業務委託募集のマッチング・求人サイトおすすめ比較22選｜メリット・デメリット・選び方

最終更新日 2024年1月13日

業務委託募集のマッチング・求人サイトとは｜3つの種類・特徴を比較

業務委託マッチングプラットサイトとは仕事を受注したいフリーランスと、仕事を発注したい企業をマッチングさせるプラットフォームを指します。

フリーランスとして独立したての時期は自身で仕事の獲得を行う必要がありますが、営業が苦手・どこで受注すれば良いかわからないといった方もいるでしょう。

そこで今回は業務委託マッチングサイトをタイプ別に比較しながら、おすすめエージェントやサイトを紹介していきます。

業務委託を募集しているマッチングサイトは下記のように3つの区分ができます。次の章で細かく特徴を見ていきます。

求人サイト型 – 求人数が多く選びずらい・面接同様に書類選考や面接が発生する

求人サイト型はindeedやスタンバイといった求人プラットフォームで業務委託が募集されている場合もあれば、リクナビNEXTやDODAのような一般的な転職サイトでも募集がされています。

基本的にはサイトに登録を行い転職活動のように以下のようなステップを踏むことになるでしょう。

1. 求人サイトへの登録
2. 履歴書・職務経歴書のアップロード
3. 募集されている業務委託求人へ応募
4. 書類選考・面接
5. 採用通知
6. 業務委託契約の開始

フリーランスとして働きたい方がマッチングサイトの利用検討をしていると思いますが、転職活動と同じように面接や書類選考のステップを踏む可能性が高いです。

また求人数も通常の転職求人案件も掲載されているため数が多く、案件を探すのに時間がかかるのもデメリットです。

クラウドソーシング型 – 実績がつくまで低単価になりやす・競合/コンペになる

フリーランスの方が1番先に思いつくのがランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングプラットフォームではないでしょうか。

もっとも手軽に案件獲得ができるのがクラウドソーシング型のマッチングサイトですが、実績や評価が高くなるまで低単価案件の受注になりやすいです。

また基本的に依頼する企業側はプラットフォーム上で募集をかけるため、コンペや競合との価格勝負となることもあります。

エージェント型 – 専任担当がつき案件紹介/高額案件もあるが手数料がかかる

エージェント型は案件獲得から金額交渉・報酬の支払いまでを専任の担当者が、全て代行してくれるマッチングサービスです。

面談で自身のスキルに関するヒアリングを行ってもらい、報酬やキャリアプランにも相談ができるため収入アップの可能性が高いマッチングサービスといえます。

ただし専任のエージェントがつくことになるため、手数料はクラウドソーシングと比較すると高くなる傾向にあります。手数料を公開している企業もあるため実際にみてみましょう。

一般的なマージン・手数料相場は10〜30%と言われていますが、金額によって変動・一律固定のパターンもあれば利用回数に応じて手数料が低くなるといった仕組みの場合もあります。

フリーランスの方が安定的に発注を受けるためのサイトの活用のコツについてはこちらの記事で解説しています。

業務委託募集のマッチング・求人サイトの選び方

自分のスキル・得意分野が活かせる職種のあるサービスを選ぶ

フリーランス向けの業務委託マッチングサイトは、サービスによって得意な職種領域が分かれているケースもあります。

例えばエンジニアに特化したサービス・イラストレーター向け・Webデザイナー向けなど、サービスによって特徴は異なります。

仕事を受注しやすくするには、自分の持っているスキルや経験を活かせる職種に特化したサイトやサービス登録がおすすめです。

ポートフォリオなどを作成しスキルや経験をアピールする

エンジニアやデザイナーの場合は仕事マッチングサイト・プラットフォームを利用する前に、ポートフォリオを準備しておくのが良いでしょう。

ポートフォリオはこれまで自身が関わってきた仕事の実績・業務のレベルを示すものになります。例えばエンジニアであればGitHubにソースコードのアップロード・Webデザイナーであれば自分のポートフォリオを作成したりします。

