ポイント還元率が高いおすすめ法人カードランキング8選!平均や貯めるコツを解説

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最終更新日 2024年12月19日

目次

ポイント還元率が高いおすすめ法人カードランキング8選!年会費・限度額を比較

カード名年会費限度額ポイント還元率マイル追加カード年会費追加カード上限枚数申込み対象
UPSIDERカード無料制限なし
※最大10億円実績
1%無料無制限法人
三井住友カード
ビジネスオーナーズ
無料500万円0.5〜1.5%ANA
※ゴールドのみ
無料19枚法人
個人事業主
セゾンコバルト
アメックス
初年度無料
2年目以降:11,000円
30~500万円0.75~1%JAL/ANA3,300円9枚法人
個人事業主
セゾンプラチナ
アメックス
初年度無料
2年目以降:22,000円
9,990万円0.5~1%JAL/ANA1,100円100枚法人
個人事業主
マネーフォワード
ビジネスカード
無料5,000万円1〜3%無料無制限法人
個人事業主
アメックスゴールド36,300円制限なし0.5〜1.5%JAL/ANA13,200円99枚法人
個人事業主
ダイナースクラブ24,200円一律制限なし0.4~1%JAL/ANA5,500円4枚法人
個人事業主
バクラク
ビジネスカード
無料制限なし
※最大5億円実績
1〜1.5%無料無制限法人
JCB法人カード 一般初年度無料
2年目以降:1,375円
10~500万円0.50%ANA初年度無料
2年目以降:1,375円
無制限法人

UPSIDERカード 年会費無料/追加発行無制限/還元率最大1.5%/限度額10億円

UPSIDERカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

UPSIDERカードはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの法人カードです。限度額なしではありませんが、最大10億円のため広告費などの支払いにもおすすめです。

年会費は無料でポイント還元率も1%〜からとコストを抑えて利用できます。Google広告の場合は1.5%になるため、広告費が多い企業におすすめです。

またカード発行枚数の上限なしで利用でき、翌日にはカード明細がでて会計ソフトに連携されるため、月次の締め作業を早くすることができます。会計ソフトとも連携しているため幅広い企業で利用できます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額最大10億円
発行日数リアルカード:3営業日
バーチャルカード:最短即日
申込み対象者法人
会計ソフト連携freee会計/TOKIUM経費精算/MF会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行非対応

UPSIDERカードのメリット・特徴

  • 決算書が不要で設立直後・1年未満でも発行可能
  • 年会費無料
  • 最短即日発行
  • カード上限枚数が無制限
  • ポイント還元率が1〜1.5%

UPSIDERカードは年会費が無料で設立直後・1年未満でも発行可能なので、スタートアップ・ベンチャー企業にもおすすめです。リアルカードは3営業日ほどかかりますが、バーチャルカードであれば最短即日発行で、法人カードが利用できます。

また上場を目指す会社向けなのでカード発行枚数の上限はなく、さまざまな用途で利用でき、カード毎に限度額も設定できるため不正利用も防止できます。

加えて法人カードの中ではかなりポイント還元率が高く、年会費が無料で1%以上の還元率です。設立1年未満の会社で作りやすく、還元率高いカードは少ないため中小企業におすすめです。

UPSIDERカードのデメリット

  • 個人事業主は利用できない
  • ETCカード発行ができない
  • マイル還元がない
  • 付帯サービスが少ない

UPSIDERカードは法人のみ対象なので個人事業主は利用できません。またETCカード発行ができず、旅行傷害保険・空港ラウンジサービスなど付帯サービスもないので、出張や車移動の多い会社には不向きと言えます。

またマイル還元もないので飛行機移動が多い方にも向いておらず、マイル還元率が高い別のビジネスカードがおすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズ 決算書&登記簿謄本不要/個人事業主もOK

三井住友カード ビジネスオーナーズの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費無料で使える法人カードでありながら、利用限度額が500万円まで利用できます。一般・ゴールドの2つがありますが、どちらも500万円と限度額が高いのが特徴です。

追加カード発行は18枚まで可能でETCカードも19枚まで発行ができます。ポイント還元率も最大1.5%と高く、法人だけでなく個人事業主も利用ができます。

また決算書や登記簿謄本が不要で発行できるため、設立1年目・初年度といった会社にもおすすめの法人カードです。freee会計・弥生会計など主要な会計ソフトとも連携しているため、使いやすいのが特徴です。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.5%
マイル還元率1ポイント=0.5マイル
利用限度額〜500万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数19枚
ETCカード発行無料
付帯サービス海外/最高2,000万円
新規入会&条件達成で1万円相当Vポイント
会計ソフト連携

