ファクタリング利用検討者の中には、「ファクタリング会社が多すぎてどこを選べば良いかわからない・安全で優良な大手ファクタリング会社を選びたい」という方もいるのではないでしょうか。そこで大手の優良おすすめファクタリング会社をまとめました。
今回は大手優良ファクタリング会社の種類や選び方のポイント・メリットについて解説しながら、おすすめ大手優良・上場企業のファクタリング会社を紹介していきます。
大手優良ファクタリング会社の選び方・7つのポイント
次は大手優良ファクタリング会社を選ぶ際のポイントについて解説していきます。ポイントは下記の7つです。
- 運営会社の種類で選ぶ
- 取引形態を確認する
- 手数料はいくらか
- 資金調達スピード
- 買取限度額
- サポート体制・アフターフォローの充実度
- ファクタリング会社の規模や実績
(1)運営会社の種類で選ぶ
まず前提としては大手ファクタリング会社は下記のように3つの種類に分類できます。
系統/種別 | 独立系 | 銀行系 | ノンバンク系 |
手数料 | やや高い | 安い | 安い |
買取限度額 | 少額債権〜1億前後 | 大口債権のみ対応 | 少額〜大口債権に対応 |
審査・入金スピード | 最短即日入金 | 1週間〜 | 1週間前後 |
ファクタリング形態 | 2社間・3社間 | 3社間のみ | 2社間・3社間 |
主な会社 | ビートレーディング/QuQuMo 日本中小企業金融サポート機構 ベストファクター/labol(ラボル) | みずほファクター 三菱UFJファクター SMBCファイナンス | オリックスファクタリング AGビジネスサポート JA三井リース |
各大手ファクタリング会社の特徴は下記のようになります。
- 銀行系:大手金融機関が親会社のファクタリング会社
- ノンバンク系:大手消費者金融やクレジット会社・信販会社が行うファクタリング
- 独立系:ファクタリングを専門に取り扱っている会社
銀行系やノンバンク系は大型の売掛債権の買取がメインのため、個人事業主は対象にしていないことが多いです。そのため中小企業やフリーランスの方は、独立系のファクタリング会社利用がおすすめです。
また資金調達のスピードや審査が早いのも独立系ファクタリング会社の特徴で、完全オンラインファクタリングやAIファクタリングの場合は最短10〜60分の即日入金にも対応しています。
独立系ファクタリング
独立系ファクタリング会社は銀行や金融機関の子会社などではなく、完全に独立関係にあるファクタリング会社です。銀行系やノンバンク系の大手ファクタリング会社は、大口の売掛債権の売却がメインで個人事業主などは対応しておらず、最低買取金額も高いのが特徴です。
しかし独立系ファクタリングは中小企業や個人事業主におすすめで、審査も柔軟で少額債権対応・即日入金にも対応している会社が多いです。また手数料が高いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、独立系の会社はオンラインファクタリングに対応しています。
オンラインファクタリングの場合は面談や書類の郵送が不要になるため、手間やコストを削減しており、ある程度手数料を抑えることができます。手数料相場は下記のようなイメージです。
- オンラインファクタリング:手数料相場は3〜8%
- 2社間ファクタリング:手数料相場は10〜20%
- 3社間ファクタリング:手数料相場は2〜10%
独立系の大手ファクタリング会社でおすすめなのは下記の会社です。
- ビートレーディング:審査通過率98%・資金調達実績4.6万件以上
- 日本中小企業金融サポート機構:審査通過率95%・中小企業に特化
- アクセルファクター:審査通過率93%・大手企業グループが運営
- QuQuMo(ククモ):審査通過率98%・買取制限なし
- labol(ラボル):1万円から利用可能・上場企業の子会社が運営
またlabol(ラボル)などのようにAIファクタリングの場合は、1万円から買取対象と少額債権のファクタリングも行っているため、フリーランスや個人事業主・中小零細企業におすすめといえます。
審査の必要書類が少ないおすすめファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。
個人事業主OKで即日入金の面談なし・不要のおすすめファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。
ノンバンク系ファクタリング
ノンバンク系の大手ファクタリング会社は消費者金融やクレジット信販会社など、貸金業登録を行っている事業者が提供しているファクタリングサービスです。(銀行以外の金融機関を指します)
クレジット会社などは大手企業がほとんどのため、安心して利用ができるでしょう。また3社間ファクタリングを行っているケースも多く、手数料を比較的抑えてファクタリング利用できるのがメリットです。
ただし3社間ファクタリングの場合は売掛先に債権譲渡通知・承諾を得る必要があるため、取引先から経営が悪化しているのではないか?といったように不安視される可能性があります。こうした風評被害により最悪の場合は取引停止の可能性もあるでしょう。
