ファクタリング審査に落ちる理由は?審査基準や通過率を上げるコツ

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最終更新日 2024年1月16日

目次

ファクタリングで審査される3つのポイント

ファクタリングとは売掛金(請求書)をファクタリング会社に売却することで、資金調達を行う手法です。取引先から支払い予定の売掛債権(未収金)を売却すると、入金予定日よりも早く現金化ができるため、資金繰りを改善したい企業におすすめの手段です。

近年では完全オンライン型で完結するファクタリングクラウドファクタリング)も登場しており、以前よりもスピーディーに現金化ができるようになりました。

ただしファクタリング利用には審査を通過する必要があり、銀行の融資と比較するとハードルは低いですが、ファクタリング会社によって審査基準は異なります。

そこで今回はファクタリングの審査ポイントや通過率を高めるコツ・審査時間を短くする方法について解説していきます。

売掛先の信用度

まずファクタリング審査で重要なのが売掛先の信用度です。ファクタリング会社は利用者から買い取った売掛金(請求書)が、売掛先企業から入金がなければ負債となってしまいます。

仮に売掛先から入金がなければ負債となってしまうため、未回収リスクを考慮して与信審査時には、売掛先企業の信用度に問題がないかをチェックします。

そのため信用度が低い売掛先の請求書は審査が厳しくなること多く、売掛先が個人事業主やフリーランスの場合は審査が通らないのが一般的です。

ただしペイトナーファクタリングのように、売掛先が個人事業主やフリーランスであっても対応しているケースもあります。

必要書類が少なく審査が緩いファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。

売掛債権の健全性

また売掛債権(売却する請求書)が健全であるかも、ファクタリング会社が審査で重視するチェックポイントです。

例えば経営破綻していたり、業績が悪く破綻の危険性がある企業の売掛債権は、資産価値を失った不良債権と判断される可能性が高いです。上述で触れた通りファクタリング会社は売掛債権(未回収の請求書)が回収できなければ、売上を立てることができません。

そのため売掛債権がしっかり回収される可能性があるか、売掛先の経営状態は問題ないかといった部分が重要なのです。

逆に信頼性の高い売掛債権であると判断されると、ファクタリング会社としては未回収リスクが下がるため、手数料が下がるといったケースもあります。

利用者の社会的な信用度

ファクタリングでは申し込みをした利用者の信頼度は、基本的にはあまり重視されていません。理由は上記で解説した通りファクタリング会社にとって重要なのは、売掛先の信用力であるためです。

しかしファクタリング会社の中には利用者の信用度もチェックするケースもあります。理由としては架空の売掛金で不正に資金調達を考える悪質なケースに対応するためです。

こうした犯罪リスクを下げるために、利用者にもある程度の信用力を求めることがあります。仮に売掛先が倒産して債権回収が出来なくなった場合に、売掛金を利用者に請求する契約も稀にあります。

ファクタリング契約の場合はファクタリング会社が回収の責任を負っているのが原則ですが、上記のような契約の際には利用者本人の信用度がチェックされることもあります。

ファクタリング審査の7つの基準

ファクタリングの審査基準は主に次の7つです。

  1. 売掛先の信頼度
  2. 売掛先との取引実績
  3. 売掛金の支払い期日
  4. 売掛債権の信用度
  5. 利用者の企業規模・利用金額は適正か
  6. ファクタリング利用者の社会的な信用度
  7. 税金滞納や借入金の返済遅延など差し押さえの可能性がないか

ファクタリング審査で上記のポイントがなぜ重要なのかについて解説していきます。

(1)売掛先の信頼度

ファクタリング審査で最も重視されるのが売掛先の信用度です。これは先ほど触れた通りですが、債権回収ができるかどうかがファクタリング会社としては重要なためです。

例えば売掛先が上場企業や公的機関など信用度の高い場合は、支払い能力が高いため債権回収がしやすいという判断になり、審査も通りやすいでしょう。

逆に売掛先の信用度が低く未回収になるリスクが高いと判断された場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。経営状況や財務状況が悪化している売掛先の場合は、信用度が低くなることが一般的でしょう。

また基本的には売掛先の信用力が高く未回収リスクがかなり低い場合は、ファクタリング会社の手数料も安くなる傾向にあります。逆に売掛債権の信用度が低く支払い能力が低い場合は、手数料が高くなるケースが多いです。