ポートフォリオを作成しておくことで、発注者側にどんな仕事を任せられるのか・これまでの経験を伝えることができるため事前に準備しておきましょう。

案件に対する手数料

フリーランス・業務委託マッチングサイトでは上記で解説したように手数料が必ず発生します。手数料はサイトによっても異なるため、サイト登録前に手数料については確認しておきましょう。

ただしエージェント型の場合は手数料は公開されていないケースも多いため、実際に有名どころに登録して確認してみるのも1つの方法です。

短期向けか長期向けかで選ぶ

フリーランス・業務委託マッチングサイトには短期向け案件・長期向け案件の2種類が存在ます。

短期案件の場合は1案件ごとでの契約で、次の案件については別途契約を行う必要があります。しかし長期型の案件は週に〜〜時間稼動・月間〜〜時間で業務委託費◯◯円といったように、長期を前提として契約を結びます。

案件によって差がありますが一般的には短期案件の方が稼動量も少なく少額・長期型の方が稼動量が多く報酬が高いケースが多いです。

柔軟な働き方ができるか

また業務委託の案件内容にはリモートOK・週2〜3稼動などさまざまな条件で募集されています。

地方にいる方や家庭を大事にしたいといった場合は、リモート環境でも働ける案件を探すと良いでしょう。

求人サイト型おすすめ業務委託募集マッチングサイト比較5選

doda

doda（デューダ）はTVCMの放映も行っており転職サイトの中でも知名度が高く、利用者数の多い転職サイトです。

doda上で業務委託と検索すると2,700件以上の求人がヒットし、営業からコールセンター・エンジニア・マーケティングなど幅広い求人を揃えています。

またdodaでは非公開求人も多く取り扱っているため、登録をして業務委託案件の募集を探してみるのも良いでしょう。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは人材業界最大手のリクルートが運営している転職サイトですが、業務委託向けの求人も取り扱っています。件数は少ないですが動画編集やリペア・営業職・コールセンターの案件もあるため、在宅ワークを希望している方におすすめです。

しかし業務委託で検索をしても100件ほどしか検索にヒットしなかったので、求人件数は少なめです。

indeed

Indeed（インディード）はインターネットで公開されているさまざまな求人情報を検索できるサービスで、次のような特徴があります。

• 求人情報を効率よく検索できる
• 幅広い職種の仕事を簡単に探せる
• さまざまな雇用形態の検索も可

検索キーワードで業務委託で調べてみるとかなりの求人数がヒットします。雇用形態のタブで業務委託の求人数をみると、7万件以上もあるため自分で案件を探したいという方は利用してみましょう。

詳細はこちら：https://jp.indeed.com/

スタンバイ

スタンバイはさまざまなキーワードやトピックから検索が可能な総合求人案件サイトで、900万件以上の求人をサイト上に掲載しています。

求人ボックスの件数が約500万件のためかなりの件数があることがわかります。働きたいイメージが固まっている人は、実際に条件を検索してみましょう。

詳細はこちら：https://jp.stanby.com/

求人ボックス

求人ボックスは食べログや価格.comなどを運営している株式会社カカクコムが運営している求人案件サイトで、利用者数は800万人を超えています。

基本的に求人サイトではサービス登録をしてからしか、利用ができませんが求人ボックスでは登録不要で利用が可能です。

検索条件も細かく指定ができるため、リモート・業務委託など自分に合った求人案件が見つけやすいのが特徴です。

詳細はこちら：https://求人ボックス.com

クラウドソーシング型おすすめ業務委託募集マッチング・求人サイト手数料比較7選

ランサーズ 国内最大級のクラウドソーシング・依頼数200万件以上

ランサーズは2008年に日本初のクラウドソーシングサイトとしてスタートし、国内最大級のマッチングプラットフォームです。

ランサーズへの依頼総数は200万件以上で中小企業からGREE・Yahoo! JAPANなど大企業からベンチャー企業まで、40万社以上が活用しているという高い実績があります。

