最強法人カードおすすめ15選!年会費無料の還元率が高いビジネスカードはこれ

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最終更新日 2024年12月26日

法人カードは数百種類あるため個人事業主・中小企業・大手企業によって選び方が異なります。また利用目的によっても選ぶビジネスカードは変わるため、どれが良いのか分からない方もいるでしょう。

今回はポイント還元率・限度額・年会費・ETCカード・追加カードなどの観点から、おすすめビジネスカードを厳選して紹介していきます。

目次

最強法人カード・ビジネスカードおすすめ5選!年会費・還元率・限度額を比較

カード名年会費限度額ポイント還元率マイル追加カード年会費追加カード上限枚数申込み対象
UPSIDERカード無料制限なし
※最大10億円実績
1%無料無制限法人
三井住友カード
ビジネスオーナーズ
無料500万円0.5〜1.5%ANA
※ゴールドのみ
無料19枚法人
個人事業主
セゾンコバルト
アメックス
初年度無料
2年目以降:11,000円
30~500万円0.75~1%JAL/ANA3,300円9枚法人
個人事業主
セゾンプラチナ
アメックス
初年度無料
2年目以降:22,000円
9,990万円0.5~1%JAL/ANA1,100円100枚法人
個人事業主
マネーフォワード
ビジネスカード
無料5,000万円1〜3%無料無制限法人
個人事業主
アメックスゴールド36,300円制限なし0.5〜1.5%JAL/ANA13,200円99枚法人
個人事業主
ダイナースクラブ24,200円一律制限なし0.4~1%JAL/ANA5,500円4枚法人
個人事業主
バクラク
ビジネスカード
無料制限なし
※最大5億円実績
1〜1.5%無料無制限法人
JCB法人カード 一般初年度無料
2年目以降:1,375円
10~500万円0.50%ANA初年度無料
2年目以降:1,375円
無制限法人

三井住友カード ビジネスオーナーズ 決算書&登記簿謄本不要/個人事業主もOK

三井住友カード ビジネスオーナーズの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費無料で使える法人カードでありながら、利用限度額が500万円まで利用できます。一般・ゴールドの2つがありますが、どちらも500万円と限度額が高いのが特徴です。

追加カード発行は18枚まで可能でETCカードも19枚まで発行ができます。ポイント還元率も最大1.5%と高く、法人だけでなく個人事業主も利用ができます。

また決算書や登記簿謄本が不要で発行できるため、設立1年目・初年度といった会社にもおすすめの法人カードです。freee会計・弥生会計など主要な会計ソフトとも連携しているため、使いやすいのが特徴です。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.5%
マイル還元率1ポイント=0.5マイル
利用限度額〜500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数19枚
ETCカード発行無料
付帯サービス海外/最高2,000万円
新規入会&条件達成で1万円相当Vポイント
会計ソフト連携

三井住友カード ビジネスオーナーズのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 年会費無料で追加カードは最大19枚まで発行可能
  • 限度額は500万円までと十分
  • 個人カードとの2枚持ちでポイント還元率が1.5%

三井住友カード ビジネスオーナーズは決算書・登記簿謄本が不要なので、設立1年未満・開業直後でも発行が可能で、中小企業経営者や個人事業主におすすめの法人カードです。

限度額も最大500万円のため与信枠としても十分で、追加カード発行は19枚まで可能です。そのため従業員へカードを持たせたい中小企業の経営者に向いています。また個人カードと併用して2枚持ちをすると、ポイント還元率が1.5%にアップします。

年会費も無料で最短3営業日で発行されるので、独立・起業直後にスピーディーにビジネスカードを持ちたい方におすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズのデメリット

  • 付帯サービスがやや少ない
  • 旅行傷害保険の補填金額が小さい
  • 通常のポイント還元率は高くない

三井住友カード ビジネスオーナーズは他の法人カードと比較すると、付帯サービスがやや少ないのがデメリットです。また旅行傷害保険はありますが、国内には対応しておらず補填金額も2,000万円と小さいです。

海外出張が多くもしもの時に備えたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

年会費無料でスピーディーに発行できる一方で、他のカードと比較すると、ポイント還元率はあまり高くありません。ポイントや付帯サービスを重視する場合は、別のビジネスカードが良いかもしれません。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料/還元率1.125%

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費無料でJALマイルのポイント還元率が最大1.125%と高い法人カードです。

JALマイルを貯めたい・利用頻度が高い経営者や個人事業主におすすめです。他社のプラチナカードと比較すると、年会費は3,300円と安く利用できます。

また特典も豊富で空港ラウンジサービス・プライオリティパスも利用でき、マイルの移行手数料が発生しないのも嬉しいポイントです。

項目詳細
年会費22,000円
ポイント還元率0.5~1.125%
マイル還元率JALマイル:0.3%
ANAマイル:1.125%
※年間移行は150,000マイルまで
利用限度額最大9,990万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数9枚
ETCカード発行5枚・無料発行
付帯サービスプライオリティ・パス
空港ラウンジサービス
旅行傷害保険
エクスプレス予約サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・特徴

  • 限度額が高い
  • 支払いサイトが長い
  • マイル還元率が1.125%と高い
  • 付帯サービスが充実している

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはコスパ最強法人カードと言われるほど、年会費と比較して付帯サービスやポイント還元率が高いのが特徴です。一般的な法人カードと比較してマイル還元率は高く、限度額も最大9,990万円と高いです。

付帯サービスは空港ラウンジサービスはもちろん、旅行傷害保険・プライオリティ・パス・エクスプレス予約サービスもついています。そのため出張が多い個人事業主や中小企業経営者におすすめのビジネスカードです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

  • 年会費が22,000円かかる
  • 追加カードの年会費3,300円かかる
  • グルメ特典がやや寂しい

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費がかかるので、初年度や設立1年目でコスト抑えたい方には不向きかもしれません。