そのためファクタリング会社を利用する場合に複数社の売掛金がある時は、上場企業や公的機関など社会的信用度の高い売掛債権を売却するのがおすすめです。

(2)売掛先との取引実績

また利用者と売掛先との間で継続的な取引が行われているか、取引実績が豊富かといった点も審査のポイントです。取引実績などを確認する理由としては、悪質な利用者が売掛先と口裏を合わせて架空の売掛金を作り、ファクタリング会社を騙して資金調達をするケースがあるためです。

架空債権はファクタリング会社にとっては大きな損害となるため、利用者と売掛先に取引実態があるかについて、通帳の履歴などから取引実態があるのかをチェックすることが多いです。

仮に売掛先と取引があったとしても一度しかない場合は、架空債権の可能性を疑われてしまい、ファクタリング審査に通過せず落ちてしまう可能性もあります。

そのためファクタリング審査を受ける場合には、売掛先との継続取引があることを証明できるように、通帳や請求書・発注書・納品書・契約書といったエビデンスとなる書類を準備しておくのがおすすめです。

(3)売掛金の支払い期日

ファクタリング会社の審査では売掛先による請求書の支払い期間が短い方が、審査に通りやすい傾向があります。理由としては売掛金の支払期日が長いほど、ファクタリング会社が未回収リスクを背負う期間が伸び、資金的な負担が大きいためです。

また支払い期間が長い売掛債権は売掛先の経営状況が悪化して、貸し倒れになるリスクも高くなるといえます。そのためファクタリング会社によっては、支払い期日が長い売掛債権(請求書)は買い取らないこともあります。

そのためファクタリング会社の審査を通過しやすくるには、売掛債権の支払い期日が短い方が良いでしょう。審査が通過しやすい目安としては、長くても2ヶ月程度です。

支払い期日までの期間が2ヶ月を超えるような支払いサイトの長いものについては、ファクタリング審査で通過せず審査に落ちる可能性があります。そのためファクタリングを利用する場合に複数の売掛金がある時は、支払い期日の短い売掛債権(請求書)を選ぶようにしましょう。

(4)売掛債権の信用度

売掛債権の信用度もファクタリング利用時には重要な審査ポイントです。信用度が高いと判断される売掛債権は、回収の確実性が高いものです。

回収の確率が高いと判断されれば、条件が多少厳しくなっても買い取ってくれるファクタリング会社もあります。

逆に回収見込みが全くないと判断される不良債権や、民事再生・事業譲渡の計画が進んでいるといった売掛先の請求書は、未回収リスクが高くなるため審査通過の確率は低くなります。

また個人間の売掛債権も買い取ってもらえないことが一般的です。ただしペイトナーファクタリングのようにフリーランスや個人業主に特化したファクタリング会社では、個人間の債権でも対応可能な場合もあります。

加えて売掛債権と同時に買掛債権もある反対債権の場合は、相殺により売掛金が0円以下になる可能性があるため、原則としては売却はできません。

(5)利用者の企業規模・利用金額は適正か

利用する企業の売上規模と利用金額が釣り合ってない場合も、審査は通過しづらく審査落ちになる可能性があります。そのため利用する企業規模と利用金額のバランスも大切です。

仮に年間で売上1,000万円に満たない会社が、5,000万円のファクタリングを申請したとしても、ファクタリングで審査に通ることはないでしょう。理由としては売上規模に対して金額が大きすぎると、架空債権を売却しようとしている疑われるためです。

一般的に考えれば売上規模が小さい会社が、ファクタリングを活用して資金調達をするのに、売上の2〜3倍といった請求書を売却することは考えづらいです。ファクタリングはあくまでも資金繰りをうまく回すための、少額な資金調達の方法といえます。

そのため自社の売上に対して大きすぎる金額をファクタリングで申請しても、審査に通らず落ちてしまうでしょう。

(6)ファクタリング利用者の社会的な信用度

一般的にファクタリングでは利用者の情報はあまり重要ではなく、売掛債権・売掛先が重要視されます。ただし利用者の信用度もファクタリング審査のチェックポイントとなるケースもあります。

例えば身分の証明が不確かである・過去に何かしらの過失をしている場合は、審査に落ちてしまう可能性もあります。

またフリーランスや個人事業主の場合は、法人企業と比較すると社会的信用度が低いため、利用に制限があることもあります。例えば個人事業主やフリーランスの利用は問題ないが、審査に時間がかかる・手数料が高くなるといったケースです。