豊富な仕事案件の中から自由に働き方を選ぶことができ、ジャンルも幅広く開発・ライティング・デザインなど多岐にわたります。フリーランスの方が最初に登録しておくべきサイトの1つといえるでしょう。

CrowdWorks ユーザー数400万人以上・200種類以上の仕事カテゴリーで日本最大級

CrowdWorks（クラウドワークス）もランサーズと並ぶ国内最大級のクラウドソーシング型マッチングプラットフォームです。

登録ユーザー数は400万人以上・仕事のカテゴリーも200種類以上があり、スムーズに自身にあった仕事を見つけることができるでしょう。こちらもフリーランスの方が最初に登録しておくべきサイトの1つでしょう。

Workship 週1〜/リモートOK/1,500円〜10,000円/フリーランス向け案件プラットフォーム

Workship（ワークシップ）はフリーランス向けに特化した仕事マッチングサービスで、エンジニア・デザイナー・マーケター・人事労務など幅広い職種が紹介されています。

また案件の働き方も柔軟で週1〜・リモートOKといった仕事も多く、時給も1,500円〜10,000円と高い傾向にあります。

案件制約で1万円の祝金がもらえる・報酬先払い対応・福利厚生に近いサービス・賠償責任保険が無料付帯されるなど、フリーランスを守るサービスが多数用意されています。

Workship（ワークシップ）ではエージェントサポートをつけることも可能で、希望の条件や案件単価を伝えると専任担当者が自分にあった案件を紹介してくれます。

クラウディア Webサイト制作・アプリ・開発に強いクラウドソーシング

クラウディアは運営会社がWeb関連会社のクラウドソーシングサイトで、システム開発やWebサイト制作・SNS運用代行・マーケティングといった幅広い仕事が用意されています。

クラウディアはクラウドソーシング型でありながら、スキルシェアサービスとして自身のスキルを出品し仕事の受注を獲得することもできます。

ココナラ 国内最大級のスキルシェアプラットフォーム・仕事カテゴリーは200以上

ココナラは国内でも最大級のスキルシェア型のマッチングプラットフォームで、自身のスキルを出品できるカテゴリーは200種類以上と豊富にあります。

特徴としてはココナラ内のシステムで全てが完結する点で、ビデオチャットを利用する講座・相談などもZoomを利用することなくココナラ内で用意されています。

オンライン完結型のプラットフォームのため、ハンドメイド作品の販売や直接会って相談はできません。そのためパーソナルトレーナーやオンライン学習といったグループでの講義形式にもおすすめです。

Bizseek 手数料が業界最安水準・システム開発・Web制作などIT分野に強い

Bizseek（ビズシーク）は手数料が業界最安水準でWeb制作やシステム開発などIT系に強いクラウドソーシングサービスです。

手数料は金額に応じて変動しますが、10万円を超える部分については5%と低い金額設定になっています。またWeb・IT関連の仕事が強いですが、ライティングや軽作業の案件も一部あります。

Anycrew エンジニア/デザイン/マーケター職種に強いフリーランスマッチングサービス

Anycrew（エニークルー）はエンジニアやデザイナー・マーケターなどのWeb・IT系の職種案件が幅広く掲載されており、リモート・在宅OKな案件・週1日〜から参画できる柔軟な仕事が豊富にあります。

Facebookアカウントで利用登録が可能で、簡単なプロフィールやスキル・稼働可能時間の入力だけで企業からスカウトが届きます。もちろん自分で案件を探して応募することも可能です。

Facebook上でつながっている友人の中から受発注先を選ぶこともできるため、一般的な採用面接で必要な履歴書がなくてもある程度信頼性が担保された状態で案件に参画できるのも特徴の1つです。

エージェント型おすすめ業務委託募集マッチング・求人サイト手数料比較10選

Midworks 給与保証/保険など正社員なみの福利厚生/エンジニアエージェント/低手数料

Midworks（ミッドワークス）は東証グロース上場の株式会社TWOSTONE&Sons（旧株式会社Branding Engineer）が運営しているフリーランスエージェントです。