年会費については追加カードは最大9枚まで発行できますが、1枚あたり3,300円かかるのもデメリットです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはグルメ特典がついていますが、他の法人カードはレストランコース1名分が無料といったこともあるため、やや寂しいと感じる方もいるかもしれません。

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

ダイナースクラブ ビジネスカード 決算書&登記簿謄本不要/設立1年目OK/限度額上限なし

ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ダイナースクラブ ビジネスカードは年会費が27,500円かかりますが、限度額上限なしの法人カードです。Web申込みが可能で決算書・登記簿謄本といった書類が不要なので、設立1年目の会社でも発行できます。

また追加カードは2枚まで年会費が無料で、freee会計ソフトの有料プランが2ヶ月お得になります。また無料でETCカードを5枚発行できるため、車移動が多い会社にもおすすめです。

項目詳細
年会費27,500円
ポイント還元率0.4~1%
マイル還元率ANA:1,000PT=1,000マイル
JAL:2,500PT=1,000マイル
デルタ航空:2,000PT=1,000マイル
ユナイテッド航空:2,000PT=1,000マイル
大韓航空:2,000PT=1,000マイル
利用限度額上限なし
発行日数2〜3週間
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数4枚
ETCカード発行あり
付帯サービスfreee会計ソフトが2ヶ月お得
法律・税務相談・労務・人事管理
ビジネスラウンジ
M&Aや事業承継相談
不動産の購入・売却相談

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 限度額の制限なし
  • 付帯サービスが充実

ダイナースクラブ ビジネスカードは決算書・登記簿謄本が不要なので、中小企業や個人事業主にもおすすめの法人カードで、設立1年未満・開業直後でも発行ができます。

また限度額の制限はないので大きな金額を法人カードで支払いたい・限度額が高いビジネスカードを検討している方におすすめです。付帯サービスも充実しており、法務・税務・労務・M&A・不動産についても相談ができます。

ダイナースクラブ ビジネスカードのデメリット

  • 審査ハードルが高く・厳しい傾向
  • 年会費が発生する
  • 追加カード枚数が少ない

ダイナースクラブ ビジネスカードは年収が500万円以上と審査基準にあるため、審査ハードルがやや高くなっています。そのため収益性が低い状態で申し込むと、審査落ちになる可能性があります。

また設立1年未満・開業直後でも発行はできますが、年会費がかかるため維持コストを低くしたい方は、別の法人カードが良いかもしれません。

追加カード発行も4枚までとやや少ないので、従業員に法人カードを持たせたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

ライフカード ビジネスライトプラス 決算書&登記簿謄本不要/個人事業主OK/3営業日発行

ライフカード ビジネスライトプラスの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ライフカード ビジネスライトプラスは年会費無料で個人事業主も利用ができ、限度額は500万円と高い法人カードです。決算書・登記簿謄本が不要で最短3日で発行できるため、個人事業主や設立初年度の法人におすすめです。

主要な3大会計ソフトであるfeee会計・マネーフォワード会計・弥生会計とも連携しており、これから事業を始める方におすすめです。

追加カードも年会費無料で発行できるため、複数人でカード利用を検討している方も利用できます。付帯サービスも充実しているため、ぜひ検討してみましょう。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.0%
マイル還元率
利用限度額500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数3枚
ETCカード発行3枚まで可能
付帯サービス弁護士無料相談サービス
旅行サービス Travel Gate
カーシェアリング
ベネフィット・ステーション

ライフカード ビジネスライトプラスのメリット・特徴

  • 年会費無料
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 限度額が500万円と十分
  • 付帯サービスが充実

ライフカード ビジネスライトプラスは決算書・登記簿謄本が不要なので、設立1年未満や設立直後でも発行できる法人カードです。

年会費が無料で維持コストが低いため、開業直後の個人事業主・フリーランスにもおすすめのビジネスカードと言えます。また弁護士相談やカーシェアリング・福利厚生サービスなど、付帯サービスが充実しているのも嬉しいポイントです。

ライフカード ビジネスライトプラスのデメリット

  • 追加カード・ETCカードは3枚まで
  • 通常のポイント還元率は高くない
  • ボーナスポイント制度の対象外

ライフカード ビジネスライトプラスは手軽に法人カード発行したい方にはおすすめですが、ポイント還元率は0.5%と平均的なのでそれほど高くはありません。

またライフカードが個人向けクレジットカードにて提供している、お誕生日・新規入会キャンペーン・ステージプログラムなどは対象外なので、ややポイントが貯めづらい点もデメリットです。

追加カード・ETCカード発行は3枚までのため、少人数で利用する方には向いていますが、従業員や役員に持たせる可能性がある方は検討が必要です。

年会費無料のおすすめ法人カード3選!個人事業主・中小企業も発行可能

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料/個人事業主OK

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは初年度の年会費無料でETCカード年会費も無料で利用できる法人カードです。

法人だけでなく個人事業主も申込みが可能で、登記簿謄本や決算書の提出は不要で申込みできます。カード利用によるマイルの直接付与は行われませんが、ANAは0.3%・JALは0.25%でマイル移行できます。

ポイント還元率は0.5%ですがAWS・ヤフービジネスセンター・クラウドワークス・サイボウズなどは、4倍のポイント還元率となります。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率ポイント:0.5〜2%
マイル還元率0.25〜0.3%
利用限度額500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
会計ソフト連携freee会計・MF会計・弥生会計
追加カード発行枚数9枚
ETCカード発行無料発行
付帯サービスビジネス関連サービスでの割引優待
エクスプレス予約サービス
パーソナルトレーニングジム 入会無料
提携店舗でのセゾンカード限定優待

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・特徴

  • 年会費無料・ETCカードも発行できる
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 最大950万円のセゾンビジネスローン
  • 引き落とし口座は個人・法人・屋号付きから選べる

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは決算書・登記簿謄本が不要なので、個人事業主やフリーランスでも発行ができます。年会費無料でETCカードも発行可能なため、中小企業や個人事業主におすすめの法人カードです。