ただしフリーランス・個人事業主向けのファクタリング会社もあるため、法人向けではないファクタリング会社を選ぶのもポイントです。

利用者情報をチェックする理由は詐欺や犯罪を防止するためです。利用者の中にはファクタリング会社で債権譲渡後に、別のファクタリング会社に債権を持ち込む、二重譲渡をしようとする人もいます。

こうした架空の売掛金を偽造されるとファクタリング会社は損害を被ることになるので、本物と証明できない売掛金を厳しくチェックするのです。

そのため請求書・発注書・納品書・契約書など、売掛債権の実態が存在するかを確認できる書類提出を求めらることもあります。

(7)税金滞納や借入金の返済遅延など差し押さえの可能性がないか

また売掛先が税金の滞納や借入金の返済遅延がないかも、ファクタリング審査のチェックポイントです。仮に倒産して財産の差し押さえが発生した場合は、預金や不動産に加えて売掛債権も差し押さえ対象になります。

売掛債権が差し押さえ状態になるとファクタリング会社としては、資金回収ができなくなります。こうした状況を回避するため、ファクタリング会社は売掛先の税金滞納・借入金の返済遅延がないかといって部分も審査をしています。

ファクタリング審査で落ちる理由|売掛債権が理由のケース

これまでファクタリング審査の基準やチェックポイントについて解説してきました。次はファクタリング審査で落ちる理由のうち、売掛債権に理由があるケースについて解説していきます。

倒産や経営破綻リスクなど不良債権がある

ファクタリング利用時には売掛債権・売掛金が重要であると解説してきました。不良債権がある、もしくはその疑いがある場合は審査に通過しないでしょう。

不良債権とは倒産や経営破綻により回収が困難となった売掛金のことを指します。ファクタリング利用者の中には不良債権だと知りながら、申請を行う悪質な企業や詐欺も存在するため、ファクタリング会社としても慎重になっています。

不良債権やその疑いがある売掛債権はファクタリングでは利用してはいけません。ほぼ確実に審査に落ちるため、相手の経営状況などを知っている場合は、別の企業の売掛債権を売却するようにしましょう。

売掛債権の支払い期日が長いもの

売掛債権の支払い期日が長い場合もファクタリング審査に落ちる可能性があります。支払い期日までに災害や経営悪化・不祥事といった不足の事態が発生すると、売掛金の回収ができなくなる可能性が高くなるためです。

ファクタリング会社からすると売却された売掛債権の支払い期日が長いほど、売掛金の未回収リスクが高くなります。支払い期日は長くても2ヶ月程度が理想です。

それ以上の支払い期日の売掛債権になると審査に落ちる可能性が高く、審査通過は難しいと考えた方が良いでしょう。

複数のファクタリング会社に債権譲渡を打診している

これは先ほど触れた内容ですが、二重譲渡の疑いがある場合は審査で落ちてしまうでしょう。二重譲渡とは一つの売掛債権を複数のファクタリング会社で売却しようとすることです。

売掛債権の売却ができるは1社だけです。複数のファクタリング会社から資金調達を行うのは違法行為にあたるため、仮に審査通過になったとしても、売掛債権の回収時点で二重譲渡が発覚し刑事告訴となる可能性もあります。

こうなると社会的な信用も失われ、事業の継続もできなくなるため、二重譲渡は絶対にしてはいけません。

譲渡禁止の特約がついている

譲渡禁止の特約が付与されている売掛債権も、ファクタリング審査で落ちる可能性が高いです。譲渡禁止特約とはそもそも売掛債権を第三者に売却することを禁止するための特約です。

譲渡禁止特約がついている売掛債権は、何か重要な理由があって譲渡禁止となっていることが多いため、取引先に特約解除を申し出ても解除は難しいです。

ただし3社間ファクタリングを利用する場合に、譲渡禁止特約を無効にしてくれる可能性もあるため、どうしても売却したい場合は3社間ファクタリング会社に相談してみましょう。

ファクタリング審査で落ちる理由|その他の理由があるケース

次はファクタリング審査に落ちしてしまう理由の中で、売掛債権とは別の理由があるケースについて解説していきます。

売掛先の経営状態が悪い

1つ目に考えらる理由としては売掛先の経営状況が悪いという場合で、このようなケースは審査落ちになる可能性が高いです。

売掛先の支払いが遅延したり企業自体が倒産すると、ファクタリング会社としては売掛金を回収できないというリスクを負うことになるためです。

これまで紹介してきたようにファクタリング審査で重要になるのは、売掛先の信用度です。売掛先の経営状態が悪く倒産リスクがある場合は、売掛金の回収ができない可能性があると判断され、ファクタリング審査で落ちることがありまう。