三井住友カード ビジネスオーナーズのメリット・特徴

  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 年会費無料で追加カードは最大19枚まで発行可能
  • 限度額は500万円までと十分
  • 個人カードとの2枚持ちでポイント還元率が1.5%

三井住友カード ビジネスオーナーズは決算書・登記簿謄本が不要なので、設立1年未満・開業直後でも発行が可能で、中小企業経営者や個人事業主におすすめの法人カードです。

限度額も最大500万円のため与信枠としても十分で、追加カード発行は19枚まで可能です。そのため従業員へカードを持たせたい中小企業の経営者に向いています。また個人カードと併用して2枚持ちをすると、ポイント還元率が1.5%にアップします。

年会費も無料で最短3営業日で発行されるので、独立・起業直後にスピーディーにビジネスカードを持ちたい方におすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズのデメリット

  • 付帯サービスがやや少ない
  • 旅行傷害保険の補填金額が小さい
  • 通常のポイント還元率は高くない

三井住友カード ビジネスオーナーズは他の法人カードと比較すると、付帯サービスがやや少ないのがデメリットです。また旅行傷害保険はありますが、国内には対応しておらず補填金額も2,000万円と小さいです。

海外出張が多くもしもの時に備えたい方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。

年会費無料でスピーディーに発行できる一方で、他のカードと比較すると、ポイント還元率はあまり高くありません。ポイントや付帯サービスを重視する場合は、別のビジネスカードが良いかもしれません。

マネーフォワードビジネスカード 個人事業主OK/決算書不要/最短5分発行/年会費無料

マネーフォワードビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

マネーフォワードビジネスカードは最短5分で発行でき、個人事業主も利用OK・年会費無料の法人カードです。会計ソフトと連携しており決算書不要でカード発行が可能です。

ポイント還元率は最大3%・限度額も最大5,000万円と高いため、限度額が高いカードを探している方にもおすすめです。領収書のアップロードはスマホアプリから可能・利用明細はリアルタイム反映のため、月次決算を早期化できます。

またカード発行枚数の上限はなく、無料で何枚でも発行で切ることに加えて、カードごとに利用制限を設定することもできます。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率
利用限度額上限なし
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数上限なし
ETCカード発行
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

マネーフォワードビジネスカードのメリット・特徴

  • 個人事業主・フリーランスも発行可能
  • 決算書・登記簿謄本が不要
  • 最短即日発行
  • ポイント還元率が高い
  • 限度額が高い
  • 追加カード発行は無制限

マネーフォワードビジネスカードは個人事業主・設立1年目の会社におすすめの法人カードで、決算書・登記簿謄本が不要で発行できます。バーチャルカードも対応しており、最短即日発行ができます。

またポイント還元率はビジネスカードの中では高く1〜3%のポイントが付与され、限度額の上限はないため中小〜大手企業でも利用できます。追加カード発行が無制限なので、立替え経費が多い・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

マネーフォワードビジネスカードのデメリット

  • 与信枠(限度額)が付与されるまで時間がかかる
  • ETCカード発行ができない
  • 付帯サービスが少ない

マネーフォワードビジネスカードは独自の与信審査を行うため、口座連携してから1ヶ月以上のキャッシュフローがないと与信枠が付与されません。それまでの間はチャージして利用することになるため、一定の預金がないと初期は利用しづらいです。

またETCカード発行はできず、一般的な法人カードとは異なり付帯サービスがないため、空港ラウンジサービス・マイルを利用したい方には不向きかもしれません。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料/還元率1.125%

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費無料でJALマイルのポイント還元率が最大1.125%と高い法人カードです。

JALマイルを貯めたい・利用頻度が高い経営者や個人事業主におすすめです。他社のプラチナカードと比較すると、年会費は3,300円と安く利用できます。

また特典も豊富で空港ラウンジサービス・プライオリティパスも利用でき、マイルの移行手数料が発生しないのも嬉しいポイントです。

項目詳細
年会費22,000円
ポイント還元率0.5~1.125%
マイル還元率JALマイル:0.3%
ANAマイル:1.125%
※年間移行は150,000マイルまで
利用限度額最大9,990万円
発行日数最短3営業日
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数9枚
ETCカード発行5枚・無料発行
付帯サービスプライオリティ・パス
空港ラウンジサービス
旅行傷害保険
エクスプレス予約サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・特徴