またセゾンビジネスサポートローンがあり金利は2.6〜9.6%とやや高めですが、最大950万円まで融資が可能になっています。個人事業主の方は屋号付き口座・個人口座を選びたい方もいるでしょう。セゾン・ビジネス・アメックスは選択ができるようになっています。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

  • ポイント還元率それほど高くない
  • 旅行傷害保険が付帯していない

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリットしては、ポイント還元率が0.5%〜とあまり高くない点です。年会費無料法人カードの中では、高くもなく低くもないといった具合です。

また旅行傷害保険は付帯していないため、出張が多い経営者やフリーランスには不向きのビジネスカードでとなります。

JCB Biz ONE 最短5分発行/個人事業主OK/年会費無料/登記簿謄本&決算書不要

JCB Biz ONEの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

JCB Biz ONEは個人事業主にもおすすめの法人カードで、最短5分でスピード発行ができます。登記簿謄本と決算書が不要で設立1年未満・設立初年度の方にもおすすめです。

年会費も無料で本人確認書類だけで申込みができ、ETCカードもつけられます。ただし追加カード発行はできないことに加えて、一定の条件※1があるため事前にチェックしましょう。

限度額は最大500万円のため中小企業・個人事業主であれば問題なく利用できるでます。マイルにも特徴があり1ポイント=3マイル(マイル移行手数料無料)のため、出張が多い方におすすめです。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1%〜
マイル還元率0.6
利用限度額500万円
発行日数1週間
※モバイル即時入会サービス「モバ即」の利用で最短5分・即日発行
【1】9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
申込み対象者法人・個人事業主
会計ソフト連携弥生会計・freee会計・MF会計
TKC・ソリマチ
追加カード発行枚数なし
ETCカード発行無料・1枚のみ
付帯サービス※ゴールドの場合
ビジネス向け各種サービス
空港ラウンジサービス
ドクターダイレクト24
人間ドックサービス

JCB Biz ONEのメリット・特徴

  • 一般カードは年会費無料
  • 個人事業主・フリーランスも利用OK
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 最短即日発行
  • ポイント還元率が高い
  • 最大500万円の限度額

JCB Biz ONEは年会費無料で登記簿謄本・決算書が不要なので、個人事業主やフリーランス・設立1年未満の会社にもおすすめです。またモバ即を利用すれば最短5分と即日発行が可能なのも嬉しいポイントです。

審査が甘い傾向にある法人カードの中では、ポイント還元率・限度額も高いのが特徴なので、ある程度の金額を利用する予定がある方におすすめのビジネスカードと言えます。

JCB Biz ONEのデメリット

  • 追加カード発行ができない
  • ETCカード発行は1枚のみ
  • 一般カードは付帯サービスがない

JCB Biz ONEのデメリットは代表者個人・フリーランスが利用する場合は問題ないですが、追加カード発行ができないのがデメリットです。加えてETCカードは1枚の発行なので、1人代表にはおすすめですが複数人での利用には不向きなカードでしょう。

またゴールドカードには空港ラウンジサービス・人間ドックがありますが、一般カードについては付帯サービスがありません。旅行傷害保険もついていないため、出張が多い経営者や個人事業主には別のビジネスカードがおすすめです。

ポイント・マイル還元率が高いおすすめ法人カード3選!

マネーフォワードビジネスカード 個人事業主OK/決算書不要/最短5分発行/年会費無料

マネーフォワードビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

マネーフォワードビジネスカードは最短5分で発行でき、個人事業主も利用OK・年会費無料の法人カードです。会計ソフトと連携しており決算書不要でカード発行が可能です。

ポイント還元率は最大3%・限度額も最大5,000万円と高いため、限度額が高いカードを探している方にもおすすめです。領収書のアップロードはスマホアプリから可能・利用明細はリアルタイム反映のため、月次決算を早期化できます。

またカード発行枚数の上限はなく、無料で何枚でも発行で切ることに加えて、カードごとに利用制限を設定することもできます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率
利用限度額上限なし
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数上限なし
ETCカード発行
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

マネーフォワードビジネスカードのメリット・特徴

  • 個人事業主・フリーランスも発行可能
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 最短即日発行
  • ポイント還元率が高い
  • 限度額が高い
  • 追加カード発行は無制限

マネーフォワードビジネスカードは個人事業主・設立1年目の会社におすすめの法人カードで、決算書・登記簿謄本が不要で発行できます。バーチャルカードも対応しており、最短即日発行ができます。

またポイント還元率はビジネスカードの中では高く1〜3%のポイントが付与され、限度額の上限はないため中小〜大手企業でも利用できます。追加カード発行が無制限なので、立替え経費が多い・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

マネーフォワードビジネスカードのデメリット

  • 与信枠(限度額)が付与されるまで時間がかかる
  • ETCカード発行ができない
  • 付帯サービスが少ない

マネーフォワードビジネスカードは独自の与信審査を行うため、口座連携してから1ヶ月以上のキャッシュフローがないと与信枠が付与されません。それまでの間はチャージして利用することになるため、一定の預金がないと初期は利用しづらいです。

またETCカード発行はできず、一般的な法人カードとは異なり付帯サービスがないため、空港ラウンジサービス・マイルを利用したい方には不向きかもしれません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 限度額なし法人カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは手荷物のホテル当日宅配・空港ラウンジ同伴が1名可能など、付帯サービスが充実した限度額なしの法人カードです。

年会費はやや高めの設定ではありますが、ゴールドカードなのでステータスが高く、ANAは0.5%・JALは0.3%とマイル還元率が高いのが特徴です。

またETCカードは20枚まで無料発行ができるため、車移動が多い事業を運営している方におすすめです。

項目詳細
年会費36,300円
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率1.0%〜3.0%(ANA)
利用限度額上限なし
発行日数個人事業主:3週間程度
法人:5週間程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数99枚
ETCカード発行20枚(年会費無料)
付帯サービス旅行サービス
レストラン優待
国内外の保険充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのメリット・特徴