そのため関係性が良好な取引先がいる場合には、3社間ファクタリングの利用がおすすめです。
2社間と3社間ファクタリングの違いとは?メリットやデメリットについてはこちらの記事で解説しています。
銀行系ファクタリング
銀行系ファクタリングは大手銀行や関連会社が提供しているファクタリングサービスです。大手銀行や地方銀行の系列・グループ会社がファクタリングを行うため、初心者の方は安心して利用ができるでしょう。
また銀行系の大手ファクタリング会社は財務基盤も安定しているため、手数料が5%前後と安い設定になっているケースが多いです。ただし取引形態は3社間ファクタリングのみの取り扱いが多く、スピーディーな資金調達には向いていません。
また数千万円〜数億円といった大口の売掛債権をメインに取り扱っており、銀行系ということもあり審査には2〜3週間ほどかかるケースもあります。
しかし大手銀行ならではのメリットもあり一般的な請求書ファクタリングの他にも、国際ファクタリングや一括ファクタリング・回収代行など幅広いソリューションを提供しています。
(2)取引形態を確認する
1つ目のポイントは取引形態です。上述で触れたようにファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。
契約形態 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
売掛先の通知・承諾 | なし | あり |
債権譲渡登記 | あり | なし |
手数料 | 10〜20% | 1〜9% |
現金化までのスピード | 早い:最短即日 | 遅い:10〜15日前後 |
取引形態の大きな違いは売掛先に債権譲渡通知を行うかどうかという点です。3社間ファクタリングの場合は売掛先に債権譲渡通知・承諾を得ることで、ファクタリング会社としては架空債権や二重譲渡のリスクを抑えることができるため、手数料が低めに設定されています。
しかし売掛先に通知を行うと信頼関係が構築できてない場合は、経営が悪化しているのは?取引を停止した方が良いのでは?といったように悪い印象を与える可能性もあります。
その点では2社間ファクタリングは売掛先に通知を行わないため、ファクタリング利用について知られることありません。ただしファクタリング会社としては、ややリスクが高くなるため手数料は3社間よりも少し高めの設定になっているのが一般的です。
(3)手数料はいくらかで選ぶ
また手数料がいくらになるのかも重要なポイントです。ファクタリング契約では売却する売掛債権の金額が大きいほど、手数料は小さくなる傾向にあります。例えばアクセルファクターでは下記のような手数料設定になっています。
売掛債権額 | ファクタリング手数 |
〜100万円 | 10%〜 |
101〜500万円 | 5%〜 |
501万円〜1,000万円 | 2%〜 |
1,001万円以上 | 別途相談 |
また取引形態によって手数料相場は異なり下記が一般的な手数料と言われています。上述の通り3社間ファクタリングの方が手数料が低めに設定されているのが一般的です。手数料相場や費用内訳・安くするコツはこちらの記事で解説しています。
- 2社間ファクタリング手数料:10〜20%
- 3社間ファクタリング手数料:1〜9%
取引形態以外の部分でも手数料は下記のような要因で変動します。詳細についてはファクタリングの審査基準や落ちる理由・通過率を上げるコツ・ファクタリング審査に通らない理由の記事で解説しています。
手数料が上がる要素 | 手数料が下がる要素 |
面談必須の対面型ファクタリング | 面談不要・なしの非対面ファクタリング |
売掛先の信用力が低い 例:中小・零細企業 | 売掛先の信用力が高い 例:上場企業や官公庁・地方公共団体などの公的機関 |
売掛先との取引履歴が浅い | 売掛先との長期の取引履歴がある |
支払いサイトが45日以上 | 支払いサイトが短い |
赤字決算・債務超過・税金滞納がある | 業績が好調である |
債権譲渡登記を留保する(2社間) | 債権譲渡登記を行う(2社間) |
初回契約 | 複数回の継続利用 |
遠方のファクタリング会社利用(対面の場合) | 近隣のファクタリング会社利用(対面の場合) |
手数料というのはファクタリング業界で一律に法律で規定されているわけではないため、各社が独自の審査基準を設けて手数料を決定します。そのため売却する売掛金の種類・金額が同じであっても、ファクタリング会社によって手数料は異なります。
ファクタリング会社の手数料を少しでも下げたい場合は、複数社に相見積もりを依頼して、条件や手数料を比較するのが重要です。ただし何社も個別に見積もりをするのが手間という方は、ファクタリング一括見積もり・査定サイトもあるため利用してみましょう。
また複数の売掛債権を保有している場合は、信用力が高い売掛債権を売却する方が、相場よりも安い手数料で現金化ができる可能性が高いでしょう。
(4)資金調達スピードをチェックする
資金調達・現金化までにかかるスピードを基準にファクタリング会社を選ぶのも一つの方法です。ファクタリングのメリットは融資契約などと違い、最短即日で現金化ができるという点です。