  • 限度額が高い
  • 支払いサイトが長い
  • マイル還元率が1.125%と高い
  • 付帯サービスが充実している

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはコスパ最強法人カードと言われるほど、年会費と比較して付帯サービスやポイント還元率が高いのが特徴です。一般的な法人カードと比較してマイル還元率は高く、限度額も最大9,990万円と高いです。

付帯サービスは空港ラウンジサービスはもちろん、旅行傷害保険・プライオリティ・パス・エクスプレス予約サービスもついています。そのため出張が多い個人事業主や中小企業経営者におすすめのビジネスカードです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

  • 年会費が22,000円かかる
  • 追加カードの年会費3,300円かかる
  • グルメ特典がやや寂しい

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費がかかるので、初年度や設立1年目でコスト抑えたい方には不向きかもしれません。

年会費については追加カードは最大9枚まで発行できますが、1枚あたり3,300円かかるのもデメリットです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはグルメ特典がついていますが、他の法人カードはレストランコース1名分が無料といったこともあるため、やや寂しいと感じる方もいるかもしれません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 限度額なし法人カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは手荷物のホテル当日宅配・空港ラウンジ同伴が1名可能など、付帯サービスが充実した限度額なしの法人カードです。

年会費はやや高めの設定ではありますが、ゴールドカードなのでステータスが高く、ANAは0.5%・JALは0.3%とマイル還元率が高いのが特徴です。

またETCカードは20枚まで無料発行ができるため、車移動が多い事業を運営している方におすすめです。

項目詳細
年会費36,300円
ポイント還元率1〜3%
マイル還元率1.0%〜3.0%(ANA)
利用限度額上限なし
発行日数個人事業主:3週間程度
法人:5週間程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数99枚
ETCカード発行20枚(年会費無料)
付帯サービス旅行サービス
レストラン優待
国内外の保険充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのメリット・特徴

  • メタルカードでステータスが高い・かっこいい
  • 限度額が高い・上限なし
  • マイル還元率が高い
  • 追加カードの限度額設定が可能
  • 付帯サービスが充実

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは法人カードの中では珍しいメタルカードで、ステータス高くかっこいいデザインです。

また年会費は発生しますが限度額の制限がなく、マイル還元率が高いのもメリットです。加えて追加カード発行は99枚まで可能で、ETCカードも年会費無料で作成ができます。

そのため中小企業の経営者・個人事業主におすすめのビジネスカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリット

  • プライオリティ・パスは付帯なし
  • ANAマイル移行には上限がある
  • 公共料金・税金支払は還元率が下がる

付帯サービスは充実していますがプライオリティ・パスはないのがデメリットで、プラチナカード以上しか付帯しないため、必要であれば上位ランクのカード検討が必要となります。

マイル還元率は高いですが注意点としては、年間40,000マイルまでしか移行できないことです。移行上限がありますが年間で400万円以上利用することがない方は、大きな問題にはなりません。

また一部の支払い(電気・ガス・水道・法人税・固定資産税・自動車税などの地方税)は、ポイント還元率が半分になります。

ラグジュアリーカード ブラック 個人事業主OK/還元率最大7.15%/メタルカード

ラグジュアリーカード ブラックの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

ラグジュアリーカード ブラックはMastercardの中でも最上位のハイステータスな法人カードです。年会費は110,000円と高めですが、限度額を超える場合でも事前入金で最大9,990万円まで利用可能・還元率は1.25%〜7.15%と非常に高いです。

旅行傷害保険も海外では最大1.2億円・国内では1億円で、メタル製の法人カードなのでステータスを一番重視したいという方におすすめです。

付帯サービスも豊富で東急ホテルなどのホテル&リゾートの上級会員ステータスの獲得・LINEやメール対応のコンシェルジュ・リムジン送迎・コミュニティイベントなどの特典もあります。

項目詳細
年会費110,000円
ポイント還元率1.25〜7.15%
マイル還元率1.5%
利用限度額一律制限なし
発行日数5営業日程度
申込み対象者法人・個人事業主
追加カード発行枚数4枚
ETCカード発行1枚につき1枚発行
付帯サービスホテル&リゾートの上級会員ステータスの獲得
コンシェルジュサービス
リムジン送迎
コミュニティイベント

ラグジュアリーカード ブラックのメリット・特徴

  • ポイント・マイル還元率が高い
  • ステータスが高くかっこいい
  • ポイント交換先が豊富
  • 付帯サービスが充実

ラグジュアリーカード ブラックはなんと言ってもステータスが高く、かっこいい法人カードであるのが魅力です。グレーのビジネスカードはありますが、シックなブラック法人カードは少ないです。