取引先の経営実態が不明瞭・実在しているか不確か

また取引先の経営実態があるのか不明瞭で、経営実態がないと判断された場合も審査に落ちてしまいます。これはペーパーカンパニーを作って詐欺を計画しているケースがあるためです。

ファクタリング会社を利用する人は銀行融資の審査で落ちているケースも多いでしょう。そのためコンサルや業務委託など、提供したサービスや商品内容がはっきりしない場合は、審査通過せず落ちてしまう可能性もあります。

法人ではなく個人事業主が売掛先である

基本的にファクタリング利用は法人の売掛債権を利用するのが一般的で、社会的信用の低い個人事業主やフリーランスの売掛債権は審査に落ちる可能性が高いです。

売掛先が個人事業主やフリーランスの場合は、中小・零細企業である場合が多く、倒産や売掛金の未回収リスクが法人よりも高くなります。

ファクタリング会社は基本的には売掛金の未回収や遅延リスクを回避するため、業績が好調で人柄として問題がなかったとしても審査落ちするケースがあります。

また上記のような理由からファクタリング利用者が法人ではなく、個人事業主の場合も審査落ちとなるケースもあります。売掛先が同様の個人事業主であることが多いためです。

ファクタリング利用者の社会的信用度が低い・信頼ができない

ファクタリング利用者の信頼や社会的信用度が低いと判断された場合も、審査に通過せず落ちる可能性があります。ファクタリング会社は利用者・利用企業が信頼できるかもチェックしています。

態度が不誠実・書類の提出が遅いといった場合は、ファクタリング会社から信用されることはないでしょう。またファクタリング会社からの質問に対して矛盾があったり、誠実に応えない場合も利用者として信頼はできないという判断になります。

利用者と取引先の実績が少なすぎる場合

これも上述の審査基準の部分で触れた内容ですが、利用者と売掛先の取引実績が少ない・取引期間が短すぎると、審査に落ちる可能性があります。

ファクタリング審査に依頼した売掛先が新規取引であった場合は、架空の売掛金を作ってファクタリング会社から詐欺を行っているというケースも想定されます。

上記のようなことを防ぐために、ファクタリング会社は利用者と売掛先の取引回数や取引期間もみて、審査を行っています。

ファクタリングで審査落ちせず通過率を高める8つのコツ

(1)経営が安定している・信用力の高い売掛債権を審査で選ぶ

ファクタリングの審査落ちを回避して通過率を高める1つ目のコツは、信用力の高い売掛債権を審査に出すことです。

ファクタリング会社にとって未回収リスクが低く、信頼性の高い売掛債権は審査に通過しやすいです。上述で触れたように上場企業や公的機関が売掛先の場合は、信頼度が高いと判断されるでしょう。

具体例を挙げると医療報酬の債権や薬局の調剤報酬債権の場合は、売掛先が社会保険診療報酬基金や国民健康保険といった公的機関です。そのため債権の支払いがないといった可能性は、ほとんどゼロに近いです。

信用力の高い売掛債権であれば、ファクタリング会社としても貸し倒れや回収遅延といった未回収リスクの心配がなく、安心して請求書の買取ができるでしょう。

例えば官公庁などの公的機関や上場企業の場合は、売掛金の未回収リスクは低いといえるため、審査落ちの可能性は低いでしょう。

しかし売掛先が零細企業や業績が悪化して経営状態が悪い、個人事業主・フリーランスの場合は審査落ちの可能性が高くなります。そもそもファクタリング会社によっては個人事業主の売掛債権に対応していない企業もあります。

ただし中にはペイトナーファクタリングのように、売掛先が個人のものであっても買取に対応しているケースもあります。

またこうした信頼度の高い債権を利用するメリットとしては、信頼度が低い売掛先よりもファクタリング手数料が安くなるのが一般的な点です。

審査通過率を高めるだけでなく、ファクタリング会社に支払う手数料を下げたい場合にも、信頼性の高い売掛債権を選ぶのが良いでしょう。

(2)支払い期日が短い売掛債権を選ぶ

これも上述の審査基準で触れましたが、支払い期日が近いほどファクタリング会社にとって未回収リスクが低い債権となります。そのため期日が近い方が審査に通過する確率は高くなります。