AIファクタリングや完全オンラインファクタリングの場合は、最短10分〜60分など最短即日で現金化ができます。またこうしたファクタリング会社の場合は、銀行系ファクタリング会社が取り扱っていない少額債権にも対応していることがあります。
そのため個人事業主やフリーランス・中小企業の場合は、独立系のオンラインファクタリングを利用すると、スピーディーに資金調達・現金化ができます。
審査が緩い個人事業主おすすめファクタリングはこちらの記事で紹介しています。
(5)買取限度額を確認する
またファクタリング会社を選ぶ際には買取限度額についても確認するようにしましょう。大手ファクタリング会社の中には、買取下限が1億円以上といった会社もあります。
特に銀行系ファクタリング会社の場合は、債権金額の買取で足切りが多い傾向にあります。そのため中小企業や個人事業主・フリーランスの方が利用する場合は、少額債権の買取にも対応している独立系の完全オンラインファクタリングやAIファクタリングの利用がおすすめです。
運営歴が長い大手ファクター・上場企業の関連会社が運営しているでも少額債権に対応している会社はります。例えばQuQuMo(ククモ)は買取下限の制限なし・labol(ラボル)やFREENANCEの場合は1万円からでも買取を受け付けています。
ただし中には買取限度額が非公開の大手ファクタリング会社もあるため、その場合は問い合わせして確認しましょう。
(6)サポート体制・アフターフォローの充実度で選ぶ
大手ファクタリング会社を選ぶ際にはサポート体制やアフターフォローの充実度も大切なポイントで、下記のような点が挙げられます。
- 問い合わせから審査・契約までマンツーマン対応
- 財務・経営のコンサルティング
- ファクタリング初心者に向けた丁寧な質問対応
- 電話やメールの相談
特にファクタリング利用が初めてという方は、サポートが手厚い方が安心してり利用ができます。またファクタリング会社の中には売掛債権の買取以外にも、経営改善のサポートやコンサルティングを実施している大手ファクタリング会社もあります。
新規の資金調達先の紹介やバックオフィス・経理業務の代行・銀行の交渉サポート・事業計画作成のサポートを行っているのも大手ファクタリング会社の強みです。
加えて医療系のファクタリング会社の場合は、単発契約ではなく6ヶ月から2年程度の契約期間を設けていることが多いです。診療報酬の早払いを検討している方は、契約期間についてもチェックしておくようにしましょう。
(7)ファクタリング会社の信用度や実績で選ぶ
またファクタリング会社を選ぶ基準としては事業規模が大きい・取引実績が豊富など、信用度が高いこともポイントになるでしょう。
例えば資本金が大きく潤沢な大手ファクタリング会社の場合は、数千万円の売掛債権でも最短即日で現金化ができるケースもあります。また利用者からの口コミや評価も高いファクタリング会社なら、スタッフ対応も良い会社が多いでしょう。
ファクタリング会社の評判や口コミはネット上で検索すれば簡単に見つかるため、事前に口コミなども確認しておくと安心して利用ができます。
【独立系】大手ファクタリング会社おすすめ10選
サービス名 | 通過率 | 手数料 | 入金スピード | 買取可能額 | 必要書類 |
QuQuMo(ククモ) | 98% | 1%~ | 2時間 審査時間30分 | 制限なし | 請求書/通帳コピー ※2つのみ |
labol(ラボル) 土日祝日対応 24時間即時入金 | 90% | 一律10% | 60分 審査時間10分 | 1万円〜 | 本人確認証/請求書 メールなどのエビデンス ※3つのみ |
ベストファクター | 92% | 2%~ | 最短1時間 審査時間30分 | 30万〜1億円 | 本人確認書類/通帳コピー 請求書 ※3つのみ |
ビートレーディング | 98% | 2%~ | 2時間 審査時間30分 | 制限なし | 通帳のコピー 請求書 ※2つのみ |
日本中小企業 金融サポート機構 | 95% | 1.5~10% | 3時間 審査時間30分 | 制限なし | 通帳のコピー/請求書 身分証明書 ※3つのみ |
labol 通過率90%/土日祝日/最短60分/24時間即日入金のAIオンラインファクタリング
- 審査通過率90%以上/個人事業主やフリーランス特化
- 最短60分入金/土日祝日も24時間365日即時入金
- 通帳コピー不要で必要書類は3つのみ/1万円から買取OK
labol(ラボル)はフリーランス・個人事業主向けのAIオンラインファクタリングで、審査時間は最短10分・土日祝日も最短60分で24時間即時入金・審査通過率90%・必要書類も3つと少なく通帳コピーが不要で、スピーディーに資金調達できます。
ラボル一番の特徴は土日祝日も含めて365日審査受付・最短60分で24時間即時入金で、いつでも入金してくれます。24時間即時入金はラボルのみで、通常のファクタリングでは土日は営業しておらず、審査通過しても入金までに2〜3時間はかかります。
Q:申請してから入金されるまでに、どれくらいの時間がかかりますか?
