フリーランス向けファクタリングおすすめ比較10選・即日対応・審査落ちの理由

※本ページにはプロモーションが含まれています

最終更新日 2023年10月17日

目次

フリーランス向けおすすめファクタリング比較表

フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2022」によると、コロナ禍で多くの取引や事業自粛が余儀なくされています。ただでさえ収入や入金スピードにばらつきがあるフリーランスにとっては苦しい局面が継続しています。

入金予定の請求書はあるが手持ち資金がない・融資は決まっているが実行されるまで資金が持たない…こういった状況に陥る可能性もあるかもしれません。

今回はそんなフリーランス向けにおすすめのファクタリングサービスを紹介しながら、選び方のポイントやメリット・利用時の注意点を解説していきます。

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

フリーランスのファクタリングサービスの選び方・ポイント

ファクタリングにかかる手数料の確認

フリーランス・個人事業主の方がファクタリングサービスを利用する際は、まずは手数料を確認しておきましょう。一般的に法人格と比較してフリーランスや個人事業主の場合は社会的な信用度が低いとみられることが多く、手数料が高めに設定されていることが多いです。

はじめてファクタリングを利用する場合は業者との信頼関係が築けていない・売掛先の信用度が低いと手数料は高くなる場合もあります。

資金調達を行うのに手数料が高いと十分な資金とならない場合もあるでしょう。そのため可能な限り手数料は低いファクタリングサービスを選ぶようにしましょう。

フリーランスの場合は入金までのスピード

2つ目のポイントは売掛債権が現金化され入金されるまでのスピードです。上述の比較表で紹介したようにファクタリングサービス毎にスピードは異なります。

資金が必要な期間までに間に合うよう、可能な限り早く現金化・入金してくれる業者を選択しましょう。ただし即日入金に対応している業者であっても、銀行の営業時間を経過していると入金日が翌営業日となってしまうでしょう。

そのため即日入金で資金調達を行うには平日の午前中など、余裕を持ってファクタリングサービスに申し込むことが重要です。

審査通過率の高いファクタリングを利用する

フリーランス・個人事業主の場合は法人格と比較して企業規模が小さく、売掛金の未回収リスクが高くなるケースがあります。

例えば売掛先が大手企業や有名企業・国の機関であれば未回収リスクも低くなるため、審査も通りやすいといえます。一方でフリーランスの場合は事業規模が小さい零細企業が多く審査が通過しづらいのです。

そのため取引先が大手企業であればファクタリング業者としても、売掛先の信用力が高いと評価されるため審査は通り安くなるのです。

各ファクタリングサービス業者によって審査の基準は異なるため、A社では審査に落ちたがB社では審査に通ったというケースもあるでしょう。こうしたケースもあるため、審査通過率の高いファクタリング業者を見つけ諦めずに申し込みを行いましょう。

申し込み前にファクタリングの最低買取価格の確認

ファクタリング業者では各社それぞれに買取可能価格額が設定されています。ファクタリング利用を行う際に売掛債権の金額が、買取可能額に含まれていない場合はファクタリング利用できない可能性があるため事前に確認しましょう。

基本的にファクタリング業者は取引で発生する金額の手数料によって売上・利益を出しています。そのため売掛債権の金額が大きくなるほど多くの利益を得られるため、少額債権に対して買取を行なっていない業者もあります。

数万円〜数十万円単位の少額債権を取り扱うことの多いフリーランスでは、最低利用価格を満たせないケースもあるためフリーランス向けの少額債権の買取対応を行なっているファクタリング業者を選ぶようにしましょう。

変換請求の有無について

ファクタリングには大きく2つの種類があり、償還請求権のない「ノンリコース契約」・償還請求権のある「リコース契約」があります。

上記の二つの契約の違いはファクタリング業者が売掛先から売掛金を回収できない場合、ファクタリングの利用者に支払いの義務があるかどうかです。

一般的なファクタリングサービスでは償還請求権のないノンリコース契約を行っているため、ファクタリング業者が売掛金を回収できない場合でも利用者に支払いの義務はありません

