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個人がETC専用カードを作る場合はクレジットカード会社に発行依頼を提出するため、クレジットカード申し込み・審査が発生します。個人事業主の方は一般的に社会的信用度が低いためクレジット審査に落ちることもあり、ETCカード発行ができないケースもあります。
しかし中には審査なしで個人でも発行できるETCカードは存在します。今回は個人の方におすすめの審査なしで発行できるETCカードについて紹介していきます。
審査なし・無料で個人が持てるETCカードは3つの種類がある
まず個人が発行できるETCカードには下記のように大きく3つの種類が存在します。
審査なしの個人事業主おすすめガソリンカードはこちらの記事で紹介しています。
(1)審査なしのETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードとは高速道路6社が共同で発行しているETCカードで、有料道路の通行料支払いに特化しており、発行に審査はないですが年会費1,257円が発生します。
またETCパーソナルカードはデポジット型になっており、最低2万円から入金が可能で2万円単位で入金が可能で、解約時には全額返金されるのが特徴です。デポジット額は申告制になっており有料道路の利用料を月平均で予想して、4ヶ月分を事前に振り込みます。
月に5,000円の有料道路利用を検討している場合は、5,000円×4ヶ月分=2万円を事前に入金してETCパーソナルカードとして利用します。
注意点としてはデポジット金額の80%までしか利用できない点で、特に最低金額である2万円に設定した場合は決済残高の70%を超えた段階で、デポジットの自動積み増し対象となります。そのため長距離利用する場合は余裕を持った金額設定が必要です。
因みにETCパーソナルカードの場合は事前に登録した金融機関の口座から、1ヶ月単位で料金が引き落としされます。ETCパーソナルカードはデポジット利用のため、高速道路会社は未払いを防止できるため、審査なしで利用ができるという仕組みです。
(2)審査なしの組合系ETCカード
法人ETCカードは高速情報協同組合やETC協同組合が発行している審査なしで個人事業主も作成できるカードです。特徴としては下記の6つです。
- 年会費がETCパーソナルカードより安い
- 車両1台あたり4枚まで発行可能
- 審査なし個人事業主・小規模事業者OK
- 深夜・休日料金が30%割引
- レンタカー・カーシェアOK
- 出資金1万円が発生する
法人ETCカードの場合は共同組合として参加するため、組合加入費用として1万円の初期費用が発生しますが、年会費は安く抑えることができるのが特徴です。
高速情報協同組合やETC協同組合が発行するカードの場合は審査が不要なことに加えて、深夜帯・休日の料金が大きく利用料金が安くなるります。この観点を踏まえると個人事業主の方がETCカードを発行する場合は、ETCパーソナルカードよりも総額は安く利用できます。
またレンタカーやカーシェアなどでも利用が可能かつ、車両1台あたり4枚まで発行ができるため、小規模な事業者が発行するにはおすすめと言えます。
(3)クレジットカードにETC機能を付帯させる
3つ目のETCカード発行の方法としてはクレジットカードにETCカード機能を付帯させる方法です。特徴としては下記の3つです。
- クレジットカードなので審査が発生する
- クレジットでETC以外も支払可能
- ポイント還元・付帯サービスの利用
- 年会費無料など導入コストが安くすむ
他のETCカードとの違いとしては年会費が無料・ポイント還元といった付帯サービスが付いているため、利用金額に応じてポイントが付与されるという点です。またクレジット機能が付いているため、高速道路の利用料金以外でも経費の支払いができます。
ただしクレジットカードのため審査が発生するので、個人事業主場合は審査落ちとなり、結果的にETCカードも発行できないというケースがある点には注意が必要です。そのため確実にETCカードを発行した場合は、高速情報協同組合やETC協同組合がおすすめです。
また個人事業主でも与信審査不要でおすすめクレジット付き法人カードは、マネーフォワードビジネスカードです。初期費用や年会費も実質無料で利用でき、1〜3%ほどのポイントが付与されます。3〜5営業日で届くため経費精算や事業費決済におすすめです。
会計ソフトや確定申告ツールと連携して利用しているため、仕分け操作が非常に簡単で口座とも即時連携のため、リアルタイムにお金の動きを確認できます。
またマネーフォワードシリーズは経費精算システム・電子契約・勤怠管理・請求書や見積書発行なども、無料で利用できるため開業届や会社設立を検討している方は、1つのサービスで完結できるためおすすめのツールです。