A:申請をいただいてから、最短60分で審査が完了します。審査が完了いたしますと、ご登録の銀行口座宛に24時間365日即時で入金いたします。
引用:labol(ラボル)公式ホームページより
また買取金額は1万円〜・手数料は一律10%も強みです。一般的に30万円未満など買取金額が小さいと、手数料は上限値の10〜20%が適用となります。しかしラボルは一律10%なので少額利用でも手数料が大きくなりません。
提出書類としては通帳コピーは不要で請求書・本人確認書類・取引先とのやり取りがわかるエビデンス(メールやSlackなど)の3点だけです。運営会社のラボルは東証プライム上場企業のセレス株式会社の100%子会社のため、安心して利用できます。
取引形態 | 通過率 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2社間ファクタリング | 90%以上 | 一律10% | 最短60分 | 1万円〜 | 本人確認書類/請求書 ※3つのみ 取引を示すエビデンス ※取引先とのメール・Slackなど |
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QuQuMo 個人OK/通過率98%/土日対応/2時間で即日入金のオンラインファクタリング
QuQuMo(ククモ)は最安1%〜のオンラインファクタリングサービスです。提出書類は最も少なめで請求書と通帳の2点のみでOKです。無料登録を行い必要事項を入力するだけで1〜2分で申込でき、30分程度で見積もり提示となります。
QuQuMo(ククモ)が選ばれる理由は審査通過率が98%と非常に高く、オンライン完結のため入金スピードも最短2時間の即日入金と早期に資金調達できる点です。
また2社間取引のため取引先にファクタリング利用が知られることもなく、買取上限・下限制限がないため少額債権の売却を検討している個人業主やフリーランス・大口の資金調達を検討している法人企業にもおすすめです。
2社間ファクタリングの場合は債権譲渡登記が必要な会社もありますが、QuQuMo(ククモ)の場合は不要なためスピーディーに現金化ができます。
またフリーランスや個人事業主も積極的に支援しており、事例も豊富なのが特徴です。建設業の方では申し込みから3時間で600万円のファクタリング・広告代理店では1,200万円の申請をして2時間で即日入金を実現しています。
AIファクタリングかつ契約も電子契約で完結するため、個人事業主やフリーランスの方でも必要な提出書類が揃っていれば、非常にスピーディーに現金化が可能です。
利用も簡単3ステップで、無料登録完了後に審査書類の提出を提出すると30分程度で見積もり提示(買取金額・手数料)、その後は電子契約によるオンラインで契約締結となります。まずは無料登録で審査見積もりをしてみましょう。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 提出書類 |
2者間ファクタリング | 1%〜 | 2時間 審査時間30分 | 制限なし | 請求書・通帳コピー ※2点のみ |
ビートレーディング 個人OK/通過率は98%/最短2時間/オンライン完結ファクタリング
ビートレーディングは設立10年以上の歴史を持ち東京・仙台・大阪・福岡に4つの拠点を持っている老舗オンライン完結ファクタリングです。必要書類も請求書・通帳コピーの2つのみで、審査時間は30分・最短2時間入金と早いのが特徴です。
手数料も2%から利用ができ法人だけでなく個人事業主の方でも利用ができます。必要書類も少なく審査通過率は98%と高い数値で、店舗に来店することやオンラインでの契約ができます。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング 3者間ファクタリング | 2%〜 | 2時間 | 制限なし | 通帳コピー/請求書 ※2つのみ |
日本中小企業金融サポート機構 審査通過率95%/即日入金/手数料1.5〜/非対面/個人OK
日本中小企業金融サポート機構は手数料が1.5%という圧倒的に低いく、審査通過率も95%以上が特徴のオンライン完結ファクタリングサービスです。一般的なファクタリング会社は株式会社である営利企業が運営していますが、非営利団体の一般社団法人が運営しているため、業界最安水準の手数料です。
必要書類も通帳コピー・請求の2つのみで最短30分で審査結果が提示され、振込も最短即日入金・印紙代や郵送代も無料で済み、個人事業主の中小零細企業にもおすすめです。
加えてオンライン契約ができるため必要書類が少なく、書類を郵送する手間もないので、時間をかけずに売掛債権の売却が可能です。建築資材や外注費など先行投資が必要な場合や、取引機会を逃したくない場合におすすめのファクタリングサービスです。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング 3者間ファクタリング | 1.5〜10% | 最短3時間 審査時間30分 | 上限下限なし | 通帳コピー 請求書 ※2つのみ |