一方で、リコース契約では売掛金の回収ができない場合は利用者が支払いを要求されることになります。

オンライン完結のファクタリングは全国から利用可能

申し込み・契約・入金といったファクタリングに関する手続きを全てオンライン完結することができるサービスもあり、こうした業者の場合は全国のどこからでも利用ができます。

従来のファクタリングサービスでは対面の面談が必要となり、ファクタリング会社に訪問する必要がありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン完結型のファクタリングサービスも広まっています。

オンラインで完結するため24時間いつでも申し込みができるのがメリットです。

フリーランス向けおすすめファクタリング比較10選

サービス名手数料入金スピード買取可能額提出書類
ペイトナー10%10分1万円〜本人確認書類・請求書など
PayToday1%〜9.5%30分10万円〜確定申告書・入出金明細など
FREENANCE3%〜10%30分1万円~内容により異なる
QuQuMo1%〜2時間制限なし入出金明細・確定申告書など
labol10%60分1万円~本人確認書類・請求書など

ペイトナーファクタリング – 初期/月額0円/入金まで最短10分で即日入金/複数回申請OK

ペイトナーファクタリングはフリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスで、初期・月額費用0円・最短10分で入金が完了します。

買取価格も1万円から利用が可能で請求書をアップロードするだけで簡単に現金化ができます。金融機関が運営しているサービスの場合は事業計画書などの提出が必要ですが、請求書・本人確認書・入出金履歴の3つだけで利用ができます。

また料金体系もわかりやすく手数料は一律10%となっており、最低手数料のみを記載している場合は上限がわからないことも多いですが、ペイトナーの場合は安心して利用ができます。

また一度審査で落ちてしまっても複数回の申請が可能・売掛先が個人でも利用できる点も嬉しいポイントです。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%10分1万円〜請求書・本人確認書類(※初回申請のみ)
口座入出金履歴またはサイトURLのどちらか一点(※任意書類)

ペイトナーファクタリングの評判や口コミ審査落ちの理由と対策はそれぞれの別の記事で解説しています。

PayToday – 手数料1%〜/最短30分入金/AI審査で簡単手続き/スマホで簡単即日入金

PayToday(ペイトゥデイ)最短30分で即日入金・手数料は1%〜から利用ができるオンライン完結型のファクタリングサービスです。

累計申し込み金額は100億円を突破しオンラインのため日本全国どこでも対応が可能です。また初期費用・月額費用も0円から利用ができフリーランス・個人事業主にはおすすめのファクタリングです。

手数料は金額によって異なりますが1%から利用が可能と業界最安水準の手数料・取引先への通知が不要で返済期日が守られている限り通知は行われません。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング1%〜9.5%30分10万円〜直近の確定申告書B一式・直近6か月分以上の入出金明細
請求書・本人確認書類

QuQuMo – 個人事業主OK/土日対応/2時間で最短入金のオンライン完結ファクタリング

QuQuMo(ククモ)は最安1%〜と低手数料のファクタリングサービスです。業界最安水準に加えて、買取可能額の制限もないのが特徴です。

GMOあおぞらネット銀行の与信管理サービスである預金債権保全くん・電子契約サービスのクラウドサインを活用して、スムーズな手続きができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング1%〜2時間制限なし請求書・通帳の2点のみ


labol – フリーランス・個人事業主向けオンライン完結ファクタリング

labol(ラボル)はフリーランス・個人事業主向けに特化したファクタリングサービスで、東証プライム上場企業であるセレス株式会社の子会社が運営しているため安心してサービス利用ができます。

labol(ラボル)の特徴は手数料が一律である・必要書類が少なく利用ができる点です。また契約書は必要なく、取引がわかるエビデンスとしてメールやチャットツールのやり取りがあれば利用できます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%60分1万円〜本人確認書類・請求書
取引を示すエビデンス(取引先とのメール・Slackなど)


labol(ラボル)の評判や口コミ・審査落ちの理由と対策はこちらの記事で解説しています。

Payなび 最短30分!ファクタリング会社に無料で一括申し込み

Payなびはこれまでの個別企業とは異なり、おすすめのファクタリング会社に無料で一括申し込みができるサービスです。審査に落ちる・通る企業がある中で一括で審査申し込みができるのは非常に利便性が高いです。