  • メタルカードでステータスが高い・かっこいい
  • 限度額が高い・上限なし
  • マイル還元率が高い
  • 追加カードの限度額設定が可能
  • 付帯サービスが充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは法人カードの中では珍しいメタルカードで、ステータス高くかっこいいデザインです。

また年会費は発生しますが限度額の制限がなく、マイル還元率が高いのもメリットです。加えて追加カード発行は99枚まで可能で、ETCカードも年会費無料で作成ができます。

そのため中小企業の経営者・個人事業主におすすめのビジネスカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリット

  • プライオリティ・パスは付帯なし
  • ANAマイル移行には上限がある
  • 公共料金・税金支払は還元率が下がる

付帯サービスは充実していますがプライオリティ・パスはないのがデメリットで、プラチナカード以上しか付帯しないため、必要であれば上位ランクのカード検討が必要となります。

マイル還元率は高いですが注意点としては、年間40,000マイルまでしか移行できないことです。移行上限がありますが年間で400万円以上利用することがない方は、大きな問題にはなりません。

また一部の支払い(電気・ガス・水道・法人税・固定資産税・自動車税などの地方税)は、ポイント還元率が半分になります。

バクラクビジネスカード 年会費無料/最大5億の限度額/還元率最大1.5%

バクラクビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

バクラクビジネスカードは年会費無料で最大1.5%キャッシュバック・上限なしの法人カードです。利用可能枠に明確な記載はありませんが、5億円以上の実績があります。

広告費や交通費などカード毎に決済制限が可能で、アプリで領収書を取るだけで簡単に経費精算ができます。またAIが仕分けデータ元に自動生成し、会計ソフトへの連携もしてくれます。

リアルカードは発行手数料がかかりますが、バーチャルカードの場合は無料のため、大手企業にもおすすめの法人カードです。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額なし
※最大5億の実績
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人
追加カード発行枚数制限なし
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

バクラクビジネスカードのメリット・特徴

  • 年会費無料
  • 限度額が高い
  • 最短即日発行
  • 追加カード発行上限なし
  • インボイス・電子帳簿保存法に対応

バクラクビジネスカードは限度額が最大5億円と高く、年会費も無料で最短即日発行できるのがメリットで、中小・中堅・大手企業におすすめの法人カードです。

追加カードの発行枚数上限もないため、立替え経費が多く発生している・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

またAI-OCRがインボイス登録番号を自動取得し、税区分の間違いを自動でアラート通知をしてくれるので、経理業務を効率化させることができます。証憑の回収から電子明細の管理までを一元管理できるのが、強みのビジネスカードです。

バクラクビジネスカードのデメリット

  • 付帯サービスが少ない
  • 連携できる会計ソフトが限られる
  • ETCカード発行ができない

中堅・大手企業の経理業務を効率化するのが強みなので、付帯サービスが少ないのはデメリットです。また連携している会計ソフトはマネーフォワード会計のみなので、利用している会計ソフトによってはうまく利用できない可能性があります。

ETCカード発行にも対応していないため、IT系・スタートアップ・ベンチャー企業にはおすすめですが、外回りが多い業界の中小企業経営者には不向きな法人カードと言えます。

限度額が高い・なしのおすすめ法人カード3選!

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 限度額なし法人カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは手荷物のホテル当日宅配・空港ラウンジ同伴が1名可能など、付帯サービスが充実した限度額なしの法人カードです。

年会費はやや高めの設定ではありますが、ゴールドカードなのでステータスが高く、ANAは0.5%・JALは0.3%とマイル還元率が高いのが特徴です。

またETCカードは20枚まで無料発行ができるため、車移動が多い事業を運営している方におすすめです。

項目詳細
年会費36,300円
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率1.0%〜3.0%(ANA)
利用限度額上限なし
発行日数個人事業主:3週間程度
法人:5週間程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数99枚
ETCカード発行20枚(年会費無料)
付帯サービス旅行サービス
レストラン優待
国内外の保険充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのメリット・特徴

  • メタルカードでステータスが高い・かっこいい
  • 限度額が高い・上限なし
  • マイル還元率が高い
  • 追加カードの限度額設定が可能
  • 付帯サービスが充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは法人カードの中では珍しいメタルカードで、ステータス高くかっこいいデザインです。

また年会費は発生しますが限度額の制限がなく、マイル還元率が高いのもメリットです。加えて追加カード発行は99枚まで可能で、ETCカードも年会費無料で作成ができます。

そのため中小企業の経営者・個人事業主におすすめのビジネスカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリット

  • プライオリティ・パスは付帯なし
  • ANAマイル移行には上限がある
  • 公共料金・税金支払は還元率が下がる

付帯サービスは充実していますがプライオリティ・パスはないのがデメリットで、プラチナカード以上しか付帯しないため、必要であれば上位ランクのカード検討が必要となります。

マイル還元率は高いですが注意点としては、年間40,000マイルまでしか移行できないことです。移行上限がありますが年間で400万円以上利用することがない方は、大きな問題にはなりません。

また一部の支払い(電気・ガス・水道・法人税・固定資産税・自動車税などの地方税)は、ポイント還元率が半分になります。

Bill Oneビジネスカード 年会費無料/限度額1億円/発行枚数無制限/インボイス&電帳法対応

Bill Oneビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

Bill Oneビジネスカードは名刺管理で有名なSanSanが提供する年会費無料で限度額が高い法人カードです。カード発行枚数が無制限で追加費用もかからないため、中小〜大手企業におすすめの法人カードです。

請求書受領サービスBill Oneとも連携しているため、請求書が適格請求書として利用できるかも判断してくれます。そのため登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率
マイル還元率
利用限度額最大1億円
発行日数公式に記載なし
申込み対象者法人
追加カード発行枚数上限なし(年会費無料)
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
請求書受領サービス連携
インボイス対応の自動チェック