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審査なし・個人も発行可能なETCパーソナルカード4つのメリット
審査なしで個人も発行できるETCパーソナルカードのメリットは次の4つです。
- 審査なしで個人もETCカードを作成できる
- クレジットカード機能なしで発行可能
- 深夜割引・休日割引など各種割引がある
- 悪用されるリスクが低く被害額が限定的になる
(1)審査なしで個人もETCカードを作成できる
ETCパーソナルカード1つ目のメリットは、審査なしで個人でも作成ができる点です。紹介したようにETCパーソナルカードにはクレジット機能が付いていないため審査は不要です。
一般的なクレジットカードの場合は個人事業主は審査が通りづらく、審査落ちとなるケースも考えられます。しかしETCパーソナルカードはデポジット型のため、カード発行会社として代金の未回収リスクがないため、審査なしで発行ができます。
(2)クレジットカード機能なしで発行可能
ETCパーソナルカード2つ目のメリットは、クレジット機能が付帯してないという点です。クレジット機能が付いている場合は上述で触れたように審査が発生しますが、審査なしで発行ができます。
またクレジット機能がないため交通費専用カードとして利用ができるため、他の従業員がネットショッピングや店頭決済に利用するといったこともできません。
あくまでも高速道路の利用料だけの支払いを目的としたい場合は、ETCパーソナルカードの発行がおすすめです。
(3)深夜割引・休日割引など各種割引がある
ETCパーソナルカード3つ目のメリットは、各種割引を受けられるという点です。ETCカードなので当たり前の話ではありますが、高速道路の利用料に対する割引が存在します。
- 深夜割引
- 平日朝夕割引
- 休日割引
ETC時間帯割引は特定時間・地域で高速道路を利用すると割引が受けられるようになっています。ただし割引を受けるためにはETCマイレージサービスへの登録が必須のため、登録を忘れないようにしておきましょう。
高速情報協同組合やETC協同組合の場合は組合側がマイレージ登録を行なってくれるため、手間も少なくて済みます。
(4)悪用されるリスクが低く被害額が限定的になる
ETCパーソナルカード4つ目のメリットは、悪用されるリスクが被害金額も限定的であるという点です。紹介してきたようにETCパーソナルカードは高速道路利用料の支払いに特化しているため、別用途で決済をすることはできません。
そのため悪用されるリスクが低く、仮に不正利用があったとしてもデポジット型になっているため、被害金額は小さくて済みます。私的に高速道路を利用したとしても被害額は、デポジット金額内にとどめられるのはメリットです。
審査なし・個人も発行可能なETCパーソナルカード4つのデメリット
一方でETCパーソナルカードは下記4つのデメリットも存在します。
- 年会費(1,257円)が必ず発生する
- デポジット支払いが必要(最低3,000円)
- 書類を郵送で申し込む必要がある
- 発行までに1ヶ月程度の期間が必要
(1)年会費(1,257円)が必ず発生する
ETCパーソナルカード1つ目のデメリットは、年会費1,257円(税込)が必ず発生するという点です。クレジットカード会社が提供しているETCカードの場合は年会費が無料といったケースもありますが、ETCパーソナルカードは必須で年会費がかかります。
審査なしで個人事業主の方がETCカードを作成する場合に、少しでも費用を抑えたいという方は年会費が550円で作成が可能な高速情報協同組合やETC協同組合が良いでしょう。
(2)デポジット支払いが必要(最低2万円)
ETCパーソナルカード2つ目のデメリットは、事前支払い(デポジット)が必要であるという点です。これは上述でも触れた内容ですが、ETCパーソナルカードを利用する場合はデポジットによる事前チャージが必要です。
高速情報協同組合やETC協同組合などの場合は口座振替で指定した口座から自動引き落としとなるため、初期費用は発生しませんがETCパーソナルカードは最低2万円のデポジット費用が発生します。
初期費用を抑えて利用したい場合はクレジットカード付きのETCカードに申し込むか、高速情報協同組合やETC協同組合を利用するのが良いでしょう。
(3)書類を郵送で申し込む必要があり複数枚発行できない
ETCパーソナルカード3つ目のデメリットは、申し込みは紙の書類で郵送手続きを行う必要がある点です。クレジットカード付きのETCカードの場合はWeb上で審査申し込みができますが、ETCパーソナルカードは指定書類をダウンロードし郵送となります。
またETCパーソナルカードは名前のとおりですが個人向けのカードであるため、1人に対して複数枚の発行は出来ません。カードの使い分けができない点はデメリットといえます。
しかし高速情報協同組合やETC協同組合のETCカードの場合は、車両1台あたり4枚まで発行可能なので複数人で利用する場合にもおすすめです。
(4)発行までに1ヶ月程度の期間が必要
