法人口座開設おすすめネット銀行比較13選!手数料や審査ポイント

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最終更新日 2024年2月10日

会社を創業・起業すると取引用の法人口座が必要になりますが、どこで法人口座を開設すればよいのか?おすすめの法人口座はどこ?といった方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと起業・創業初期の場合はネット銀行での法人口座開設がおすすめです。理由としてはインターネットバンキングの月額料金が無料・Windows以外(Mac)でも使える・24時間対応・振込手数料が安いという点です。

ただし中長期的な融資も考えるとセットで信用金庫で口座開設をしておくのもおすすめです。今回は各銀行の法人口座のメリットやデメリット・選び方を解説しながら、おすすめの法人口座について紹介していきます。

目次

法人口座のおすすめは?ネット銀行や都市銀行・信用金庫の違い・メリットを比較

まず法人口座開設にあたってネット銀行・都市銀行(メガバンク・ゆうちょ銀行)・信用金庫のメリットやデメリットについて比較していきます。

銀行種別メリットデメリット主な銀行
ネット銀行ネットバンキングが無料
振込・ATM手数料が安い
口座開設スピードが早い
店舗がなく融資相談が不可
一部の公共料金で口座振替が不可
Pay-easy非対応の場合が多い
GMOあおぞらネット銀行
PayPay銀行/楽天銀行
住信SBIネット銀行
都市銀行社会的信用力が高い
全国に支店やATMGがある
大きな金額の融資に対応
創業初期は審査通過が難しい
ネットバンキング料金が発生
預金金利が低め
ゆうちょ銀行/みずほ銀行
三井住友銀行/三菱UFJ銀行
信用金庫
地方銀行
対面で融資相談が可能
創業初期でも口座開設が可能
都市銀行より審査通過しやすい
ネットバンキング料金が発生
営業地域でなければ利用できない
従業員規模・資本金が増えると脱退
城南信用金庫/城北信用金庫
横浜信用金庫/千葉信用金庫
埼玉縣信用金庫

ネット銀行で法人口座開設をする大きなメリットは月額で発生するネットバンキング料金(1,000〜3,000円/月)が無料・各種手数料が安く、費用面でコスト削減ができる点です。

また実店舗を持たないため対面での融資相談は出来ませんが、法人口座開設のスピードも早く最短で即日〜1週間で開設でき、GMOあおぞらネット銀行では日本政策金融公庫の口座振替にも対応しています。そのため創業初期の法人口座としてはネット銀行がおすすめです。

個人的な見解を結論からお伝えするとネット銀行+信用金庫で法人口座開設がおすすめで、理由としては初期の融資は日本政策金融公庫からの借入となるためです。そのため早期に着金させるには、スピーディーに口座開設できるのが良いです。

日本政策金融公庫からの融資の次を見据えた融資戦略という観点では、地域密着で運営している信用金庫で借入を行うことです。保証協会付きの融資を考えると、信用金庫の口座を持っておいて損はないでしょう。

また会社設立がまだという方は無料で会社設立書類が作成できるfreee会社設立マネーフォワード クラウド会社設立がおすすめです。必要事項を記入するだけで書類が完成し、電子定款の利用で3.5万円も安く設立ができます。

ネット銀行:手数料が安く24時間対応・ネットバンキングも無料でおすすめ

法人口座開設にネット銀行がおすすめな理由は下記の4つです。

  • インターネットバンキング料金が無料
  • インターネットバンキングがMacでも利用可能
  • 24時間いつでも利用できる
  • 口座開設スピードが早い

実店舗を持つ都市銀行(メガバンク)や信用金庫の場合は、インターネットバンキングの月額料金が1,000〜3,000円ほど発生しますが、ネット銀行の場合は無料で利用できます。

また振込手数料やATM手数料が比較的安いのも特徴で、他行への手数料も145〜175円程度です。創業初期の場合は少しでも費用を抑えたいはずなので、コストが低いのはおすすめのメリットです。

私も信用金庫で複数口座を持っていますが、信金ネットワークを利用しているインターネットバンキングはWindowsのみ利用が可能で、Macではうまく動作しないというデメリットがあります。起業をする方の中にはMacをメインPCとしている方もいるでしょう。

ネット銀行のメリットは基本的に24時間いつでも利用ができる点で、都市銀行でネットバンキングを利用する場合は、利用時間に制限があるケースもあります。ネット銀行は24時間対応なので時間を気にせず利用したい方は、法人口座開設におすすめです。

ネット銀行は法人口座開設のスピードが早いのも魅力で、ネット銀行は最短即日〜1週間程度開設ができます。一般的な金融機関では2週間前後はかかります。またゆうちょ銀行の場合は法人口座開設までに1ヶ月程度の期間が必要で、スピードは重視できません。

都市銀行:信用度は高いが起業・創業初期は審査ハードルが高い

都市銀行で法人口座開設を行うメリットは下記の4つです。

  • 社会的信用力が高い
  • 全国に支店・ATMがある
  • 大きな金額の融資が可能
  • 海外送金にも対応

都市銀行(メガバンク)で法人口座開設を行うメリットは知名度や規模が大きいため、社会的な信用力を得られる点です。数億円といった大規模融資にも対応しており、海外送金にも対応しているのがメリットです。

しかし上述でも触れましたが起業・創業初期の場合は法人口座開設のハードルは高く、審査通過が難しいケースもあります。加えてネットバンキングの月額料金も1,000〜3,000円ほど発生するのがデメリットです。