Bill Oneビジネスカードのメリット・特徴

  • 追加カード枚数が無制限・年会費無料
  • バーチャルカード発行
  • 限度額が高い
  • インボイス制度・電子帳簿保存法に対応

Bill Oneビジネスカードのメリットは請求書受領サービスBill Oneのオプションとして提供されている点で、中堅・大手企業の月次決算や締め作業を早くできる点です。

発行されている請求書が適格請求書として問題ないかも自動で判断し、登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

基本的には中堅・大手企業向けなので限度額高く、追加カード発行の上限枚数もなく年会費も無料のため、部門毎の立替え経費が多い・締め作業を早くしたい会社におすすめの法人カードです。

Bill Oneビジネスカードのデメリット

  • ポイント・マイル還元がない
  • いわゆる付帯サービスがない
  • 中小企業には向いていない

Bill Oneビジネスカードは上述のとおり一般的な法人カードとは異なる訴求をしているため、ポイントやマイル還元・付帯サービスはありません。あくまでも月次決算・バックオフィス業務を効率化したい企業向けのビジネスカードです。

他の法人カードと比較すると付帯サービス・ポイント還元は弱いので、中小企業には大きなメリットはないかもしれません。

かっこいい・ステータスが高いおすすめ法人カード3選!付帯サービスが充実

ラグジュアリーカード ブラック 個人事業主OK/還元率最大7.15%/メタルカード

ラグジュアリーカード ブラックの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ラグジュアリーカード ブラックはMastercardの中でも最上位のハイステータスな法人カードです。年会費は110,000円と高めですが、限度額を超える場合でも事前入金で最大9,990万円まで利用可能・還元率は1.25%〜7.15%と非常に高いです。

旅行傷害保険も海外では最大1.2億円・国内では1億円で、メタル製の法人カードなのでステータスを一番重視したいという方におすすめです。

付帯サービスも豊富で東急ホテルなどのホテル&リゾートの上級会員ステータスの獲得・LINEやメール対応のコンシェルジュ・リムジン送迎・コミュニティイベントなどの特典もあります。

項目詳細
年会費110,000円
ポイント還元率1.25〜7.15%
マイル還元率1.5%
利用限度額一律制限なし
発行日数5営業日程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数4枚
ETCカード発行1枚につき1枚発行
付帯サービスホテル&リゾートの上級会員ステータスの獲得
コンシェルジュサービス
リムジン送迎
コミュニティイベント

ラグジュアリーカード ブラックのメリット・特徴

  • ポイント・マイル還元率が高い
  • ステータスが高くかっこいい
  • ポイント交換先が豊富
  • 付帯サービスが充実

ラグジュアリーカード ブラックはなんと言ってもステータスが高く、かっこいい法人カードであるのが魅力です。グレーのビジネスカードはありますが、シックなブラック法人カードは少ないです。

またポイント・マイル還元率も非常にビジネスカードの中では高く、限度額も制限がないので利用頻度が高い方におすすめです。付帯サービスも充実しておりリゾート会員の上級ステータス獲得・リムジン送迎などもついているので、高級感を出したい経営者・個人事業主におすすめです。

ラグジュアリーカード ブラックのデメリット

  • 年会費が高い
  • メタルカードなので使えない店舗がある
  • 追加カード発行に費用がかかる

ラグジュアリーカード ブラックはハイステータスな法人カードなので、年会費がやや高いのがデメリットです。それを上回るかっこよさ・付帯サービスはありますが、設立直後・開業直後の個人事業主には不向きかもしれません。

また金属製のビジネスカードなので、店舗の決済端末によっては支払いができない可能性があるのも注意点です。加えて追加カード発行にはそれぞれ、下記の年会費がかかるためコストが発生します。

・チタンカード:15,000円
・ブラックカード:25,000円
・ゴールドカード:50,000円

三井住友ビジネスプラチナカード for Owners 個人事業主OK/ポイント還元率最大7%

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは法人だけでなく個人事業主も持てるハイステータスな法人カードです。カードランクもプラチナのため年会費はやや高めですが、限度額は原則200万円以上・旅行傷害保険も最大1億円と非常にハイステータスです。

ポイント還元率は法人カードの中でもトップラクスで、所定の審査がありますが最大7%のとなっています。

ハイクラスなホテルやレストラン予約サービスが付帯しており、招待日和が厳選したレストラン約200店舗で、2人以上の特定コースなら1名分が無料になります。

他にもプライオリティパス・セカンドオピニオンなど上質なサービスが無料で利用できます。

項目詳細
年会費55,000円
ポイント還元率0.5〜7%
マイル還元率0.25〜0.45%
利用限度額200万円〜
発行日数10営業日〜
申込み対象者法人・個人事業主
会計ソフト連携freee会計・MF会計・弥生会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行無料発行
付帯サービスホテル手配
レストラン予約
プライオリティパス
旅行傷害保険最大1億円

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのメリット・特徴

  • 24時間対応のコンシェルジュサービス
  • ポイント還元率が高い
  • 付帯サービスが豊富
  • プライオリティ・パス

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのメリットは24時間対応のコンシェルジュサービスがつく点で、会員専用のデスクといつでも電話が可能です。

またポイント還元率は最大7%と非常に高いことに加えて、ホテル手配・プライオリティ・パスなど、付帯サービスが豊富です。旅行傷害保険もついているので、出張が多い経営者・個人事業主におすすめの法人カードです。

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのデメリット

  • カード利用枠が個人と合算される
  • 年会費が高い
  • 海外利用時はプライオリティ・パスが付帯されていない

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのデメリットは年会費が55,000円と、やや高額であるため維持コストがかかる点です。また個人カードの利用があると、利用枠がその金額分減少してしまいます。

海外利用時のプライオリティ・パスは付帯してないので、海外出張が多い方にはおすすめできません。

JCBプラチナ法人カード 個人事業主OK/最大6万円の入会特典のプラチナカード

JCBプラチナ法人カードは個人事業主でも発行可能で入会特典で最大6万円分のキャンペーンを実施している法人カードです。

ETCカードは年会費無料で発行ができ、コンシェルジュ/プライオリティ・パス/コース料理1名分無料などのプラチナ特典もあります。ポイント還元率も高く年間金額に応じて、最大で1.7倍にアップします。

特典も豊富でコンシェルジュサービス・プライオリティパス・空港ラウンジサービスも付帯しています。プラチナカードの中では年会費は安く、33,000円で持つことができます。

年会費限度額ポイント還元率付帯サービス
33,000円300万円0.45%~9.90%コンシェルジュサービス
プライオリティパス
空港ラウンジサービス

追加カード・ETCカード発行おすすめ法人カード3選!