ベストファクター 最短1時間入金/審査通過率92%/5分でわかる買取診断/面談不要
ベストファクターは個人事業主でも利用ができ、複数の借入がある・税金滞納・赤字で他社から断られた場合でも利用ができるオンライン完結ファクタリング会社です。
最短1時間というスピード入金が可能で、30万円からの少額債権でも対応しています。加えて審査通過率は92%以上と非常に高いの特徴です。
支払いサイトが長い売掛債権の買取も対応しているため、建設業界の方や一人親方の方におすすめのファクタリング会社といえます。
またオンラインファクタリングにも対応しているため、面談が不要で書類も郵送する必要はなく、Web上でアップロードするだけで良いのでスピーディーな資金調達が可能です。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング | 2%〜 | 最短1時間 | 30万〜1億円 | 本人確認証/通帳コピー 請求書 ※3つのみ |
アクセルファクター 審査通過率93%/5割が即日入金/手数料2%〜/継続利用で手数料減額
アクセルファクターは大手企業のグループ会社が運営しており、手数料も2%から利用ができるオンライン完結ファクタリング会社です。審査通過率は93%と高い数値を誇っており、赤字・滞納企業の売掛債権にも対応しており柔軟性が高いのが特徴です。
他社で審査に落ちた場合でも大手企業のグループ会社が運営していることもあり、リスクの高い債権でも買い取り対応を行なっています。申込者の50%以上が即日入金を実現しており、個人事業主の方でも利用が可能です。
また継続利用で手数料も減額されるため他社利用中でファクタリング会社の乗り換えにはおすすめです。
年間相談件数も1.5万件・専属担当の手厚いサポートがついているため、はじめてファクタリングを実施する方でも安心して利用ができます。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング | 2%〜 | 即日 | 30万円~1億円 | 請求書又は見積書/預金通帳 決算報告書/代表者の身分証明書 代表者及び会社の実印 |
FREENANCE 最短30分で即日現金化/買取上限1,000万円/無料損害保険も付帯
FREENANCE(フリーナンス)はGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス・個人事業主向けのお金・保険の総合サービスです。必要書類としては請求書・本人確認書類・取引先のエビデンス資料の3つのみです。
お金のサービスでは請求書の現金化・ファクタリングサービスを利用ができ、会員登録後に最短30分で資金調達ができるようになっています。オンラインファクタリングの中では買取上限も高く、最大1,000万円まで対応しています。
また保険商品の提供も行っており、仕事の事故に対して5,000万円まで保証がでる安心保証Basicも無料で提供されているのが特徴です。
手数料も3%〜10%と他社と比較しても低い手数料率になっており、資金繰りの改善に活用ができます。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング | 3%〜10% | 30分 | 1万円〜1,000万円 | 本人確認書類/請求書 請求書送付のエビデンス資料 (メールのスクリーンショットなど) |
WIT(ウィット) 非対面契約で最短即日払い/500万円以下の少額債権専門
WIT(ウィット)は非対面契約型のファクタリング会社で、500万円未満の少額債権をメインに買取をおこなっているため、個人事業主や中小零細企業におすすめです。
非対面型契約のためスピーディーな資金調達が可能で、最短2時間がで審査が完了します。買取の最低金額も20万円からと小口の売掛債権を取り扱っているのも魅力的なポイントです。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング | 5〜20% | 2時間 | 20〜500万円 | 本人確認書類/請求書 請求書送付のエビデンス資料 (メールのスクリーンショットなど) |
FPSメディカル(アクリーブ) 診療・介護報酬特化型ファクタリング
FPSメディカルは診療・介護報酬に特化したファクタリングです。通常は2ヶ月ほどかかる保険請求額を最短2週間で早期現金化ができます。
赤字決算・債務超過の場合であっても診療・介護報酬などのファクタリングが可能で、他社で断られたことがある方でも再度審査を受けることができます。ただし早払いサービスの場合は請求額の85〜95%が掛け目として設定されるため、留意しておきましょう。
