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マインドマップ作成ツール・アプリとは|機能・種類・選び方・活用シーン
マインドマップ作成ツール・アプリの主な機能
- 複数人で同時編集:リアルタイムに共同編集・作業
- プレゼンテーション:視覚的に伝えるプレゼン機能
- タスク管理:ガントチャート作成時などに担当者毎のタスク割り振り
- 外部システム連携:既存システムや外部Webサービス上で編集・リンク貼付け
- 多彩なファイル形式出力:Word・Excel・PowerPointなどへの出力
無料公開しているマインドマップツールの場合はクラウド型サービスのため、オンライン上でリアルタイムに共同編集ができプレゼンテーション機能も備わっているため作成したマップを視覚的に伝えることができます。
エクセルやスプレッドシートでプレゼンは難しいですが、思考整理やブレインストーミングした内容をプレゼンテーションできるのは嬉しい機能といえます。
またツールやアプリによってはガントチャート形式で作成したマインドマップに対して、担当者毎にタスクを作成し割り振るタスク管理機能がついている場合もあります。
ツール上の編集・加工だけでなく通常で利用しているPPTやExcelといったファイル形式に出力もでき、外部システムと連携すればシステム上で閲覧・編集といったことも可能です。
プレゼンテーション資料作成ツールの詳細はこちらの記事で解説しています。
マインドマップ作成ツール・アプリの活用方法・利用シーン
- 思考整理:着想を文章ではなく俯瞰的に図解・整理ができる
- アイディア:新規事業や創作物など企画書の原案作成
- ブレインストーミング:複数人でディスカッション・解決策の模索
- 教育/コーチング:記憶能力が高まる・見える化による相互理解
- タスク管理:業務を分解・棚卸しすることで業務効率化
マインドマップ作成ツール・アプリは個人の勉強やアイディア出しの場面から企画書作成などビジネスシーンまで幅広く活用することができます。
文章ではなくロジックツリー・マップを作成することで俯瞰的に情報の整理ができ、作成したマインドマップは学生やクライアントに共有することで課題や目標達成までのプロセスを相互に理解するこにつながります。
また学習や研究の場面でもマインドマップ活用の重要性は高く、マインドマップにより記憶保持能力が高まることは複数の研究でも記されています。
加えて上記のように1〜2名での利用シーンだけでなく不特定多数・多人数が参加する場面でも、ディスカッション形式でマインドマップテンプレートを活用することで問題解決の模索にも活用されています。
マインドマップ作成ツール・アプリの選び方 – 種類/サービス連携/テンプレート数
- ツールの種類:クラウド型・ソフトインストール型・スマホアプリ型
- 出力ファイル形式:PDF・Word・Excel・PowerPoint
- タスク管理:プロジェクト形式時のタスク振り分け
- 共同編集:リアルタイムに複数人で同時編集
- 連携サービス:利用サービス連携でツール上で編集・閲覧が可能か
- テンプレート数:目的や用途にあったテンプレートがあるか
マインドマップ作成ツールにはクラウド型・インストール型・アプリ型の大きく3つの種類がありますが、利用環境やどんな端末で利用できるかを確認しましょう。
近年普及しているクラウド型の場合はオンライン上でリアルタイムに複数人で同時編集が可能ですが、フリーソフトなどインストール型の場合は最初にライセンス購入を行うため利用人数の制限がある場合が多いです。
スマホアプリの場合は課金によりマインドマップ枚数の制限・機能制限が開放される仕組みになっていることが多いです。
利用したいファイル形式も企業や目的によって異なるため、出力できるファイル形式も確認しておきましょう。プレゼン資料用に利用する場合はPowerPointの出力がある方が良いです。
またタスク管理機能・連携サービスなど機能面も確認が必要です。マインドマップ作成後にプロジェクト形式で進行を行う場合はタスク振分けが必要となります。
加えて現在利用しているグループウェアやクラウドストレージなどツール上で編集や閲覧ができるかも確認ポイントです。
利用できるテンプレート数についても事前に無料トライアルや検索画面でチェックしておきましょう。さまざまなマインドマップ作成ツールが存在しますが、放射状マ・ツリー型などいくつかの種類が存在します。
そのため事前に用途や目的にあったマインドマップテンプレートが用意されているかを確認してから、ツール検討を行いましょう。
マインドマップテンプレートに関する詳細はこちらの記事で解説しています。