仕事案件は東京・大阪を中心に公開可能案件数だけでも9,000件以上と豊富な求人を持っています。また他社と比較してフリーランス向けの保険や税務サポート・ベネフィットプラン年会費無料など、福利厚生が正社員なみに充実している点も選べれている理由です。

フリーランス賠償責任補償の付帯・人間ドック・レジャーといった福利厚生も利用できます。また一般的なフリーランスエージェントの手数料は10〜30%前後ですが、10〜15%と安いのも利用者にとっては嬉しいポイントです。

レバテックフリーランス 高単価/手数料がない直請負案件が豊富/大手実績も多い

レバテックフリーランスは保有している仕事案件が多く利用者の平均年収も876万円と、高単価案件も豊富なのが特徴のフリーランスエージェントです。

大手企業の取引もあり1万社以上の取引実績で、レバテックが直接案件を受注し手数料（マージン）支払いが不要な直請負の高単価案件が多い点も特徴です。

また幅広いプログラミング言語・スキルに対応した仕事が多いのもフリーランスにとっておすすめのポイントです。加えて業界最短の支払いサイトである点も評判で、担当がWeb・IT業界のエンジニアキャリアや働き方に詳しく専門性が高いのも特徴です。

高単価・リモート案件も多くフリーランスエンジニアの方にはおすすめのエージェントです。

Tech Stock 登録者数3万人以上/独自の福利厚生も充実/全国8拠点で地方案件もあり

Tech Stock（テックストック）は19年の運営歴があり累計3万人以上の登録者がいる老舗のIT向けフリーランスエージェントです。全国8カ所に拠点を構えているため東京や大阪といった首都圏だけでなく、地方案件も豊富にもっているのが特徴です。

Tech Stock（テックストック）の特徴としては上流工程に関われる高単価案件が豊富にあり、80万円以上の案件も4,000件以上あります。加えて自宅やカフェなどで自由に働きたい人向けにリモート案件も取り扱っているため、地方の方でも参画が可能です。

また福利厚生もfukurintという独自のサービスを展開しており、確定申告の無料相談・所得保障保険・スキルアップ支援などフリーランス向けに充実したサポートを行っています。

fukurintではその他にもITフリーランス専用住宅ローン・顧問税理士の紹介・SAMURAI ENGINEERというマンツーマンのプログラミングスクールの受講料50,000円OFFになるといったサポートも行っています。

そのため経験が少ない方や地方での仕事を探している方におすすめのフリーランスエージェントといえます。

フリエン 手数料なしの高額案件がおすすめ/即日参画・報酬先払い案件もあり

フリエンはITエンジニアに特化したフリーランスエージェントで、累計掲載案件の数は3万件以上と豊富な求人を持っているのが特徴です。

中間マージン・手数料が発生しない直請け案件もあるため高額収入が期待でき、80%のエンジニアが収入アップを実現できたといった口コミもあります。

高額案件に加えて即日参画可能・報酬先払い案件が多いのも特徴で、サービス利用にはエージェントとの面談が必須ですが早く報酬を得たいフリーランスの方にはおすすめのエージェントです。

ポテパンフリーランス 実務が1年未満も利用可能なIT向けフリーランスエージェント

ポテパンフリーランスは実務経験が1年未満の若手エンジニアでも参画可能な案件があると口コミが評判で、他社よりも実務経験・スキルが少ない若手向けのフリーランスエージェントです。

運営会社のポテパンはプログラミングスクールも運営しているため、未経験者でも手厚いサポートが受けられるのが特徴です。

案件エリアは東京・大阪がメインですが、IT・Webベンチャー案件や非公開案件も多く、若手のフリーランスエンジニアにおすすめのエージェントです。

PE-BANK 安い手数料/確定申告やスキルアップ支援も実施/30年以上のエージェント実績

PE-BANK（ピーイーバンク）は手数料が公開されている珍しいフリーランスエージェントです。フリーランスエンジニアと共同受注契約で、他のエージェントと比べると発注単価やPE-BANK側のマージンが明確です。