またポイント・マイル還元率も非常にビジネスカードの中では高く、限度額も制限がないので利用頻度が高い方におすすめです。付帯サービスも充実しておりリゾート会員の上級ステータス獲得・リムジン送迎などもついているので、高級感を出したい経営者・個人事業主におすすめです。

ラグジュアリーカード ブラックのデメリット

  • 年会費が高い
  • メタルカードなので使えない店舗がある
  • 追加カード発行に費用がかかる

ラグジュアリーカード ブラックはハイステータスな法人カードなので、年会費がやや高いのがデメリットです。それを上回るかっこよさ・付帯サービスはありますが、設立直後・開業直後の個人事業主には不向きかもしれません。

また金属製のビジネスカードなので、店舗の決済端末によっては支払いができない可能性があるのも注意点です。加えて追加カード発行にはそれぞれ、下記の年会費がかかるためコストが発生します。

・チタンカード:15,000円
・ブラックカード:25,000円
・ゴールドカード:50,000円

バクラクビジネスカード 年会費無料/最大5億の限度額/還元率最大1.5%

バクラクビジネスカードの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

バクラクビジネスカードは年会費無料で最大1.5%キャッシュバック・上限なしの法人カードです。利用可能枠に明確な記載はありませんが、5億円以上の実績があります。

広告費や交通費などカード毎に決済制限が可能で、アプリで領収書を取るだけで簡単に経費精算ができます。またAIが仕分けデータ元に自動生成し、会計ソフトへの連携もしてくれます。

リアルカードは発行手数料がかかりますが、バーチャルカードの場合は無料のため、大手企業にもおすすめの法人カードです。

項目詳細
年会費無料
ポイント還元率1〜1.5%
マイル還元率
利用限度額なし
※最大5億の実績
発行日数最短即日発行
申込み対象者法人
追加カード発行枚数制限なし
ETCカード発行なし
付帯サービス会計ソフト連携
領収書アップロード

バクラクビジネスカードのメリット・特徴

  • 年会費無料
  • 限度額が高い
  • 最短即日発行
  • 追加カード発行上限なし
  • インボイス・電子帳簿保存法に対応

バクラクビジネスカードは限度額が最大5億円と高く、年会費も無料で最短即日発行できるのがメリットで、中小・中堅・大手企業におすすめの法人カードです。

追加カードの発行枚数上限もないため、立替え経費が多く発生している・月次決算を早く締めたい企業に向いています。

またAI-OCRがインボイス登録番号を自動取得し、税区分の間違いを自動でアラート通知をしてくれるので、経理業務を効率化させることができます。証憑の回収から電子明細の管理までを一元管理できるのが、強みのビジネスカードです。

バクラクビジネスカードのデメリット

  • 付帯サービスが少ない
  • 連携できる会計ソフトが限られる
  • ETCカード発行ができない

中堅・大手企業の経理業務を効率化するのが強みなので、付帯サービスが少ないのはデメリットです。また連携している会計ソフトはマネーフォワード会計のみなので、利用している会計ソフトによってはうまく利用できない可能性があります。

ETCカード発行にも対応していないため、IT系・スタートアップ・ベンチャー企業にはおすすめですが、外回りが多い業界の中小企業経営者には不向きな法人カードと言えます。

三井住友ビジネスプラチナカード for Owners 個人事業主OK/ポイント還元率最大7%

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの基本情報|年会費・ポイント還元率・限度額・発行枚数上限・日数

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは法人だけでなく個人事業主も持てるハイステータスな法人カードです。カードランクもプラチナのため年会費はやや高めですが、限度額は原則200万円以上・旅行傷害保険も最大1億円と非常にハイステータスです。

ポイント還元率は法人カードの中でもトップラクスで、所定の審査がありますが最大7%のとなっています。

ハイクラスなホテルやレストラン予約サービスが付帯しており、招待日和が厳選したレストラン約200店舗で、2人以上の特定コースなら1名分が無料になります。

他にもプライオリティパス・セカンドオピニオンなど上質なサービスが無料で利用できます。

項目詳細
年会費55,000円
ポイント還元率0.5〜7%
マイル還元率0.25〜0.45%
利用限度額200万円〜
発行日数10営業日〜
申込み対象者法人・個人事業主
会計ソフト連携freee会計・MF会計・弥生会計
追加カード発行枚数無制限
ETCカード発行無料発行
付帯サービスホテル手配
レストラン予約
プライオリティパス
旅行傷害保険最大1億円