マインドマップ作成ツール・アプリ5つのメリット
マインドマップ作成ツール・アプリのメリットはどのような点にあるのでしょうか。次は多くの企業で利用されている理由や背景についてみていきます。
自由な思考・発想を出すことでアイディアの整理
マインドマップ作成ツールの1つ目のメリットは着想をテキストなどの文章ベースではなく、自由にアイディアやひらめきを発散しロジカルに整理ができる点です。
基本的にキーワード単位で記入を行なっていくため、文章化するよりもスピーディーにアイディアを書き出していくことができます。
またマインドマップは発散のイメージが強いですが、論理性を除外した思考整理の方法ではありません。上述で触れたようにマインドマップにも放射状・ツリー型・カード型などいくつかのテンプレート種別があり、発散したアイディアを整理していくことで綺麗なアプトプットとして作成ができます。
共同編集で社内・チームメンバーと情報共有で業務効率化
新型コロナウイルスの感染防止対策としてテレワークも推進され、在宅勤務の方も多いかもしれませんがクラウド型のマインドマップ作成ツールであればリアルタイムに同時編集が可能なため情報共有の効率化にもつながります。
マインドマップのようなホワイトボードを活用するシーンでは、会議室に集まって時間をとる必要がありましたがWeb会議を行いながらブレインストーミング・アイディア出しの時間をとることも可能です。
そのため在宅勤務であっても業務が滞ることなく課題解決やプロジェクト推進を進めることができます。
豊富なテンプレートを活用して初心者でも分かりやすい図解を簡単作成
紹介してきたようにマインドマップ作成ツール・アプリにはいくつかの種類があり、豊富なテンプレートを活用することでチームでブレインストーミングや課題解決のオリエンテーションを実施したことがなくても簡単に作成ができます。
ホワイトボードで付箋を貼っていくやり方ではアウトプット時に見づらく、グルーピングや色分けといった整理に時間がかかりますがツール上では自由に編集・加工が可能なため見栄えの良いマップを作れます。
アウトプットにより記憶能力が高まる
マインドマップはチームだけでなく個人で利用する時にもメリットがあり、業務タスク分解や覚えておきたい内容の整理などに活用ができます。
また習や研究の場面でもマインドマップ活用の重要性は高く、マインドマップにより記憶保持能力が高まることは複数の研究でも記されています。
思考力を向上させ問題解決力が向上
基本的に業務や物事は実践やアウトプットをすることで、質は高まっていくためマインドマップ作成を行うことで物事を分解・整理しを俯瞰的に捉えることできるようになっていきます。
地頭が良いという言葉がありますが、マインドマップでのアウトプット作成を行う機会が増えれば論理的な思考力を兼ね備え、整理した情報を伝えるコミュニケーション能力を養うことにもつながるでしょう。
そのためマインドマップ作成はチームビルディングの1つの手法として、問題解決や目標達成のプロセス設計の構築にも役立つためチーム力の強化にもおすすめです。
無料おすすめマインドマップ作成ツール・アプリ初期/月額料金比較13選
アプリ/ツール名 | 月額費用 | 無料プラン | 対応OS | 日本語対応 | 機能・特徴 |
MiriCanvas | フリー:0円 無料 プロ:1,500円 ※年間払い:12,000円 期間限定1ヵ月無料 | あり 永久無料 | Windows/MacOS iOS/Android | あり | 30万以上の無料テンプレート 4,500万以上の無料素材/写真 共同編集・チーム作業 |
Canva | フリー:0円 ※無料 プロ:1,000円 企業:3,000円 | 30日無料 | Windows/MacOS iOS/Android | ◯ | 42万以上の無料テンプレート 8,000種以上の写真/素材 1クリックで背景画像削除 チーム共有・共同作業 |
Visme | フリー:0円 ※無料 プロ:約880円 ※7.99$ ※月払いは約1,100円 9.99$ | あり | Windows/MacOS スマホブラウザ | △ | 豊富なテンプレで1億人利用 チラシ/バナー/パンフレット Instagram/Facebookなどの ストーリー・動画作成 顧客満足度98% |
VistaCreate ※旧Crello | フリー:0円 ※無料 プロ:860円 | あり 7日間無料 | Windows /MacOS iOS/Android ※スマホ作成時は PCからアクセス不可 | ◯ | ビデオクリップ・アニメーション チーム共有・共同作業 100万以上の画像・動画 |