けんせつくん 最短2時間で現金化/建設業特化型のファクタリングサービス
けんせつくんは建設業界に特化したファクタリングサービスで、建設業に精通している人が運営しているため、経理や原価管理に詳しい担当者がサポートしてくれます。
またオンラインファクタリングに対応しているため最短2時間で現金化ができ、請求書だけでなく注文書ファクタリングにも対応しています。
開業しても間もない個人事業主や一人親方でも利用ができ、建設業界に特化しているため支払いサイトが長い売掛債権でも買取対応をしてくれます。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2者間ファクタリング | 5%〜 | 最短2時間 | 上限なし | 身分証明書/入出金の通帳 請求書/印鑑証明書 決算書/見積書(設備投資等) 許認可書(業態による) |
【ノンバンク系】大手ファクタリングおすすめ会社4選
オリックスファクタリング 大手企業や病院・介護事業者におすすめ
オリックスは日本の大手総合リース会社で、プロ野球のオリックス・バファローズのオーナー球団としても知られている有名な大手企業です。
3社間・2社間ファクタリンに加えて、医療報酬ファクタリングにも対応しており、手形買取・売掛債権担保融資など債権を活用したさまざまなソリューションを提供しています。
ファクタリング取引のメインは大手企業となりますが、財務状況が健全でオリックス系列会社と取引がある場合は、中小企業でも柔軟に対応してくれる可能性があります。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2社間ファクタリング 3社間ファクタリング 医療報酬ファクタリング | お問合せ | お問合せ | お問合せ | お問合せ |
AGビジネスサポート 消費者金融会社の大手が行うファクタリングサービス
AGビジネスサポート(旧アイフルビジネスファイナス)は大手消費者金融機関であるアイフルのグループ会社で、事業者向けのローンや不動産担保ローン・売掛債権ファクタリング・売掛債権担保融資を行っています。
収納代行サービスを経由した取引となるため、売掛先の債権譲渡通知・承諾が不要となり、売掛先にファクタリングを知られることはありません。収納代行業者が請求書発行・入金管理を行うので、経理業務も効率化できます。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
2社間ファクタリング 3社間ファクタリング | 2%〜 | 最短即日 | 10万円〜 | お問合せ |
三田証券 老舗証券会社が提供しているファクタリングサービス
三田証券は70年以上の歴史を持つ老舗の証券会社で、ファクタリング実績も豊富にあります。主に診療報酬・介護報酬・調剤報酬など医療系の債権買取を行っていますが、一般企業の売掛債権の買取も実施しています。
証券会社の中では審査は柔軟な方と言われており、利用者の個別ニーズに対応してくれます。ファクタリング以外にも組織再編や事業コンサルなど、ファクタリング以外のノウハウも持っているため事業相談も乗ってくれるでしょう。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
医療報酬ファクタリング | 当初事務処理33万円〜 月次事務処理0.4%〜 | 1週間〜 | 1億円 | お問合せ |
JA三井リース株式会社 大手総合リース会社が行うファクタリング
JA三井リース株式会社は三井系の三井リース事業株式会社と、JA系の協働リース株式会社が経営統合により発足した大手の走行李リース会社です。
ファクタリング形式としては3社間取引を行っており、基本的には取引がある既存顧客をメインとしたファクタリング提案を行っています。
大手総合リース会社で既存顧客をメインにファクタリング対象としているため審査は厳しいですが、JA三井リースのファクタリングを利用する企業はそれだけ信用力が高いという証明にもなります。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
3社間ファクタリング | お問合せ | 1週間〜 | お問合せ | お問合せ |
【銀行系】大手優良ファクタリングおすすめ会社4選
みずほファクター 大手メガバンクが提供するファクタリング
みずほファクターはメガバンクの1つである大手金融機関のみずほ銀行系列のファクタリング会社です。主力商品である回収保証は、売掛債権を保証限度額内で最大100%保証を行っています。
回収保証サービスは取引先数や保証限度額の違いによって、包括保証・個別保証・下請債権保全支援の3種類から選ぶことができます。個別保証が取引先数5社以上で1社あたり200万円以上、下請債権支援は1社あたりの制限はなく利用ができます。