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのメリット・特徴

  • 24時間対応のコンシェルジュサービス
  • ポイント還元率が高い
  • 付帯サービスが豊富
  • プライオリティ・パス

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのメリットは24時間対応のコンシェルジュサービスがつく点で、会員専用のデスクといつでも電話が可能です。

またポイント還元率は最大7%と非常に高いことに加えて、ホテル手配・プライオリティ・パスなど、付帯サービスが豊富です。旅行傷害保険もついているので、出張が多い経営者・個人事業主におすすめの法人カードです。

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのデメリット

  • カード利用枠が個人と合算される
  • 年会費が高い
  • 海外利用時はプライオリティ・パスが付帯されていない

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのデメリットは年会費が55,000円と、やや高額であるため維持コストがかかる点です。また個人カードの利用があると、利用枠がその金額分減少してしまいます。

海外利用時のプライオリティ・パスは付帯してないので、海外出張が多い方にはおすすめできません。

法人カードのポイント還元率を高くし効率的に貯める5つのコツ

複数枚ではなく1枚の法人カードをメインで利用する

法人カードのポイント還元率を高め効率的に貯める1つ目のコツは、1枚のカードをメインで利用することです。

法人カードの場合は年間利用金額に応じてポイント還元率が高くなる特典があります。そのため複数のカードで決済して分散すると、ポイント還元率が高くならない可能性があります。

1枚の法人カードに支払いを集約することで、ランクアップ特典の条件を満たし多くのポイント獲得が期待できます。

また中には一定のポイントが貯まらないと交換できない場合があるため、サブで2枚目のカードを持つのは良いですが、可能な限り1枚に集約するのがおすすめです。

法人カードのポイント還元率アップ特典を活用する

法人カードの支払いにはポイント還元率アップの特典を活用するのも大切です。特典は下記のようなものがあります。

  • 入会特典のキャンペーン
  • 対象店舗限定のポイント還元率アップ
  • 電子マネー利用など特定の支払いでポイント還元率アップ
  • 特別会員プログラムの入会特典
  • 期間限定ポイント還元率アップ特典

もっとも多いのが入会時のポイント付与特典があるケースです。条件達成で入会時に2万ポイント付与といったキャンペーンもあります。

ポイント還元率アップのプログラムは時期や各社によって異なるため、どのようなものがあるかは明記できませんが、公式サイトなどに記載があるため確認してみましょう。

従業員に追加カードを発行し金額を大きくする

ポイント獲得を増やすには従業員への追加カード発行もおすすめです。経費利用は代表者だけでなく各部門毎でも、様々な利用シーンがあります。

マーケティング部門では広告費・決裁者クラスでは接待や会食・管理部門では備品や消耗品購入など、多く支払いがあります。

従業員に追加カード発行を行いビジネスカード決済を行っていると、自然にポイント付与も大きくなります。年間の利用金額に応じて還元率アップのカードもあるため、金額を増やすことでポイントを増加させられます。

少額でも法人カードで経費支払を行い利用頻度を高くする

また上記に付随した内容ではありますが、法人カードの決済といえば高額な支払いをイメージする方もいるかもしれません。

しかしWebサービスやSaaS製品などの場合は毎月クレジット決済といったものも増えています。Webサービスに限らず日々の経費支払をカードで支払うことで、頻度を高くしポイント還元を受けるのもおすすめです。

数千〜数万円の備品や消耗品購入でも、年間計算すると大きな金額になることも考えられます。

一般カードからゴールド・プラチナランクカードの招待を受ける

基本的に一般カードのようにカードランクが低いものは、年会費が安い一方で還元率は高くないことが多いです。

しかし同一カードでの決済を増やしていき、支払い遅延などもない状態が続くと上位ランクへの招待を受けることがあります。一般的に法人カードの還元率は下記のようになっています。

カードランク一般ゴールドプラチナ
年会費無料〜1万円2,000〜3万円2万〜十数万円
限度額3〜500万円〜1,000万円一律の制限なし
ポイント還元0.3〜0.5%0.5〜1%1%〜17%
付帯サービス会計ソフト/シェアオフィス割引
交通系サービス優待
空港ラウンジ利用
海外キャッシュサービス
コンシェルサービス
グルメ/レジャー優待