ビートレーディング – 個人OK/通過率は98%/最短2時間/オンライン完結ファクタリング

ビートレーディングは設立10年以上の歴史を持ち東京・仙台・大阪・福岡に4つの拠点を持っている老舗ファクタリングサービスです。

手数料も2%から利用ができ法人だけでなく個人事業主の方でも利用ができます。必要書類も少なく審査通過率は98%と高い数値で、店舗に来店することやオンラインでの契約ができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング
3者間ファクタリング
2%〜2時間制限なし売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付2か月分)
売掛債権に関する資料(契約書・発注書・請求書など)


FREENANCE

FREENANCE(フリーナンス)はGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス・個人事業主向けのお金・保険の総合サービスです。

お金のサービスでは請求書の現金化・ファクタリングサービスを利用ができ、会員登録後に最短30分で資金調達ができるようになっています。

手数料も3%〜10%と他社と比較しても低い手数料率になっており、資金繰りの改善に活用ができます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング3%〜10%30分1万円〜お問い合わせ

GMOフリーランスファクタリング

GMOフリーランスファクタリングはフリーランス・個人事業主に特化したオンラインファクタリングサービスです。会員登録は不要で30分で審査ができ、一律9.5%の手数料でバランスの良いファクタリング業者といえます。

GMOグループが運営するFREENANCEとは異なりスピードが速いのが特徴のため、速度重視の方にはおすすめです。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング9.5%30分1万円〜本人確認書類・請求書


MSFJ株式会社


フリーランスがファクタリング活用をするメリット

最短即日で資金調達ができる

ファクタリングサービスは早期に資金調達をしたい場合におすすめな手段です。特に二者間ファクタリングでは最短即日で入金してもらえるケースが一般的といえます。

ペイトナーファクタリングやPayToday・FREENANCEなどは10〜30分程度で入金まで完結する場合もあります。ファクタリング以外にも資金調達を行う方法は複数ありますが、基本的には時間がかかるケースが一般的です。

銀行からの融資の場合は最低でも1ヶ月程度はかかるため、そう考えるとファクタリングサービスは圧倒的な入金スピードといえます。

融資・ローンよりも審査が通過しやすい

またファクタリングサービスはローンや融資と比べて、審査が通りやすく資金調達ができる可能性が高い方法でもあります。

上述でも触れたようにフリーランスや個人事業主の場合は法人格と比較して、信用度が低いと見なされることが多く、融資やローンを申し込んでも審査落ちのケースも考えられます。

融資・ローンの場合は借入となるため申込者の信用情報や借入状況が詳しく審査されます。一方でファクタリングで重視されるのは、売掛先の信用度となります。

そのためファクタリングの場合はサービスを利用する側の信用度が低くても、審査に影響が出にくいといえます。

信用情報に影響が少ない

信用情報に影響がないのもメリットの1つです。融資やローンなどの借入とは異なり、ファクタリングは売掛債権の売買契約を行うため信用情報には影響がでません。

融資やローンの場合は申し込みや返済遅延といった取引情報が信用情報機関に登録されるのがほとんどです。仮に返済ができなかった場合は信用情報に傷がつき、一定機関はクレジット・金融サービスが利用停止となる可能性もあります。

信用情報を気にせず資金調達ができるのはフリーランス・個人事業主にとっては嬉しいポイントです。

担保や保証人が不要

加えてファクタリングサービスの利用では資産を担保に入れたり、保証人を立てる必要もありません。融資やローンの場合は担保や保証人が必要な場合が多く、資金調達にも時間がかかります。