Stencil | フリー:0円 ※無料 プロ:約990円 ※9$ 無制限:約1,320円 ※12$ | あり 7日間/返金保証 | Windows /MacOS iOS/Android | △ | 超高解像度500万枚の写真 300万以上のプレミア素材 24種の画像編集・写真加工機能 |
Adobe Express | フリー:0円 ※無料 個人:約1100円 ※9.99$ チーム:約2,200円 ※19.99$ | あり 個人は30日無料 | Windows/MacOS iOS/Android | ◯ | 数千以上の画像・アイコン 自社ブランドテーマ作成 チーム共有・共同作業 |
MiriCanvas 初期/月額0円/30万以上のテンプレート/4,500万素材から簡単デザイン作成
MiriCanvas(ミリキャンバス)は全世界1,000万人以上利用している初期・月額0円で利用できる、無料のデザイン作成ツールです。テンプレートが豊富なためデザイン初心者の個人事業主やフリーランスにもおすすめで、Googleアカウントがあれば直ぐに利用できます。
また現在は月額1,500円程度のプロプランも1ヶ月無料で使い放題のため、プレミアム素材や写真が使い放題になっています。
30万以上のテンプレートの中から、ステッカー・チラシ・Youtubeサムネイル・動画作成・Twitter・Instagramのストーリー画像作成など、さまざま種類のデザインで1分作成できます。4,500万以上の写真や素材を活用してオリジナルのデザインを簡単作成できます。
また作成したデザインは複数人で共有して同時に編集作業を行うこともできるため、チームで作業を行うクライアントと共有する必要がある場合にもおすすめです。
またブランドキットの設定を行うことも可能で、デザインのカラーも統一することができます。チームで共同編集する場合は、デザイン対するコメントやフィードバックを残すことも可能です。
初期費用 | 月額費用 | 年間払い | 素材・テンプレート |
0円 ※無料 | フリー:0円 フリー:0円 無料 プロ:1,500円 ※年間払い:12,000円 期間限定1ヵ月無料 | 年間払い:12,000円 期間限定1ヵ月無料 | テンプレート数:30万以上 素材:4,500万以上 |
Cacoo 法人/個人おすすめ無料で100種以上のテンプレ/オンラインホワイトボードツール
- 初期・月額無料から豊富な種類のテンプレートを利用可能
- Slack・Teams・Dropboxなど外部システム上で編集
- リアルタイム共同編集/コメント/ビデオ通話/チャットなど豊富な機能
- グラフ作成・マインドマップ・フローチャート・ワイヤーフレームも簡単作成
Cacoo(カクー)は国内シェアNo.1のプロジェクト管理ツール「Back Log(バックログ)」を提供しているヌーラボ社が提供しているオンラインホワイトボード・マインドマップ・フローチャート作成ツールです。
無料から利用することができ100種類以上のテンプレートが用意されており、誰でも簡単にマインドマップを書くことができます。
テンプレートのテーマも豊富なジャンルがありフローチャート・ワイヤーフレーム・ネットワーク構成図・ガントチャート・グラフ作成などマインドマップだけでなく様々な用途に合わせてオンラインホワイトボードツールとして利用ができます。
外部サービスとの連携も豊富でGoogleドライブ・ドキュメント・OneDrive・Teams・Slack・Dropbox・Boxなど利用者の多いコラボレーションツールやグループウェアでアプリケーション上で編集・閲覧ができます。
Visme 高機能で豊富なテンプレートで初心者からプロデザイナーにもおすすめ
- 個人〜大企業まで多くの企業で利用:IBM・チューリッヒ・ユニリーバ
- 豊富なテンプレートで初心者からプロデュースも簡単デザイン作成
- ドラッグ&ドロップの直感的な操作でチラシ/バナー・動画作も簡単作成
- 日本語は非対応のためGoogle翻訳ツールの設定をONがおすすめ
Vismeはプロデザイナーから初心者でも簡単にデザイン・グラフィック作成ができる無料ツールです。対応OSもWindows・Macに対応しておりネット環境があればどこでも利用可能で、ソフトを無料ダウンロードすればオフライン環境でもデザインができます。
海外製品ですが日本でも有名なIBM・ユニリーバなど様々な大手企業から個人の方にも利用されており、世界1億人以上が利用しておりIT製品のレビューサイトの評判も非常に高く評価されています。
評価が高い理由としては豊富なテンプレートやアイコン素材からプレゼンテーションや動きのあるインフォグラフィック作成ができ、PDFやMP4・GIF・PowerPoint形式にも簡単にエクスポートができるためVismeで作成したデータは汎用的に利用ができる点です。