ETCパーソナルカード4つ目のデメリットは、発行までに1ヶ月程度の時間がかかる点です。一般的なクレジットカードの場合であれば最短1〜5営業日程度で手元に届きますが、ETCパーソナルカードは1ヶ月ほどの期間を要します。
時間短縮をしたいという場合は審査が発生しますが、クレジットカード付きのETCカードの申し込みを行うのが良いかもしれません。
審査なしのETCパーソナルカード・クレジット付帯カードの違いは費用と発行スピード
次は審査なしで利用できるETCパーソナルカードと、クレジットカード付きETCカードの違いについて比較していきます。
ETCパーソナルカードは年会費1,257円・約1ヶ月で発行
大きな違いの1つ目はETCパーソナルカードの場合は年会費が必ず発生するという点です。クレジットカード付きのETCカードの場合は、会社によっては年会費が無料の場合もあります。
またETCカードの発行までにかかる時間もクレジットカード付きETCカードの場合は1週間程度で発行できますが、紹介したようにETCパーソナルカードの場合は1ヶ月程度の期間がかかります。そのため早くETCカードを利用したい方にはおすすめできません。
ETCパーソナルカード発行の4つのステップ
ETCパーソナルカード発行は下記の4つのステップで作成します。
- ETCパーソナルカードの利用申込書の記入
- 申込書を事務局へ郵送
- デポジット料金の振込
- 郵送でカードが届く
利用申込書はサービスエリアで配布されているものを利用する・事務局へ連絡して郵送してもらう・自身でネット上からダウンロードして印刷する3つの方法があります。
必要書類を記入して本人確認書(運転免許証)のコピーを同封して事務局に郵送を行うと、デポジット払込用紙が送付されるため、振込を行うことでカード自宅に発送されます。
クレジット付帯ETCカードは年会費0円〜・最短即時で発行可能
クレジット付帯ETCカードの場合はカード会社にもよりますが、年会費は無料で作成できる場合もあります。ETCパーソナルカードは年会費1,257円と高額ではないですが、少しでもコストを抑えたい場合はクレジットカード付帯ETCカードがおすすえめです。
またクレジットカードの場合は審査が通れば1〜2週間程度で手元に届くので、早くETCカードを利用したいという方にはおすすめです。
個人事業主なら年会費の安い法人ETCカードがおすすめ
紹介してきたようにETCパーソナルカードは年会費1,257円・デポジット初期費用が発生する・発行に時間がかかる・複数枚発行ができないというデメリットがあります。
またクレジットカード付帯のETCカードは年会費が無料で1〜2週間程度で利用できる一方で、審査落ちのリスクがありそもそもETCカードを利用できない可能性があります。
上記のような点を総合的に考慮すると個人事業主や新設会社の方が、ETCカードを発行するのにおすすめなのは高速情報協同組合やETC協同組合など組合系のETCカードといえます。審査も不要で年会費もETCパーソナルカードよりも安く利用できます。
審査落ちが不安な方向けに審査通過する3つのポイントを解説
中にはクレジットカード付きETCカードの作成を検討している方もいるでしょう。次は審査通過のポイントについて解説していきます。
(1)クレジットカード審査に通らない人の4つの特徴
まずクレジットカード審査に通らない人・通る人の特徴についてまとめると下記のようになります。
- 安定収入がある(正社員):年収によってはハイステータスカードの審査も通過する
- 安定年収がない(アルバイト・主婦):審査難易度が低いカード会社は通過する場合がある
- 学生:年会費無料カードであれば収入がなくても審査通過するケースが多い
- ブラックリストの人:クレジットカード審査は通らない
フリーターや専業主婦の方など安定収入がない方でも、クレジットカードの種類によっては審査通過する可能性はあります。また親・配偶者に一定収入がある場合は、申込者が無職の場合でも支払い能力があると判断されることもあります。
ただし返済遅れや滞納といった信用情報に傷がついており、ブラックリストに入ってしまっている場合は、クレジットカードの審査は通過しません。
ただし信用情報機関に登録されている情報は約5年を経過すると削除されっるようになっているため、一度審査落ちになった方でも一定期間が経てば、審査通過ができる可能性もあります。
(2)審査難易度が低い流通系や信販系クレジットカードを選ぶ
基本的にクレジット会社の審査基準は非公開となっていることが多いですが、ターゲット層や申し込み基準などからある程度は審査難易度を予想することはできます。
クレジットカードは下記のように大きく3つの種類があり、さまざまな業種の企業が発行を行なっています。
種類 | 流通系 | 信販系 | 銀行系 |
---|---|---|---|
発行元 | デパートやショッピングセンターなど 流通系企業 | 割賦販売・リースなどを手掛けてきた 信販会社 | 銀行または 銀行のグループ会社 |