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

Bill Oneビジネスカード 年会費無料/限度額1億円/発行枚数無制限/インボイス&電帳法対応

Bill Oneビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

Bill Oneビジネスカードは名刺管理で有名なSanSanが提供する年会費無料で限度額が高い法人カードです。カード発行枚数が無制限で追加費用もかからないため、中小〜大手企業におすすめの法人カードです。

請求書受領サービスBill Oneとも連携しているため、請求書が適格請求書として利用できるかも判断してくれます。そのため登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率
マイル還元率
利用限度額最大1億円
発行日数公式に記載なし
申込み対象者法人
追加カード発行枚数上限なし(年会費無料)
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
請求書受領サービス連携
インボイス対応の自動チェック

Bill Oneビジネスカードのメリット・特徴

  • 追加カード枚数が無制限・年会費無料
  • バーチャルカード発行
  • 限度額が高い
  • インボイス制度・電子帳簿保存法に対応

Bill Oneビジネスカードのメリットは請求書受領サービスBill Oneのオプションとして提供されている点で、中堅・大手企業の月次決算や締め作業を早くできる点です。

発行されている請求書が適格請求書として問題ないかも自動で判断し、登録番号のチェック・区分記載請求書の必要項目を確認する時間を削減できます。

基本的には中堅・大手企業向けなので限度額高く、追加カード発行の上限枚数もなく年会費も無料のため、部門毎の立替え経費が多い・締め作業を早くしたい会社におすすめの法人カードです。

Bill Oneビジネスカードのデメリット

  • ポイント・マイル還元がない
  • いわゆる付帯サービスがない
  • 中小企業には向いていない

Bill Oneビジネスカードは上述のとおり一般的な法人カードとは異なる訴求をしているため、ポイントやマイル還元・付帯サービスはありません。あくまでも月次決算・バックオフィス業務を効率化したい企業向けのビジネスカードです。

他の法人カードと比較すると付帯サービス・ポイント還元は弱いので、中小企業には大きなメリットはないかもしれません。

ダイナースクラブ ビジネスカード 決算書&登記簿謄本不要/設立1年目OK/限度額上限なし

ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ダイナースクラブ ビジネスカードは年会費が27,500円かかりますが、限度額上限なしの法人カードです。Web申込みが可能で決算書・登記簿謄本といった書類が不要なので、設立1年目の会社でも発行できます。

また追加カードは2枚まで年会費が無料で、freee会計ソフトの有料プランが2ヶ月お得になります。また無料でETCカードを5枚発行できるため、車移動が多い会社にもおすすめです。

項目詳細
年会費27,500円
ポイント還元率0.4~1%
マイル還元率ANA:1,000PT=1,000マイル
JAL:2,500PT=1,000マイル
デルタ航空:2,000PT=1,000マイル
ユナイテッド航空:2,000PT=1,000マイル
大韓航空:2,000PT=1,000マイル
利用限度額上限なし
発行日数2〜3週間
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数4枚
ETCカード発行あり
付帯サービスfreee会計ソフトが2ヶ月お得
法律・税務相談・労務・人事管理
ビジネスラウンジ
M&Aや事業承継相談
不動産の購入・売却相談

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 限度額の制限なし
  • 付帯サービスが充実

ダイナースクラブ ビジネスカードは決算書・登記簿謄本が不要なので、中小企業や個人事業主にもおすすめの法人カードで、設立1年未満・開業直後でも発行ができます。

また限度額の制限はないので大きな金額を法人カードで支払いたい・限度額が高いビジネスカードを検討している方におすすめです。付帯サービスも充実しており、法務・税務・労務・M&A・不動産についても相談ができます。

ダイナースクラブ ビジネスカードのデメリット

  • 審査ハードルが高く・厳しい傾向
  • 年会費が発生する
  • 追加カード枚数が少ない

ダイナースクラブ ビジネスカードは年収が500万円以上と審査基準にあるため、審査ハードルがやや高くなっています。そのため収益性が低い状態で申し込むと、審査落ちになる可能性があります。

また設立1年未満・開業直後でも発行はできますが、年会費がかかるため維持コストを低くしたい方は、別の法人カードが良いかもしれません。

追加カード発行も4枚までとやや少ないので、従業員に法人カードを持たせたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

最強法人カード・ビジネスカードの選び方

カードランクの年会費と限度額のバランス

法人カードには一般カード・ゴールドカード・プラチナカードなどのランクがあり、それぞれ年会費や利用限度額が異なります。

一般ゴールドプラチナ
年会費無料〜1万円2,000〜3万円2万〜十数万円
限度額3〜500万円〜1,000万円一律の制限なし
ポイント還元0.3〜0.5%0.5〜1%1%〜17%
付帯サービス会計ソフト/シェアオフィス割引
交通系サービス優待
空港ラウンジ利用
海外キャッシュサービス
コンシェルサービス
グルメ/レジャー優待