日本語には対応していませんが直感的な操作が可能で、Googleの翻訳拡張アプリを無料インストールするだけで初心者の方でもオリジナルのグラフィックデザイン作成が可能です。
プラン名 | 初期・月額費用 | 機能詳細 |
フリー | 0円(無料) | デザイン作成:5枚 / ストレージ:100MB テンプレート制限:あり /ダウンロード形式:JGP Vismeロゴ表示:あり |
スタンダード | 約1,650円 ※15$ | デザイン作成:15枚 / ストレージ:250MB プレミアテンプレート制限:なし / Vismeロゴ表示:なし ダウンロード形式:JGP/PDF / サポート:24時間チャット/メール対応 |
ビジネス | 約3,190円 ※29$ | デザイン作成:無制限 / ストレージ:10GB プレミアテンプレート制限:なし / Vismeロゴ表示:なし ダウンロード形式:JGP/PDF/PPT/HTML5/動画 サポート:24時間チャット/メール対応 / リードの収集・保存 動画・音声のアップロード/ フォルダ管理 / ブランドキット |
Lucidchart(ルシッドチャート)
Lucidchart(ルシッドチャート)はクラウド型のプレゼンテーション資料作成ソフトで、図の作成だけでなくデータの可視化・マインドマップのようなホワイトボードとしても活用ができます。
詳細はこちら:https://www.lucidchart.com/pages/ja/product
Mindmeister(マインドスター)
Mindmeister(マインドスター)は世界2,700万人以上が利用しているマインドマップツールで、クラウド型のWebアプリのためOSやブラウザを選ばずに使うことができます。
プレゼンテーション機能も備わっているため、社内での情報共有の場面でもおすすめです。
詳細はこちら:https://mindmeister.jp/
miro(ミロ)
miroはオンラインホワイトボードツールでさまざまなテンプレートが用意されており、マインドマップの作成も可能です。マインドマップの種類も豊富でガントチャート形式やツリーマップ形式など用途に合わせて使い分けができます。
詳細はこちら:https://miro.com/ja/
VistaCreate 100万以上の素材・テンプレ・画像加工・動画編集も可能
- 100万以上の素材・テンプレートを無料で使い放題
- 豊富な画像加工機能:背景画像削除・切り抜き・ぼかし・透過度調整
- Instagram投稿・Facebook画像・YouTubeサムネイル画像も簡単作成
VistaCreateは100万以上の素材・テンプレートからさまざまなデザインが作れる、画像編集・写真加工・動画作成ができる無料グラフィックデザインツールです。
クラウド型のデザイン作成アプリでインストールの必要はなく、PCだけでなくiPhone・Android端末などスマートフォンからでも簡単に編集・作成ができます。
豊富なテンプレートが用意されていているため、初心者の方でも簡単にクオリティの高い画像・動画作成ができFacebook・InstagramなどのSNSストーリー・バナーやSNS広告・アイキャッチ画像の作成も可能です。
フリープランは無料で利用ですが5枚/月までのダウンロード制限・チーム招待・背景削除機能が使えないため機能を全て使えるProプランがおすすめです。
プラン名 | 初期・月額費用 | 機能詳細 |
フリー | 初期・月額:0円(無料) | 月間ダウンロード数:5枚 / 背景削除機能:なし チーム招待機能:なし / テンプレート制限:なし |
プロ | 初期:0円(無料) 月額:約880円 ※7.99$ ※月払いは約1,100円 9.99$ | 月間ダウンロード数:無制限 / 背景削除機能:あり チーム招待機能:あり / 100万以上のプレミアテンプレート利用:あり フルHD動画・アニメーション:あり |
Adobe Express 数千以上の無料テンプレ・Adobe Stockの写真も利用可能・スマホ作成
Adobe Express(旧Adobe Spark)は無料で数千以上のテンプレートが利用でき、Adobe Stockの写真も利用が可能な無料から利用が可能なデザイン作成アプリです。
テンプレートはチラシやロゴ・バナー・カスタムサイズも作成が可能で、SNS広告やInstagramのストーリー動画作成もできるため初心者の方でも用途に合わせてさまざまな使い方ができます。
詳細はこちら:https://www.adobe.com/jp/express/
XMind(エックスマインド)