カードランクが高くなることで限度額やポイント還元率は高い状態になるため、ステータスも高くなり様々な場面で恩恵を受けることができるでしょう。

ポイント還元率が高い法人カード選びのポイント

年会費とポイント還元率のバランス

ポイント還元率が高い法人カードを選ぶ場合は、年会費とのバランスを見ながら選ぶようにしましょう。

先ほど紹介したように基本的にはカードランクが上がるほど年会費は高くなりますが、限度額やポイント還元率も高くなっていきます。

ただしポイント還元はあくまでも法人カードの付加価値になります。本来の目的は支払いをスムーズにさせ、月次決算を早く締める・経費の見える化といったものです。

年会費は毎年固定で発生するため5万円以上の場合は、付帯サービスを利用することがあるのか・利用金額を考えた時にポイント還元率のメリットはあるのかといった部分を考慮しましょう。

ポイントの使い道・移行時の交換レート

ポイント還元率が高い法人カードを選ぶ際は、ポイントの使い道や移行時の交換レートも確認しておきましょう。

法人カードで貯まったポイントは様々な商品やサービスに交換ができますが、マイルやギフト券・共通ポイントなど、どの使い道がもっとも良いのかを考えておく必要があります。

交換先によっては移行時の交換レートが低いといったこともあります。例えば法人カードのポイントは1ポイント=1円ですが、電子マネーやマイルの場合は1円よりも高かったり、低かったりといったことがあります。

ポイントの有効期間

ポイント還元率が高い法人カードを選ぶ際の3つ目のポイントは、有効期間を確認しておくことです。有効期間をすぎるとポイントは失効となるため、定期的にポイント残高のチェックがおすすめです。

代表的な法人カードの有効期限とポイントを整理してみます。

カード名ポイント名有効期限
JCBカードOki Dokiポイント2〜5年間
三井住友カードVポイント、ワールドプレゼント2〜4年間
セゾンカード永久不滅ポイント無期限
ラグジュアリーカードラグジュアリー・リワード5年間
アメリカン・エキスプレスメンバーシップ・リワード最長3年・無期限
ダイナースクラブカードダイナースクラブリワードポイント無期限

セゾンカードは永久不滅というキャッチコピーがあるので印象が強い方もいるかもしれませんが、基本的には2〜4年程度でポイントは失効となります。

有効期限も確認しながらうまく経費削減を実施するようにしましょう。

ポイント還元率が高い法人カード入会前の3つの注意点

交換先によって1ポイントの価値が異なる場合がある

これは法人カードに限った話ではありませんが、ポイント交換先によって1ポイントの価値が異なる場合がある点は注意しておきましょう。

交換の方法としてはマイル移行・ギフトカード交換・電子マネー交換などがありますが、ポイントの交換先によって価値は変動します。

例えばダイナースグローバルマイレージカードの移行率は下記のようになります。

  • JAL:2,500ポイント=1,000マイル
  • ANA:1,000ポイント=1,000マイル
  • デルタ航空:2,000ポイント=1,000マイル

1マイルあたりの円に直した価値は3.65〜5.81円と言われているので、飛行機に乗る頻度が高い方はマイル還元に当てたほうがおすすめといえます。

ポイント有効期限・失効時期に注意する

またポイント還元率が高い法人カードの注意点としては、ポイントには有効期限があるということです。先ほども触れましたが、一般的には2〜4年がポイントに有効期間となっていることが多いです。

カード名ポイント名有効期限
JCBカードOki Dokiポイント2〜5年間
三井住友カードVポイント、ワールドプレゼント2〜4年間
セゾンカード永久不滅ポイント無期限
ラグジュアリーカードラグジュアリー・リワード5年間
アメリカン・エキスプレスメンバーシップ・リワード最長3年・無期限
ダイナースクラブカードダイナースクラブリワードポイント無期限

セゾンカードの永久不滅ポイントのように無期限の場合もありますが、有効期間が切れるとポイントは失効となります。

そのため1年毎などでポイント残高を確認しながら、ポイントを活用して経費削減を行うようにしましょう。

マイルやその他のポイント移行には手数料が発生する・上限設定の場合がある

またポイント還元率が高い法人カードの注意点としては、ポイント移行には手数料が発生する・上限設定がある点は注意が必要です。

ポイント移行時に手数料については各社によって異なり調べる必要がありますが、手数料が発生すると1ポイント=1円以下の価値担ってしまう可能性があります。

またマイル移行の場合は年間で4万マイルまでなど、上限が定められていることがあるため、上限についても事前に確認しておきましょう。年度を跨げば問題ないため効率的にマイル移行は検討しましょう。