売掛先の経営が悪い・倒産リスクがあると未回収リスクが高くなるため、支払い期日が長いほど審査は厳しくなり、審査落ちの可能性も高くなります。

売掛債権を選択する際に同じ企業規模の請求書がある場合は、支払い期日が近いものを選ぶようにしましょう。

(3)自社の売上とバランスの取れている売掛債権を選ぶ

ファクタリング会社の審査落ちを回避するためには、売上とのバランスが取れている売掛債権を選ぶのもポイントです。

例えば月間売上が500万円なのに5,000万円の売掛金の買取を申し込むと、審査に落ちやすくなります。ファクタリングは融資とは異なり、一時的な資金調達となるため自社の売上を大きく超えた調達を行うことは少ないです。

また売上とのバランスが悪いと、偽造や捏造された請求書を利用しようとしている判断されるリスクもあるため、審査落ちの可能性が高くなります。

(4)架空の売掛債権でないことを示す

上述でも触れたようにファクタリング会社は、詐欺行為を避けるために警戒しています。そのためファクタリングで審査落ちを回避するためには、売掛金が架空ではないことを示すのが重要です。

ファクタリング審査申し込みをする際は、売掛金が存在している証明として下記のような書類を提出しましょう。

  • 売掛先との基本契約書
  • 個別契約書
  • 請求書
  • 見積書
  • 受注書
  • 納品書

特に継続取引ではなく新規取引の売掛債権の売却をしたい時は、契約実態が存在し請求・売掛金が発生していることを証明するのが大切です。複数の書類を提出し売掛債権の存在が認められれば、審査落ちの可能性は低くなります。

(5)銀行系ではなく独立系のファクタリング会社を利用する

ファクタリング会社は大きく下記の3つに分類することができます。

  • 銀行系:大手金融機関が親会社のファクタリング会社
  • ノンバンク系:預金業務を行っていないクレジット会社・信販会社が行うファクタリング
  • 独立系:銀行や大手企業の関連会社ではなく、ファクタリングを専門に取り扱っている会社

独立系のファクタリング会社はファクタリング取引に特化した業務を行っているため、銀行系のファクタリング会社よりも比較的審査が緩く申し込みも簡単であることが多いです。

  • 申し込み方法が比較的簡単である
  • 審査がゆるめで通過率が高い
  • 中小企業や個人事業主・フリーランスも対応している
  • 入金スピードが最短当日や翌日など早い

売掛債権の数が多くない方や中小企業・フリーランス・個人事業主の方で早期に現金化をしたい方は、下記のような独立系のファクタリング会社がおすすめです。また2社間取引が多いため、取引先にも通知せずに現金化ができます。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

フリーランスや個人事業主におすすめのファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。

(6)審査通過率の高いファクタリング会社を利用する

またファクタリング会社の中には審査通過率を公開している企業もあります。上記で触れた独立系ファクタリング会社は審査通過率が高い傾向にあります。

例えばビートレーディングではオンライン完結型のファクタリング会社で、個人事業主でも利用ができ、最短2時間で現金化ができます。審査通過率の高いファクタリング会社は下記のような特徴があります。

  • 手数料が高め・もしくは上限が明記されていない
  • 即日入金に対応しており早期現金化が可能
  • 個人事業主やフリーランスでも利用ができる
  • 手続きが簡単で審査に必要となる書類が少ない

審査落ちを回避するためには上記のような独立系のファクタリング会社を選ぶのが良いでしょう。ただし極端に必要書類が少ないファクタリング会社の場合は、悪徳業者の可能性もあるため必ず口コミを確認し、契約書の内容を細かくチェックしましょう。

(7)1社に絞らず複数社で審査申し込みを行い確率を高める

またファクタリング会社を複数利用するのも審査通過率を高めるコツです。ファクタリングの複数利用は問題ないとされており、理由としては融資ではないためです。

複数のファクタリング会社に審査申し込みを行うメリットとしては、より良いファクタリング会社を見つけられる・手数料を下げられう可能性があるという点です。

売掛債権の二重譲渡については絶対に避ける必要がありますが、複数のファクタリング会社に相見積もりを取るのは問題はありません。手数料を比較することができることに加えて、ファクタリング審査で必要な書類や通過率を高めるコツも掴めるようになるでしょう。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