一般カードは年会費が無料または安いため、利用限度額も低めであることが多いです。そのため開業直後などで、初めての事業用クレジットカードを作る場合に適しています。

一方ゴールドカードになると年会費が高い一方で、限度額が大きく、特典も充実しています。事業規模や予算に応じて適切なランクを選びましょう。

ポイントやマイル還元率

事業経費のクレジットカード決済を効果的に活用するためには、ポイントやマイルの還元率が高いカードがおすすめです。

例えば出張が多い場合は、航空会社提携のカードでマイルを考えて交通費を節約できますまた、仕入れや日常的な経費の支払いでも還元率が高いカードを選ぶと、事業経費として利用でき経費削減にもつながります。

限度額は2〜3ヶ月分を目安にする

法人カードを選ぶ際は1ヶ月で利用する金額の2〜3倍が限度額の目安となります。限度額がリセットされるには毎月の締め日から、引き落としされるまでの日数が必要なため少し時間がかかります。

そのため1ヶ月で利用したい金額でそのまま申請して限度額設定すると、月末で支払いができないといった状態になります。2〜3ヶ月分の利用金額を把握して、限度額の設定をしておきましょう。

特にIT・Web業界の場合は広告費や外注費をクレジット決済していることもあるでしょう。近年ではWeb上のサービスはクレジット決済となっているため、こうした企業は限度額をしっかりと検討する必要があります。

発行日数・スピードはどれくらいか

法人カードを検討している方は、早めにクレジットカードが欲しい方もいるでしょう。特に開業直後の場合は会計ソフトなどSaaS製品を利用するため、即日発行や数日以内に発行可能なカードが便利です。

即日発行に対応している法人カードは多くありませんが、中にはバーチャルカードであればすぐに発行といったケースもあります。バーチャルカードは番号のみを発行して、Web上でサービス利用が可能です。

バーチャルカード発行は可能か

バーチャルカードはオンライン決済が多い中小企業や個人事業主にとって大変便利です。例えばフリーランスのクリエイターがデザインソフトを購入したり、EC事業者が仕入れをする際に、バーチャルカードで即時決済が可能です。

セキュリティ観点でもカード紛失のリスクがないため、従業員に追加カード発行をする際には、バーチャルカードがおすすめです。

ETCカードおよび追加カードの上限枚数

法人カードの中にはETCカード・追加カードが発行ができない・上限枚数が設定されているものもあります。そのため自社の利用用途に応じて事前にチェックが必要です。

車移動や出張が多い中小企業では、ETCカード発行は必須となるでしょう。ETCカードの場合はクレジット機能がついてないため、従業員のカード不正利用も防止できます。

追加カード発行についてはそもそもできない法人カードもあります。また追加カード発行ができても上限枚数が5枚といったことあります。

多くの中小企業であれば20枚あれば足りるでしょう。そのため追加カード発行枚数がある程度できる法人カードを選ぶのがおすすめです。

旅行傷害保険や付帯サービスの内容

従業員・経営者ともに出張が多いには、旅行傷害保険や空港ラウンジの特典利用付与帯しているカードがおすすめです。事業用のクレジットカード・法人カードの場合は、旅行傷害保険が国内・海外ともに付帯しいてることもあります。

空港ラウンジサービスを利用すれば、飛行機の待ち時間も快適に過ごすことができるため、付帯サービスの内容についても確認しておくのがおすすめです。

利用している会計ソフトとの連携

法人カードが会計ソフトと連携していると、経費管理が効率化され、確定申告や会計作業の負担を軽減できます。カード利用明細を会計ソフトに自動取り込みできる機能があるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

ただし法人カードの中には利用したい会計ソフトと連携していないカードもあります。会計ソフトを提供しているSaaS企業が発行している法人カードの場合は、その会計ソフトしか連携してないことが多いです。

会計ソフト連携ができないと経理業務・経費処理が非常に手間となるため、利用したい法人カードが連携しているかをチェックするのがおすすめです。

法人カード・ビジネスカードを持つメリット

決済・経費精算業務を効率化できる

法人カード・ビジネスカードを発行する1つ目のメリットは、経費管理を簡略化し月次決算を早くできる点です。

法人カードを利用すれば経営者の精算業務も手間がなくなり、会計ソフトと連携するカードもあるため、月次の締め作業を早く終わらせることができます。

また法人カードでまとめて支払いを行えば、立替え・交通費などを一括精算で効率化できます。何度も精算業務が発生すると経理部門や従業員のストレスになり、本業に集中できない状態になります。

加えて経費精算システムと連携しているカードもあるため、バックオフィス業務の改善にもつながります。

計画的な資金繰りでキャッシュフローが安定する

設立1年目・設立直後の会社は、キャッシュフローが重要になります。法人カードの支払いサイトは30〜60日が一般的なので、2ヶ月ほど支払いを遅らせることができます。

中小企業の場合は事業が安定するまでの期間は、手元資金と支出のバランス(キャッシュフロー)が大切です。売上が立つことがわかっていても、当月末締め・翌月払いと入金が遅くなるのが法人取引です。

法人カード決済を行うことで、計画的な資金繰りを立てることができるようになります。

ポイント活用で経費削減につながる

法人カード・ビジネスカードを発行する3つ目のメリットは、ポイント還元があるため経費削減できる点です。

法人カードの中には1%〜3%といった高い還元率のカードもあり、年間1,000万円をカード決済する場合は最大で30万円のコスト削減につながります。

獲得したポイントは経費に利用が可能なので、こうした金額になれば備品や消耗品・交通費など1〜2ヶ月分の経費削減となります。

付帯サービスで優待を受けられる

法人カードには、中小企業の事業運営をサポートする様々な付帯サービスが用意されています。例えば、海外出張に便利な旅行傷害保険、空港ラウンジの無料利用、ビジネス用品購入の割引などがあります。

また特定の店舗やサービスでのポイント還元率が高くなる特典を提供するカードも多く、事業経費の削減につながります。

個人カードの場合は付帯サービスがありませんが、法人カードはさまざまなビジネスサービスを利用できるのがメリットです。

個人カードよりも限度額が高い

法人カードは個人カードよりも限度額が高く設定されることが一般的です。例えば、個人カードの限度額が50万円程度であるのに対し、法人カードでは100〜500万円以上の限度額が設定される場合もあります。