XMind(エックスマインド)はきれいなテンプレートを揃えており、豊富な機能・日本語にも対応しているオープンソースのマインドマップフリーソフトです。
ブレインストーミングやディスカッションなどアイディアを論理的に収集することができ、モバイルアプリにも対応しています。
詳細はこちら:https://jp.xmind.net/
EdrawMind(エドラマインド)
EdrawMind(エドラマインド)は動画編集ソフトFilmoreを提供しているWondershare社が開発したマインドマップ作成ツールで、Windows・MacだけでなくLinux・Android・iOSなどのスマホアプリにも対応しています。
詳細はこちら:https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/
GitMind(ギットマインド)
GitMind(ギットマインド)はPCやスマホデバイスにも対応したブレインストーミング・マインドマップ作成ツールで、豊富なテンプレートがありOCR認識による文字抽出や共同編集機能も備わっています。
詳細はこちら:https://gitmind.com/jp/
Mindomo
Mindomoはマインドマップやコンセプトマップ・アウトライン・ガントチャートなどさまざまなテンプレートが用意されているマインドマップ作成ツールで、目標達成や計画表を共同で編集しながら作成ができます。
Web版だけでなくiOSやAndroidにも対応しているため、スマホからでも閲覧・編集が可能です。
詳細はこちら:https://www.mindomo.com/ja/
coggle
coggleはwebブラウザで使えるマインドマップ作成専用ツールで、メニュー表示も日本語設定に変更することで日本語表記に対応しています。
操作性も優れておりドラッグ&ドロップで簡単にダイアグラムも追加ができ、ブランチのループや結合も可能で自由なマップ表現が可能です。
詳細はこちら:https://coggle.it/
マインドマップの作り方・書き方の5つのポイント
メインテーマの定義 – テーマは中心に配置し白紙を利用する
まずマインドマップを描いていく場合は白紙のものを利用した方が見やすいため、エクセルなどを活用している場合は線は非表示にしてから作成を進めましょう。
マインドマップ作成時に重要なのがメインテーマを決定し、中央に置いて進めていくことです。マインドマップは中心から外に向けて描いていくためメインテーマとなる概念が中央にきます。
メインテーマとしては次のようなものが挙げられます。
- ブレインストーミングのテーマ
- コンセプトなど抽象度の高い情報
- 解決したい問題点
マインドマップで取り扱うテーマにしばりはありませんが、具体的すぎるものを中心に置いてしまうと次のステップに進みづらくなるため注意しましょう。
図形 – メインテーマの周辺にボックス・アイディアの配置
2つ目のステップはメインテーマにブランチを追加していくことで、これらは基本的なサブテーマを表す情報になります。
この段階ではあくまでも情報を書き出すタイミングのため、単語やキーワードベースで問題ありません。
ただしメインとなるサブコンテンツの粒度は揃えておく必要があります。ブランチ(サブテーマ)がそれぞれ具体度が高すぎたり、低すぎたりすると後々の整理で困ることになるため注意しておきましょう。
線 – メイン・サブブランチを階層毎のまとまりを作る
メインテーマ・各サブブランチのテーマが出揃ったら情報を出し切れるだけ出し切っていきます。上記の図では3階層までしか作成していませんが、具体的な情報ほど遠くに配置していきましょう。
配色 – 階層分けした図形をグルーピングし色付け
情報が出揃ったらサブテーマ(2階層目)以降の情報の配置が正しいかを確認しながら、それぞれの情報毎に色分けをおこなっていきます。
情報を補完するために写真や画像などを添えると、さらにわかりやすいものになるでしょう。
構造整理 – 情報を俯瞰し曲線やナンバー・記号を割り振る
情報が出揃い色分けが出来上がったら、最後にマインドマップの構造整理を行いましょう。マインドマップは連想されたものを表現する手法ですが、論理性を排除したものではありません。
最初からロジックツリーのように構造やロジカルさを追求しすぎると、自然な発想ができなくなってしまいますが徐々に階層や情報の解像度を整理していきましょう。
マインドマップがある程度出来上がったら、最後に俯瞰して全体の関係性や重要ポイントを見つけていきましょう。再度見直すことで構造的に正しいかどうかを見ながら、関連性のある要素を矢印でつないだり番号を振っていきます。
矢印や番号を振ることで情報毎の関連性を見つけ出し、思考整理がされたマインドマップを作成することができます。