(8)3社間ファクタリングを利用する

ファクタリングの取引方式には2社間・3社間ファクタリングの2つの種類があります。審査を通過しやすくするには、3社間ファクタリングの方が良いでしょう。

取引形態特徴
2社間ファクタリング利用者とファクタリング会社の2社間で契約
そのため入金スピードが早い
ただし手数料がやや高めに設定されている
取引先に売掛債権の売却を知られない
3社間ファクタリング利用者・取引先・ファクタリング会社の3社で契約
そのため入金スピードが遅くなる
現金化にかかる手数料が低めに設定されている
取引先にファクタリング利用を知られてしまう

2社間・3社間ファクタリングの大きな違いは、売掛金に売却を通知するかどうかが異なります。2社間の場合は売掛先に一切通知することはなく、利用者とファクタリング会社の間で取引が行われます。

2社間ファクタリングでは仮に利用者が売掛先から支払われたお金を利用すると、ファクタリング会社は資金回収ができない状態になります。その分ファクタリング会社が未回収となるリスクもあるため、審査は3社間と比較して厳しくなるのが一般的です。

一方で3社間ファクタリングの場合は、ファクタリング会社が売掛先から直接資金回収ができるため、2社間と比較して未回収リスクが低くなります。未回収リスクが下がる分、ファクタリング会社の手数料も3社間ファクタリングの方が低いの一般的です。

2社間ファクタリングは売掛先に通知を行わないため利用を知られることはなく、現金化のスピードも早いのが特徴です。

審査通過率を重視する場合は3社間ファクタリングを利用すのがおすすめです。

ファクタリング審査にかかる時間|審査時間を短くするコツ

ファクタリング審査にかかる時間は契約方式により異なる

ファクタリングのメリットは融資と比較すると早期に資金調達ができる点です。ファクタリング会社によっては最短当日・翌日入金といったケースもあります。

ただし審査時間はファクタリング会社によって変わってくるため、複数の候補会社に問い合わせを行い、審査日数や時間の目安を確認しておくのがおすすめです。

また2社間・3社間ファクタリングのどちらかによっても、審査にかかる時間は変わってきます。上記で触れましたが2社間ファクタリングでは売掛先の通知・確認が不要なため、審査スピードも早いのが特徴です。

早期に現金化をしたいという方は2社間ファクタリングの会社を選ぶようにしましょう。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

審査スピードが早いおすすめのオンライン完結型のファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。

コツ1:2社間・3社間ファクタリングの流れを理解しておく

また2社間・3社間ファクタリングの流れについても理解しておくと、ファクタリング会社とのやり取りもスムーズになるため、審査時間を短くすることができます。

  • 2社間ファクタリングの手続きステップ
    • ファクタリング会社へ売掛債権売却を申込む
    • 売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、手数料を引いた代金を受け取る
    • 売掛先からの支払いを受けたら、ファクタリング会社に支払いをする
  • 3社間ファクタリングの手続きステップ
    • ファクタリング会社へ売掛債権売却を申込む
    • 売掛先に売掛債権売却の承諾をもらう
    • 売掛債権をファクタリング会社に売却し、手数料差し引いた金額を受け取る
    • 売掛先がファクタリング会社へ直接支払いを行う

2社間ファクタリングは利用者とファクタリング会社で取引を行う方式で、売掛先に通知や承諾をしないためスピーディーに現金化ができます。急ぎで資金調達をしたい・取引先に知られたくない時におすすめです。

ただし3社間ファクタリングと比較すると、やや手数料が高くなるのが一般的です。

3社間ファクタリングは利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社間で取引を行う方式です。3社間の場合は売掛先に通知または承諾を行います。売掛金は新しい債権者であるファクタリング会社に直接支払いがされるため、利用者は回収する義務は発生しません。

3社間ファクタリングの方が未回収リスクが低くなるため、手数料は2社間よりも低くなるのが一般的です。ただし通知や承諾を得るためやや時間がかかるというデメリットがありますが、審査通過率は高いのが特徴です。

コツ2:審査に必要な書類を事前に準備しておく

審査時間を短縮するコツとしては事前に必要書類を準備しておくことです。ファクタリング会社によって必要書類は変わってくることがありますが、以下のような書類を準備しておくと確実でしょう。

  • 登記簿謄本(法人の場合のみ)
  • 身分証明書
  • 確定申告書
  • 印鑑証明書
  • 通帳(指定期間のコピー)
  • 売掛債権が確認できる発注書・納品書・請求書など
  • 売掛先との基本契約書