そのため事業での高額な決済やまとまった経費の支払いが必要な場合でも、十分に対応できます。またクレジットカードでは翌月移行に支払いを遅らせられるので、キャッシュフローを安定させるために、限度額が高いの大きなメリットです。

追加カード発行・個別に限度額が設定できる

法人カードは複数の社員が経費を管理する際に便利な「追加カード発行」機能が備わっています。社員ごとにカードを発行し、それぞれの利用限度額を個別に設定することが可能です。

例えば営業担当者には出張費や交通費を管理するためのカードを提供し、限度額を正しく設定することで、不正利用や予算オーバーを防ぐことができます。

総務部門やマーケティング部門でも備品購入や広告費の利用がありますが、こうした担当者は外出することもないので、バーチャルカードも可能です。

法人カード・ビジネスカードの基礎知識

法人カード・個人カードの違い

法人カードと個人カードは、利用目的や設計に大きな違いがあります。以下は主な違いをまとめたものです。

項目法人カード個人カード
審査対象代表者・法人申込者本人
アカウントを引き落とす法人口座・個人口座個人口座のみ
支払い方法原則一括支払い一括・分割・リボ払い
追加カード対象社員家族
キャッシング原則不可利用可能

法人カードは事業運営をサポートするために設計され、経費管理や財務効率化に重点が置かれています。一方、個人カードは個人のライフスタイルに合わせた柔軟な支払い方法が特徴です。個人経費を分けて管理するためにも、法人カードの利用が推奨されます。

コーポレートカード・法人カードの違い

法人カードとコーポレートカードは、利用対象と機能に違いがあります。

項目法人カードコーポレートカード
主な対象個人事業主・中小企業中堅・大手企業
追加カード4〜20枚前後20枚以上
制限額低い高い
年会費安い高い

法人カードは中小企業や個人事業主が手軽に利用できるよう設計されています。 一方、コーポレートカードは大規模な経費精算や分析が必要な企業向けで、付帯サービスが豊富です。応じて正しいカードを選びましょう。

法人カード審査では個人の信用情報・経営実績が審査される

法人カードの審査では、代表者の個人信用情報と法人の経営実績が重要視されます。

  • 個人信用情報

過去のクレジットカード利用や履歴ローン返済状況が影響します。

  • 経営実績

売上、利益、経費バランスなど、事業の健全性が評価されます。設立間もない企業の場合、これらの情報が少ないため代表者の信用情報がさらに重視されます。

  • 必要書類

提出書類の不備や虚偽記載があると審査に影響するため、正確に記入することが大切です。

法人カード作成の主必要書類

法人カードを作成する際に必要となる書類は以下の通りです。

  1. 代表者の本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  2. 登記簿謄本(法人の場合)
  3. 決算書(1期以上経過している場合)
  4. 開業届(個人事業主の場合)
  5. 印鑑証明書(カード会社が求める場合)

カード会社によって必要な書類が異なるため、申し込み前に確認しておくとスムーズに進められます。法人カードを利用することで、経費管理が簡略化され、事業運営が効率化される特典があります。

初めての法人カード・ビジネスカードでよくある質問

個人事業主やフリーランスでも法人カードは作りますか?

個人事業主やフリーランスの方でも法人カードを作成できます。 一部のカードでは開業届の提出だけで譲渡が可能で、事業規模に関係なく利用できるカードが増えています。

「事業用クレジットカード」として個人事業主を対象とした法人カードは、経費管理や会計効率化を目的とした便利なツールです。

法人カードは代表者以外の従業員でも利用できますか?

法人カードは追加カードを発行することで、従業員も利用可能です。追加カードには個別の利用限度額を設定でき、社員の出張費や接待費などを効率的に管理できます。 利用明細が一括で確認できるため、経理の手間を大幅に削減できます。

法人カードは配置形式でも発行できますか?

法人カードは基本的に法人名義または代表者名義で発行されますが、一部のカードでは配備ごとに名義を指定できるものもあります。

これは経費精算をより細かく管理したい企業にとって便利な機能です。事前にカード会社に対応可能な場合をご確認ください。

法人カードは設置直後・1年未満でも発行できますか?

設立直後や1年未満の法人でも発行可能なカードがあります。この場合、代表者の個人信用情報が審査の大きな要素となります。

書類や直近の提出書類で申請手続き可能なカードもあり、特に信会社やフィンテック企業が発行するカードが対応しています。

法人カードの審査基準は何ですか?

法人カードの審査基準は以下のポイントに基づいています:

  • 代表者の個人信用情報:クレジットカード利用履歴やローン返済履歴などが評価されます。
  • 法人の経営実績:売上や利益、状況が審査対象です。設立1年未満の法人では代表者の信用情報が特に重視されます。
  • 事業実態:事業が確実に運営されている証拠(開業届、登記簿謄本など)が求められます。

法人カードで貯めたポイントは個人で使っても良いですか?

法人カードで冷静なポイントを個人で使用すること自体は技術的には可能です。

法人カードで得られるポイントは通常、会社の事業活動発生した経費に基づいて付与されています。そのため、法人名義で得たポイントを個人で利用すると、会社の資産を私的に流用しているとみなされる可能性があります。

法人カードで税金の支払いは出来ますか?

多くの法人カードで税金の支払いが可能です。ただし、税金支払いにポイントが付与されない場合があるため、カードの特典内容を確認することが重要です。税金支払い専用のカードや高還元率のカードを選ぶと、効率的な経費管理が可能です。

年会費無料と有料法人カードの違いは何ですか?

年会費無料の法人カードは、維持コストを抑えられる一方、付帯サービスや限度額が限定される場合があります。有料カードは年会費がかかるもの、以下のような特典があります。

  • 高いポイント還元率
  • 付帯保険(旅行傷害保険など)
  • 高額な利用額