL:2,500PT=1,000マイル
デルタ航空:2,000PT=1,000マイル
ユナイテッド航空:2,000PT=1,000マイル
大韓航空:2,000PT=1,000マイル
利用限度額上限なし
発行日数2〜3週間
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数4枚
ETCカード発行あり
付帯サービスfreee会計ソフトが2ヶ月お得
法律・税務相談・労務・人事管理
ビジネスラウンジ
M&Aや事業承継相談
不動産の購入・売却相談

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 限度額の制限なし
  • 付帯サービスが充実

ダイナースクラブ ビジネスカードは決算書・登記簿謄本が不要なので、中小企業や個人事業主にもおすすめの法人カードで、設立1年未満・開業直後でも発行ができます。

また限度額の制限はないので大きな金額を法人カードで支払いたい・限度額が高いビジネスカードを検討している方におすすめです。付帯サービスも充実しており、法務・税務・労務・M&A・不動産についても相談ができます。

ダイナースクラブ ビジネスカードのデメリット

  • 審査ハードルが高く・厳しい傾向
  • 年会費が発生する
  • 追加カード枚数が少ない

ダイナースクラブ ビジネスカードは年収が500万円以上と審査基準にあるため、審査ハードルがやや高くなっています。そのため収益性が低い状態で申し込むと、審査落ちになる可能性があります。

また設立1年未満・開業直後でも発行はできますが、年会費がかかるため維持コストを低くしたい方は、別の法人カードが良いかもしれません。

追加カード発行も4枚までとやや少ないので、従業員に法人カードを持たせたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

Bill Oneビジネスカード 年会費無料/限度額1億円/発行枚数無制限/インボイス&電帳法対応

Bill Oneビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

Bill Oneビジネスカードは名刺管理で有名なSanSanが提供する年会費無料で限度額が高い法人カードです。カード発行枚数が無制限で追加費用もかからないため、中小〜大手企業におすすめの法人カードです。

請求書受領サービスBill Oneとも連携しているため、請求書が適格請求書として利用できるかも判断してくれます。そのため登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率
マイル還元率
利用限度額最大1億円
発行日数公式に記載なし
申込み対象者法人
追加カード発行枚数上限なし(年会費無料)
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
請求書受領サービス連携
インボイス対応の自動チェック

Bill Oneビジネスカードのメリット・特徴

  • 追加カード枚数が無制限・年会費無料
  • バーチャルカード発行
  • 限度額が高い
  • インボイス制度・電子帳簿保存法に対応

Bill Oneビジネスカードのメリットは請求書受領サービスBill Oneのオプションとして提供されている点で、中堅・大手企業の月次決算や締め作業を早くできる点です。

発行されている請求書が適格請求書として問題ないかも自動で判断し、登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

基本的には中堅・大手企業向けなので限度額高く、追加カード発行の上限枚数もなく年会費も無料のため、部門毎の立替え経費が多い・締め作業を早くしたい会社におすすめの法人カードです。

Bill Oneビジネスカードのデメリット

  • ポイント・マイル還元がない
  • いわゆる付帯サービスがない
  • 中小企業には向いていない

Bill Oneビジネスカードは上述のとおり一般的な法人カードとは異なる訴求をしているため、ポイントやマイル還元・付帯サービスはありません。あくまでも月次決算・バックオフィス業務を効率化したい企業向けのビジネスカードです。

他の法人カードと比較すると付帯サービス・ポイント還元は弱いので、中小企業には大きなメリットはないかもしれません。

法人カード限度額はどれくらいが目安?必要な限度額は?

法人カードの限度額は10〜500万円前後が一般的

まず法人カードの限度額目安としては一般カードであれば、10〜500万円前後が多いです。業態によって利用金額は変動するかもしれませんが、平均的には上記の金額が一般的です。

個人がもつクレジットカードではもう少し低い金額多いため、法人カードの限度額はやや高めの設定といえます。

限度額は2〜3ヶ月分の支払い金額が目安

法人カードを選ぶ際は1ヶ月で利用する金額の2〜3倍が限度額の目安となります。限度額がリセットされるには毎月の締め日から、引き落としされるまでの日数が必要なため少し時間がかかります。

そのため1ヶ月で利用したい金額でそのまま申請して限度額設定すると、月末で支払いができないといった状態になります。2〜3ヶ月分の利用金額を把握して、限度額の設定をしておきましょう。

特にIT・Web業界の場合は広告費や外注費をクレジット決済していることもあるでしょう。近年ではWeb上のサービスはクレジット決済となっているため、こうした企業は限度額をしっかりと検討する必要があります。

追加発行カードの利用枠も含めて考える

また法人カードの場合は追加カード発行が可能で、従業員にカードをもたせることができます。追加カードの限度額は親カードと合算して計算されることもあるため、カードを追加発行する場合は事前に利用目的を整理する必要があります。