また参画時は15%の手数料が発生しますが、報酬の受け取り回数が多くなるほど手数料が下がるよう設定されており、ITフリーランス初心者におすすめです。

PE-BANKはエージェントとして30年以上の実績を持ち、確定申告や資格取得・スキルアップサポートなど充実した福利厚生のも口コミなどで評判が良い理由です。

MarketerAgent Webデザイナー/ディレクター/マーケター特化フリーランスエージェント

Marketer Agent（マーケターエージェント）は名前の通り、デザイナーやマーケターなどクリエイター向けに特化した仕事紹介を行うフリーランスエージェントです。

株式会社WACULが運営しておりAIアナリストというマーケティングDXツールも提供しているため、デジタルマーケティングのプロが3万以上の業種様々な企業リストから優良な案件を紹介してくれます。

厳選されたクリエイターを見込んだ中～大企業の案件が多く、高単価の案件が多いのも特徴です。ある程度実績のあるマーケター・デザイナーはぜひフリーランスとして登録しましょう。

BTCエージェント 平均単価80万以上/長期案件/元請け案件が豊富で高単価

BTCエージェントは元請（1次）案件など商流上優位な案件を多く取り揃えているハイクラス案件が豊富な、フリーランスエージェントです。

平均単価は80万以上と非常に高単価案件が多く、1年以上の長期案件も80%以上を占めているため、収入が途絶える心配は少ないのが特徴です。

案件種別としても豊富でjava・PHPによるプログラミング・RPA案件・AWSクラウド構築など、独自の高単価なIT案件を多く扱っています。また専属コンサルタントは案件紹介だけに特化しているため、他社よりもスピーディーな案件紹介が可能です。

ProEnjineer（プロエンジニア） 業界最短レベル・最低水準の手数料で報酬が高い

ProEnjineer（プロエンジニア）業界最安レベルのマージン率10%で案件単価が高いのが特徴です。直案件も豊富に取り扱っており、報酬の受け取りも翌月20日支払いとサイクルも早いです。

一般的なフリーランスエージェントのマージン率は15〜30%前後と言われていますが、業界内では珍しく手数料を公開しており、実際に稼働しているエンジニアも他社と比較して月収が10〜35万円ほどアップしています。

またフルリモート案件も豊富で掲載案件のうち約50%がリモートワーク案件となっているため、自由な働き方を実現したいエンジニアの方にはおすすめす。

conema work（コネマワーク）

conema work（コネマワーク）は3,000名以上が登録する副業人材マッチングプラットフォーム「conema」を運営している、株式会社バリュレイトが提供するフリーランスエージェントです。

リモート・在宅OKのIT系案件が豊富にあり、セキュリティに特化した独自案件・PMO・コンサルタントの方向けの案件も充実しています。

紹介実績もプロジェクトマネージャー・PMO・インフラやネットワークエンジニア・Webマーケター・ディレクターなど、職種も幅広くさまざまな方が利用できます。

業務委託募集・マッチングサイト利用のメリット

自分で営業活動をする必要がない

実際にフリーランスとして開業し働いていくとしても、自身のスキルや経験を知っている人から仕事がいきなり来ることは非常に少ないでしょう。あったとしても知人や紹介経由などで案件数も少なく、心もとないかもしれません。

基本的に業務委託マッチングサイトに登録し、自分から案件に応募するか・スカウトが来るのを待つだけとなるので手間のかかる営業活動は行わなくて済みます。

また初心者であったとしても案件の募集条件に合っていれば、応募できることがほとんどのため経験が浅い方でもクラウドソーシングやフリーランス向けエージェントはおすすめです。