包括保証の場合は取引先数が10社以上、1社あたり500万円以上と規模が大きな企業向けの商品になっています。その他にも国際ファクタリングや代金回収サービスの提供も行っています。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
包括保証 個別保証 下請債権保全支援 | お問合せ | 1週間〜 | 200万円〜 | お問合せ |
三菱UFJファクター 売上債権の保証・与信管理サポート
こちらも大手金融機関のメガバンクの1つである三菱UFJ銀行系列のファクタリング会社です。手形を含む売掛債権を保証し、販売先の与信管理もサポートする根保証(保証ファクタリング)をメインにサービス展開しています。
根保証の場合は仮に売掛金が倒産したとしても保証限度額内で売掛債権の100%が保証されます。ただし根保証の場合は保証希望先は10社以上が必要となり、事前審査で断られることもあるため注意が必要です。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
根保証 国際ファクタリングなど | お問合せ | 1週間〜 | お問合せ | お問合せ |
SMBCファイナンスサービス 貸し倒れリスクヘッジ・与信管理強化が期待できる
SMBCファイナンスサービスは大手金融機関である三井住友銀行から委託を受け、ポートフォリオ型のファクタリングサービスを提供しています。
このサービスの特徴としては、取引先に対して保有する商取引上の売掛債権の支払いを三井住友銀行が保証を行います。しかし保証をかけていることは、取引先に通知されることはありません。
ただし基本的には8社以上の売掛債権がないと申し込みができない点は注意点です。そのため取引先・売上規模の大きい大手企業におすすめのファクタリング会社です。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
保証型ファクタリング | お問合せ | お問合せ | お問合せ | お問合せ |
浜銀ファイナンス 3社間ファクタリングのデメリットが最小限
浜銀ファイナンスは地方銀行では大手の横浜銀行が出資しているファクタリング会社で、3社間ファクタリングを行っています。3社間ファクタリングでデメリットとなる取引先との関係悪化のリスクを最小限に抑えられます。
ただし一般的な3社間ファクタリングとは異なり、利用者自身が取引先から債権回収を行い浜銀ファイナンスに支払いを行う必要があります。
取引形態 | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 必要書類 |
3社間ファクタリング | お問合せ | お問合せ | お問合せ | お問合せ |
大手ファクタリング会社を利用する4つのメリット
次は上場企業や大手企業が提供しているファクタリングサービスを利用する3つのメリットについて解説していきます。
- 信用度が高く安心
- 手数料が安い傾向にある
- 大口の売掛債権に対応している
- 3社間ファクタリングも対応が多い
安心の上場企業・優良大手ファクタリング会社のメリットやデメリットはこちらの記事で解説しています。
(1)信用度が高く安心
国が債権の流動化を推進していることもありファクタリング利用者推移は年々増えていますが、それに伴い悪質業者も登場しています。その点を踏まえると上場企業や大手のファクタリング会社を利用する場合は、信用度が高いため安心して利用できます。
金融庁からもファクタリング利用についてはヤミ金業者に関する注意喚起が出されています。詳細はこちら。悪徳業者であるかを見極めるポイントは下記の6つです。
- 審査なしを謳っている
- 償還請求権のあるファクタリング契約である
- 相場よりも高額な手数料や費用が発生する
- 担保や保証人が必要な契約である
- 業者の所在が不明または架空
- 法人用口座を保有していない業者
- 契約書がなく控えを渡してもらえない
健全なファクタリング会社では審査は必ず発生します。審査なしのファクタリング会社はリスクが高く、ヤミ金業者である可能性があります。こうした業者に限って償還請求ありの締結をさせようとしてくる・相場よりも高い法外な手数料であることが多いです。
一般的なファクタリング会社の場合は、償還請求権のないファクタリング契約を結ぶのが普通です。償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。
そのため通常のファクタリング会社では売掛先が仮に倒産しても、利用者が責任を負うことはありません。
しかし知らない間に償還請求権ありの契約を締結してしまい、売掛金が回収できなかった場合に、買戻しを請求される可能性があります。
契約内容に債権の買戻しが含まれている場合は、融資に該当するためそもそもファクタリング契約ではないのです。
またファクタリングは融資契約ではないため保証人や担保を求めらることは基本的にありません。そのため上記に該当するような業者については契約を避けるようにしましょう。