特徴 | 買い物が優遇されるなど 日常生活で使いやすい特典が多い | 飲食店の優待・保険が手厚く フォローサービスの質が高い | 信頼性やステータスが比較的高い |
カード名 | セゾンカード イオンカード | ライフカード オリコカード | 三井住友カード 三菱UFJカード |
上記の中では流通系や信販系のクレジットカードは、ターゲット層を幅広く設けているため、審査は比較的通過しやすいカードであるといえます。
(3)申し込み条件に”安定収入”の記載がないカードを選ぶ
またクレジットカードの場合は種類によって申し込み条件が異なり、安定収入がなく審査通過するか不安な方は申し込み条件を確認しましょう。
一般的にゴールドランク以上のランクが高いカード発行以外の場合には、安定収入といった条件の記載がないです。一般カードの場合は正社員として働く方以外に向けて、幅広く間口を設けているため審査難易度が比較的低いクレジットカードとえいます。
審査なし・通りやすい個人おすすめETC・クレジットカード6選
最後は個人もおすすめの審査なし・通りやすいETCカードやクレジットカードについて紹介していきます。
高速情報協同組合 – 個人事業主/新会社OK/深夜&休日30%OFF/審査なし
- 新会社/個人事業主おすすめ法人専用ETCカード
- クレジット機能がないから不正利用防止
- 深夜・休日割引30%割引
高速情報協同組合の法人向けETCカードはクレジット機能がついていないため、審査が不要で新会社や個人事業主の方でも作成ができます。必要カード枚数が持てるため複数発行して、カードの使い分けも可能です。
また一般的なクレジットカード付きのガソリンカードの場合は新設会社・個人事業主では審査落ちの可能性がありますが、高速情報共同組合では設立間もない会社でも作成ができます。
深夜・休日は30%割引となりクレジット機能がついていないため、経費の不正利用も防止ができます。
出資金 | 発行手数料 | 年会費 | 対応ガソリンスタンド | 必要書類 |
1万円/社 | 550円/枚 | 550円/枚 | ENEOS 出光昭和シェル ※いずれか一方を選択 | 確定申告書(写し) 代表者運転免許証等の身分証明書(写し) カード登録用の車検証(写し) |
ETC協同組合 – クレジット審査なし/個人事業主/新会社OK/深夜&休日30%OFF
- 新会社/個人事業主おすすめ法人専用ETCカード
- クレジット機能がないから不正利用防止
- 深夜・休日割引30%割引
ETC協同組合の法人向けETCカードはクレジット機能がついていないため、審査が不要で新会社や個人事業主の方でも作成ができます。こちらも設立間もない新設会社や個人事業主の方でも簡単に作成ができます。
またETC共同組合の場合はレンタカー利用・従業員の車利用の場合でも発行することができます。深夜・休日は30%割引となりクレジット機能がついていないため、経費の不正利用も防止ができます。
出資金 | 発行手数料 | 年会費 | 対応ガソリンスタンド | 必要書類 |
1万円/社 | 880円/枚 | 880円/枚 | apollostation 出光/昭和シェル | 確定申告書(写し) 代表者運転免許証等の身分証明書(写し) カード登録用の車検証(写し) |
セゾンカード
SAISON CARD Digital<CONNECT>(セゾンカードデジタルコネクト)は最短5分で作成が可能で、ショッピングやキャッシングにも利用ができる国内初のナンバーレスカードです。タッチ決済にも対応しており年会費も無料で利用できます。
新NISAが始まったことでも証券口座の解説を行う方もいるでしょう。大和証券とも連携しているため証券用取引口座としても利用ができます。
ライフカードビジネスライト – 本人確認書類でOK
- クレジット審査不要で最短4営業日発行
- フリーランス・個人事業主もOK
ライフカードビジネスライトはクレジット機能がついていない法人向けETCカードのため、審査が不要で最低限のカードを持つことができます。
年会費 | ETCカード年会費 | ポイント還元率 | 発行目安 |
0円 ※無料 | 0円 ※無料 | なし | 最短4営業日 |
リクルートカード
リクルートカードは新規入会で最大6,000円分相当のポイントがもらえるリクルートが発行しているクレジットカードです。年会費も永年無料で還元率は1.2%と比較的高いのが特徴です。
タッチ決済にも対応しておりリクルートサービスであるじゃらんやホットペッパーなどにもポイント利用できるのがメリットです。
楽天カード
楽天カードは新規入会&利用で5,000ポイントが付与される楽天が発行しているクレジットカードです。ポイント還元率も高く、楽天市場で利用すると還元率が3%・楽天加盟店でもポイントが貯まります。
楽天市場や楽天トラベルを頻繁に利用する方にはおすすめの個人向けクレジットカードです。