お金・契約のやり取りもサイト上で完結

また面倒なお金のやり取りや契約関連も業務委託マッチングサイト上で、基本的には完結します。

企業に直接掛け合う場合はクライアントとの金額交渉・納期の相談・支払い日の取り決めなど、やることは多いものです。

また直接のやり取りでは仮にトラブルが発生した時に、介入してくれる第三者がいないためフリーランスの立場としては弱くなる傾向にあります。

その観点ではフリーランスエージェントやマッチングサイトを利用していれば、ある程度安心して仕事の受発注ができるでしょう。

エージェント型はコンサルタントのサポートが受けられる

フリーランス向けエージェント型の場合であれば、専任のコンサルタントがつき案件選定やキャリア相談にも乗ってくれます。

自身の力だけで案件を探して仕事として取り付けるには、初期段階では時間がかかるケースもあります。そのためエージェントの力を借りて、案件探しができるのもメリットです。

業務委託募集・マッチングサイト利用のデメリット

クライアントとなる相手がどんな人か分からない

フリーランンス・業務委託マッチングサイトは簡単に利用できる一方で、特にクラウドソーシング型の場合はどんな人なのかを把握しにくい部分があります。

クライアントとはWeb上でチャットやメールを通してやり取りを行い、直接相手と対面して業務を行うことは少ないでしょう。プロフィール欄からマッチングサイトの利用状況や実績を見て確認もできますが、実際に業務が始まらないと分からないこともあるでしょう。

そのためマニュアルや要件定義書などが揃っているか、スムーズなコミュニケーションができるクライアントであるかを見極める必要があります。あまり良いクライアントでなさそうであれば、依頼を断るの決断も重要です。

手数料を支払う必要がある

フリーランス・業務委託マッチングサイトを利用する場合は、手数料が発生します。下記は一般的な相場ですが、5〜20%前後の手数料がかかると考えておきましょう。

• クラウドソーシング型：5〜15%
• エージェント型：10〜30%

サイトやエージェントによっても上記は異なるので、利用する前に事前に確認しておきましょう。

低単価案件かつ長期的な仕事が少ない

これはクラウドソーシング型のフリーランス・業務委託マッチングサイトでよくあることですが、発注する企業側もできるだけコストを抑えようするため金額の低い案件も多いです。

また短期・スポットの案件の方が多いため安定的に収益を上げていくには、短期案件で実績を作りつつ長期案件を狙っていきましょう。

業務委託として働く際に注意するべきポイント

手数料や契約内容は細かくチェックする

クライアントと業務委託で契約する場合は契約書の締結を行うのが一般的です。しかし手数料や契約内容については、細かく確認をしておかないと後になってトラブルとなることもあります。

契約内容にない業務依頼が来る・納期が変更となる・報酬が期日に支払われないとい・損害賠償請求をされるといったケースも考えられます。

トラブルを避けるためにも契約内容はしっかりと確認し、エージェントが付いているならばしっかりとサポートしてもらいましょう。

スキルがないと応募しても契約できないケースもある

フリーランス・業務委託マッチングサイトでは初心者でも応募できると先ほど解説しましたが、高額な案件の場合は専門スキルを求められることもあります。

高額案件で依頼するということは難易度が高く転職市場や社内に、合致する人材がいないから依頼が来ていることが想定されます。

高額案件になるほど応募者は増えるため、過去の実績やスキルが非常に重視されます。そのため先ほど説明したようにポートフォリオなどで、自身の能力やスキルを整理しておくのも重要です。

企業側の信用度も確認しておく

実際に案件を受注する際には取引先となるクライアントの実績や評価についてもチェックしておきましょう。

サイト上にはこれまで募集した案件一覧・評価などが掲載されているため、口コミなども参考になります。自分でこなせそうな案件であったとしても、怪しい会社ではないかなど企業側の評価も確認は大切なポイントです。

1つだけでなく複数のサイト・サービスに登録しておく

紹介してきたようにフリーランス・業務委託マッチングサイトは、様々な企業が運営しています。

1つのエージェントやサイトに登録しておくのも良いですが、間口を広げるために複数のサービスを利用しておく方が案件も入ってきやすい状況を作れます。

またより良い案件情報を探すためにも、複数のサイトやサービスに登録するのがおすすめです。