悪徳業者については審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性・審査なしファクタリングはリスク大!の記事で詳細を解説しています。
(2)手数料が安い傾向にある
また上場企業や大手のファクタリング会社では手数料が比較的安く設定されていることが多いです。一般的なファクタリングの手数料相場は下記のようになります。ファクタリングの手数料相場・内訳や費用を安くするコツはこちらで紹介しています。
- 3社間ファクタリングの手数料:1〜9%
- 2社間ファクタリングの手数料:10〜20%
しかし上述で紹介したように上場企業や大手ファクタリング会社の場合は、2社間ファクタリングであっても手数料が1〜10%とやや低めに設定されていることが多いです。
2社間と3社間ファクタリングの違いとは?メリットやデメリットはこちらの記事で解説しています。
(3)大口の売掛債権に対応している
3つ目のメリットは買取上限金額が大きく大口の売掛債権の売却ができる点です。ファクタリング会社では買取可能な下限・上限金額が設定されています。
一般的な会社では最大でも5,000万円〜1億円程度ですが、買取上限の制限がない・数億円単位でファクタリングができる会社もあります。
上場企業や大手ファクタリング会社は資金力もあるため、金額が大きな売掛債権の買取ができるのはメリットです。銀行融資の場合は審査に数週間から数カ月ほどかかる場合もありますが、ファクタリングであれば数日で資金調達ができます。
そのため資金繰りが厳しくなった時以外にも、事業成長の機会を逃さないための攻めのファイナンスも実施ができます。
(4)3社間ファクタリングの対応が多い
4つ目のメリットは手数料相場が安い3社間ファクタリングにも対応している会社が多いという点です。中小のファクタリング会社では2社間ファクタリングが中心ですが、上場企業や銀行系ファクタリング会社は3社間も取り扱っています。
3社間ファクタリングは売掛先への債権譲渡通知・承諾が必要となり手間が発生しますが、架空請求や二重譲渡の危険性がなくファクタリング会社としてもリスクを抑えられます。
そのため2社間ファクタリングよりも手数料が安いのが特徴です。
3社間ファクタリングのメリットやおすすめ会社はこちらの記事で解説しています。
大手ファクタリング会社についてよくある質問
大手ファクタリング会社でやばい業者はありますか?
- 大手ファクタリング会社でやばい業者はありますか?またどう見極めれば良いですか?
- 紹介してきたように大手ファクタリング会社の場合は、取引実績が豊富かつサービス品質も高いく、社会的信用も高いのでやばい業者はありません。
ただし中には相場から掛け離れた手数料を設定している・償還請求権ありの契約を締結させてくる・不透明な諸経費が上乗せされているといった会社もあります。こうしたファクタリング会社に限って審査なしを謳っていることが多いため、上記に該当する場合は利用しないようにしましょう。
詳細については審査なしファクタリングはリスク大!・審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性の記事で解説しています。
大手ファクタリング会社を利用するメリットは何ですか?
- 大手ファクタリング会社を利用するメリットは何ですか?
- 大手ファクタリング会社を利用するメリットは下記の3点です。
・安定性と信頼がある
・リスクが最小限になる
・大口の売掛債権でも対応
大手ファクタリング会社の中には上場している企業もあるため、トラブルやリスクを最小限に抑えてファクタリング利用できるのがメリットです。また買取上限がなく大口取引が可能なのもポイントです。
即日入金の大手ファクタリング会社はありますか?
- 即日入金の大手ファクタリング会社はありますか?
- 下記の大手ファクタリング会社は即日入金に対応しています。
・アクセルファクター
・ベストファクター
・ビートレーディング
・QuQuMo(ククモ)
・日本中小企業金融サポート機構
・labol(ラボル)
・FREENANCE
他社利用中なのですが大手ファクタリング会社に乗り換えはできますか?
- 他社利用中なのですが大手ファクタリング会社に乗り換えはできますか?
- ファクタリング契約を既に締結している場合でも乗り換えは可能です。ただし1つの売掛債権は1社にしか売却できず、1つの売掛金を複数社に売却する行為は二重譲渡となるため注意しましょう。
ファクタリング会社は1社のみと継続利用しなければいけない理由はないので、売掛債権が複数ある場合は別のファクタリング会社を利用することもできます。中には乗り換え割引を実施している会社もあるため、詳細は下記の記事を参考にしてください。
ファクタリング乗り換えは可能!好条件の8社・ファクタリングで他社利用中に乗り換えや併用は可能?バレる?注意点を解説