仮に300万円の限度額のカードを利用している場合は、追加カードで100万円利用すると残りは200万円しか決済できません。

ただしカード毎に利用金額の上限設定ができる法人カードも存在するため、経費管理を効率化したい場合はそうしたカードを利用するの良いでしょう。

法人カードの限度額を左右する3つのポイント

カードランク

法人カード・ビジネスカードの限度額が決まる1つ目のポイントはカードランクです。主に一般・ゴールド・プラチナの三段階があり、それぞれ下記のようになっていることが多いです。

一般ゴールドプラチナ
年会費無料〜1万円2,000〜3万円2万〜十数万円
限度額3〜500万円〜1,000万円一律の制限なし
付帯サービス会計ソフト/シェアオフィス割引
交通系サービス優待
空港ラウンジ利用
海外キャッシュサービス
コンシェルサービス
グルメ/レジャー優待

例外としてブラックカードも存在しますが、ほとんどの場合はありません。上記のようにプラチナカードの方が年会費は発生しますが、還元率や付帯サービスが多く限度額も高いことが一般的です。

発行元のカード会社

国際ブランド・カードランクが同一であったとしても、発行しているカード会社が違えば限度額も変わってきます。

カードブランドにはJCBやマスターカード・VISAの3つで約90%を占めています。国内向き・海外向きなど特徴がありますが、ブランドは限度額に影響しません。

ただしA社のVISAゴールドランク・B社のVISAゴールドランクでは限度額が異なることがあります。そのため発行会社が同一であれば、VISA・JCBなど国際ブランドが違っても基本的には限度額は同じです。

設立年数や信用情報による審査

カードごとに限度額が設けられていた場合でも、与信審査によって限度額は変わってきます。限度額が決定される仕組みは公開されておらず、各社が独自審査で決定しています。

ただし一般的には代表者と法人企業の信用情報・クレジットヒストリー・設立年数・キャッシュフロー状況によって、限度額が変化すると言われています。

そのため設立初年度や1年目と比較して、事業運営歴が長く実績が多い大手企業の方が、限度額が高いことが多いです。

法人カードの限度額を引き上げるための4つのポイント

支払い遅延をしないようにする

限度額を引き上げるためにまず必要なのは、支払い遅延を起こさないことです。限度額は信用情により与信枠の付与がされています。

法人カードの支払いが遅れてしまうと信用情報に傷がついてしまい、カード会社間で情報が共有され、限度額は下がってしまう可能性があります。

銀行の審査などと同様ですが、支払い能力が低いと判断されれば、限度額は下がってしまいます。そのため支払い遅延を起こさないようにしましょう。

1枚の法人カードを継続的に利用する

また限度額を増やすには法人カードを複数利用するのはおすすめできません。カード毎に与信枠が付与される仕組みになっているため、異なるカードを利用しては与信枠が分散してしいます。

増枠になる期間はカード会社によって異なりますが、3ヶ月〜1年の期間は必要なため、同じカードを利用するようにしましょう。

法人カードの利用頻度を上げる

法人カードの利用頻度を高くするのもポイントです。高額な決済のみをカード支払いしている方もいるかもしれませんが、利用金額が一定金額あることも大切です。

純粋に利用金額大きくなれば必要な限度額も大きくなるため、少額の決済でも頻度を高くして法人カードを利用するのが良いでしょう。

リボ払いを避ける

リボ払いは毎月の支払いを一定金額に設定できますが、リボ払いは金額によって手数料が上乗せされているため、借入をしているのと同じようなものです。

またリボ払いを利用していると、金融機関から資金繰りに困っているでは?と思われてしまいます。支払い遅延がなかっとしてもリボ払いを継続利用していると、限度額を増やすのは難しいと言えます。

法人カードの限度額に関するよくある質問

法人カードの限度額はカードブランドによって変わりますか?

法人カードの限度額は国際ブランドが影響することはありません。同一カードであればVISA・JCB・Mastercardどれを選んでも、限度額が低いといったことありません。

法人カードの限度額が決まる要素はなんですか?

法人カードの限度額が決まる要素は発行会社・カードランク・与信審査の3つです。カードランクが高い方が限度額も高くなる傾向にあり、法人の設立年数や代表者の信用情報によっても判断されます。

ただしカードランクが高い法人カードは発行審査のハードルが高い傾向にあるため、審査項目・要件も見ながら検討が必要です。

法人カードの限度額を引き上げは可能ですか?

法人カードの限度額を引き上げは可能ですが、一定の利用実績がないた引き上げは難しいです。またリボ払いや分割支払いが多いと引き上げづらくなるため、注意しながらカードを利用する必要があります。