提出書類も少なく簡単手続き

またファクタリングサービスの利用で必要になる書類は次にように数が少なく、スピーディーに手続きを進めることができるのも特徴です。

  • 請求書や納品書、契約書、注文書など売掛債権を確認できるもの
  • 取引の履歴を確認できる銀行口座の通帳のコピー(直近3カ月程度)
  • 取引先との基本契約書
  • 直近の確定申告書(2〜3期分)
  • 本人確認書類(運転免許証など顔写真付きのもの)

銀行で融資を行う場合は事業計画書の作成や納税証明書など手間や時間のかかる書類提出が必要ですが、融資などと比較するとかなりスムーズに進めることができます。

フリーランスがファクタリング利用する際の注意点

100%売掛債権を買い取ってもらない可能性

これまで解説してきたようにファクタリングという手法は他の資金調達と比較して、審査期間も短く通りやすいのが特徴ですが、必ず売掛債権を買い取って貰えるわけではないのが注意点です。

例えば下記のような場合は買取を拒否される場合があります。

  • 売掛債権の「支払いサイト」が長い
  • 売掛債権の信用度が低い
  • 売掛先の信用度が低い
  • 利用できる事業形態に当てはまらない
  • 個人間の取引による売掛債権

支払いサイトが長い場合は売掛金として回収できる可能性が低いと判断される場合があるためです。買取が可能な売掛債権の支払いサイトは業者によって異なるため、事前に問合わせをしていくと良いでしょう。

また売掛先の信用度が低い場合も同様に未回収リスクが高くなると判断され、買い取ってもらえない場合もあります。業者によっては個人間の取引に対応していない場合もあるため注意しましょう。

ファクタリング利用には手数料が発生する

紹介してきたようにファクタリング会社は売掛金の買取時に発生する手数料で利益を出しています。そのため手元に入る資金は、売却した売掛債権の額から手数料を差し引いた金額となります。

利用手数料は最低1%から利用できるものや、一律10%などサービス提供会社によってことなるため事前に確認しておきましょう。

売掛先に知られてしまう場合がある

取引形態によっては売掛先に知られてしまうこともあります。三者間ファクタリングで契約する場合は、売掛先への通知が必要となるためファクタリングの利用が知られてしまうため注意しておきましょう。

三者間ファクタリングの場合は通知が行くため、売掛先からの承諾を得ていなければ契約ができません。そのため「ファクタリングを利用しなければならないほど資金が厳しい」といったマイナスのイメージを持たれる恐れがあります。

一方で三者間ファクタリングの場合は事前に売掛先に通知を行うため、未回収になるリスクが低いと判断され手数料が安いというメリットもあります。

フリーランスがファクタリングの際に審査落ちする理由

取引先の信用度が低い個人の場合

ファクタリングの審査では売掛金を回収する必要があるため、売掛先の信用力が重視されます。

紹介してきたようにファクタリングと融資の違いは利用者側の信用情報・経営状況が審査に影響を与えるかどうかです。利用者側の信用情報は利用時にはあまり関係がないため、フリーランスの人でも利用できるファクタリングサービスは多く存在します。

しかしファクタリング利用をする際に売掛先が個人である場合、考え方は異なります。基本的にフリーランスや個人事業主の場合は信用力が低いため、サービス提供側としてもリスクが発生するためです。

そのため個人間の取引がメインである場合は審査に落ちてしまうケースや、仮に通ったとしても手数料が高くなるといったケースが多いでしょう。

支払いサイトが60日以上ある

企業間取引における支払いサイト(商品・サービス提供から代金を受け取るまでの期間)は30〜60日までのサイクルが存在します。

一般的な支払いサイトとしては30日(当月末締め翌月末支払い)が通常ですが、建設業界など支払いサイトが60日といったように長い傾向にある場合は審査落ちとなるケースもあります。

理由としては支払いサイトが長いほど売掛先の倒産・経営悪化といった未回収のリスクが発生するためです。60日以上の支払いサイトの場合は審査落ちの可能性が高いということは事前に知っておきましょう。