上記は全てのファクタリング会社で提出が必要というわけではありませんが、審査通過率を高める・審査が厳しい会社では提出が求められるケースもあります。

審査に必要な提出書類は各社の公式HPを参照するにしましょう。

審査なしのファクタリング会社がおすすめできない理由

ファクタリング利用には基本的に審査が発生しますが、審査のないファクタリング会社も存在します。一度審査に落ちてしまうと、審査なしのファクタリング会社を利用したくなるかもしれません。

しかし審査なしのファクタリング会社はさまざまな観点でおすすめできないです。次は審査なしのファクタリング会社利用がおすすめできない理由について解説していきます。

悪徳業者の可能性がある

審査がないファクタリング会社をおすすめしない理由は、悪徳業者や反社会性力とつながっている可能性があるためです。

審査がないということはファクタリング会社がリスクを負っても大丈夫なように、高い手数料を設定している可能性があります。一般的にファクタリング会社の手数料は下記のようになると言われています。

  • 2者間ファクタリング:4%~12%
  • 3者間ファクタリング:2%~9%

審査がないファクタリング会社では上記のような相場から、大きく乖離した手数料設定となっていることもあります。そうなると資金調達ができたとしても結果的には、大きな損失となるケースもあります。

債権の買戻しを請求される可能性がある

一般的なファクタリング会社の場合は、償還請求権のないファクタリング契約を結ぶのが普通です。償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。

そのため通常のファクタリング会社では売掛先が仮に倒産しても、利用者が責任を負うことはありません。

しかし知らない間に償還請求権ありの契約を締結してしまい、売掛金が回収できなかった場合に、買戻しを請求される可能性があります。

契約内容に債権の買戻しが含まれている場合は、融資に該当するためそもそもファクタリング契約ではないのです。

融資契約を結ばされる危険性

また審査なしのファクタリング契約をすると、融資契約を締結したことになるリスクも高くなります。一般的なファクタリングは借入に該当しないため、担保や保証人は不要です。

しかし審査なしの場合は担保や保証人を求められたり、保証金や一時金を請求され融資契約を締結したことにされます。

貸金業に登録を行っていない業者が金銭を貸し出すことは法律違反のため、ヤミ金業者が関わっている可能性が高く、非常に危険であるといえます。

ファクタリング会社の選び方・3つのポイント

ファクタリング会社は100社以上あると言われているため、どの会社を選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。迷った時は下記のポイントを参考にファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

  • 審査から現金化までのスピード
  • 審査通過率の高さ
  • ファクタリング利用時に発生する手数料

審査から入金までのスピード

ファクタリング会社を選ぶ際の1つ目のポイントは、審査から入金までのスピードです。早期に現金が必要な場合は、入金スピードが早い方が良いです。

例えばビートレーディングペイトナーファクタリングなどの場合は即日入金で、個人事業主やフリーランスの方でも利用が可能になっています。

事業の運転資金が必要になった・銀行融資や補助金では着金までに時間がかかりすぎるといったケースも、経営をしていれば出てくることがあるでしょう。このような場合は即日入金に対応しているファクタリング会社を選びましょう。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

審査通過率の高さ

ファクタリング会社を選ぶ際の2つ目のポイントは、審査通過率の高い会社を選ぶということです。一般的に審査通過率を公開してないファクタリング会社が多いですが、ビートレーディングは審査通過率98%と高い通過率です。

一般的なファクタリング会社の審査通過率は70%前後と言われているため、非常に高い数値といえます。また2社間・3社間など方式を選ぶことができ、入金も最短即日入金のためおすすめのファクタリング会社です。

ファクタリング利用で発生する手数料

ファクタリングで高額な売掛債権を売却する場合には、数千万円となるケースもあるでしょう。そのため手数料が1%でも変わってくると、大きな負担となります。

一般的にファクタリングの手数料は金額が大きくなるほど、手数料が安くなる仕組みになっています。ただし手数料は下限◯%〜上限◯%といったような表記になっていることが多いです。

先ほど触れたように複数のファクタリング会社に見積もりを取ること自体は問題がないため、実際にいくらの手数料が発生するのか把握するために複数社に見積もり依頼をするのもおすすめです。

例えばPayなびであれば複数のファクタリング会社に無料で一括申し込みをすることもできます。主なファクタリング会社の手数料や入金スピードは下記の比較表でまとめています。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など