ネット銀行と比較した時に預金金利も低めのため、創業初期の法人口座開設にはおすすめできないため、ある程度の規模が大きくなった段階で開設するのがおすすめです。

信用金庫:制限はあるが起業・創業初期でも口座開設ハードルが低い

信用金庫で法人口座開設を行うメリットは下記の4つです。

  • 対面で融資相談が可能
  • 創業初期・個人事業主でも法人口座開設が可能
  • 都市銀行よりも法人口座開設ハードルが低い

ネット銀行にはメリットとしては対面で融資相談ができたり、創業初期や個人事業主の方でも事業用の法人口座開設ができる点です。都市銀行の場合は審査ハードルが高めですが、信用金庫の場合は支店の営業エリアであれば簡単に開設できます。

逆にいうと支店の営業エリア内で事業をしていなければ口座開設はできない・融資を受けるには信金会員になる必要があるのはデメリットです。

また従業員数が300人以上または資本金が9億円以上の場合は脱退となる、インターネットネットバンキングは月額1,000円程度発生・Windowsしか利用できないというのもデメリットです。

加えて信用金庫によっては個人事業主や創業初期の法人口座開設を積極的に行なっていない場合もあります。私も実際に近くの信用金庫に電話をした際に経験しましたが、決算書が3期分必要という理由でお断りを受けました。

しかし基本的には地域で事業を営む企業には積極的に融資や口座開設を行なっているため、1つがNGでも近くの信用金庫に複数連絡をとってみましょう。またネット銀行と合わせて信用金庫も開設しておくと、日本政策金融公庫の融資の次に備えることもできます。

そのため融資戦略も考えるととネット銀行+信用金庫の法人口座を開設しておくのもおすすめといえます。

ゆうちょ銀行:全国の支店・ATMが無料だが預金上限がある

ゆうちょ銀行で法人口座開設を行うメリット・デメリットは下記のとおりです。

  • メリット
    • 全国に支店・ATMがあり便利
    • 知名度が高く取引先の信頼が得やすい
    • 法人口座の維持費用が無料
  • デメリット
    • 無料のインターネットバンキング
    • 法人口座開設に1ヶ月程度の時間がかかる
    • 中小企業の倒産防止口座に指定できない

ゆうちょ銀行は全国でも知名度が高く全国に支店・ATMがあり利用しやすく、口座維持手数料が無料なのがメリットです。しかし預金制限があり限度額は1,300万円まで・法人口座開設には1ヶ月程度の時間がかかるのがデメリットです。

法人口座開設の選び方・3つの比較検討ポイント

では法人口座開設を行う際の選び方はどのようなポイントがあるのでしょうか。具体的には下記3つの観点が重要です。

  • コスト:ネットバンキング・振込手数料・ATM手数料
  • 使いやすさ:当日振込可能時間・ビジネスカードや会計ソフト連携
  • スピード:即日で開設したいならネット銀行がおすすめ

(1)コスト:インタネットバンキング・振込手数料・ATM手数料

法人口座開設の選び方で重視すべき1つ目のポイントはコスト面です。会社運営を行っていくうえで出来るだけコストは削減したいのが本音でしょう。

インターネットバンキング料金が無料のネット銀行がおすすめ

インターネットバンキングはネット上で振込や残高照会ができるサービスですが、信用金庫や都市銀行の場合は月額で1,000〜3,000円ほどの費用が発生します。仮に10年間2,200円(税込)の費用を払い続けるとすると、最終的には26万円の差がでます。

GMOあおぞらネット銀行やPayPay銀行といったネット銀行の場合は、インターネットバンキングの月額料金が無料で利用できるため、創業初期の方にはおすすめの法人口座といえます。

他行宛の振込手数料が安い銀行を選ぶ

同じ銀行への振込であれば手数料は基本的に無料ですが、他行へ振込む場合は手数料が発生します。ネットバンク3社の手数料は下記の通りです。

銀行名GMOあおぞらネット銀行PayPay銀行住信SBIネット銀行
3万円以下/以上145円/145円145円/145円145円/145円
平均:298円/382円

法人企業の場合は取引先や従業員への給与振込など支払いを行う機会は意外と多いため、振込手数料が安い銀行を選ぶのがおすすめです。手数料は数百円レベルですが月間で何十回も振込を行っていると、年間で数十万円といった金額になることもあります。

GMOあおぞらネット銀行は145円・同一行内では無料で、住信SBIネット銀行も同一行内なら無料のため、個人事業主や創業初期の法人口座開設にはおすすめです。

(2)使いやすさ:当日振込可能時間・ビジネスカードや会計ソフト連携

法人口座開設の選び方で重視すべき2つ目のポイントは使いやすさの観点です。利便性が悪くては費用が安くてもストレスがかかることでしょう。

24時間当日振込になる銀行がおすすめ

突発的な支払いが発生することもありえるため、24時間当日扱いで振込対応ができる銀行での法人口座開設がおすすめです。これまでは15時までしか当日振込にはなりませんでしたが、現在は全銀システムに加入している銀行間であれば、15時以降でも入金できます。

ただし中には送金の場合は15時までとしている銀行もあるため、何時までなら当日振込扱いになるのかを確認しておきましょう。下記銀行では24時間振込対応が可能になっています。

急な支払いがあることも想定するとスピーディーに口座開設ができて、24時間振込が可能なGMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行がおすすめです。

ビジネスカードや会計ソフト連携も考慮

また利用するツールとの連携も考えて利用するのがおすすめです。近年ではMFクラウド会計freee会計といったクラウド会計ソフトを利用するのが一般的です。ほとんどのクラウド会計ソフトはネット銀行や信用金庫・メガバンクとも連携しており問題はないです。

法人口座開設と合わせて利用するカードを一本化したいという目的で、法人カード・ビジネスカードを作る場合もあるでしょう。

筆者はマネーフォワードを利用していますがマネーフォワードビジネスカードの場合は、GMOあおぞらネット銀行であればチャージが即時反映されるというメリットがあります。ビジネスカードは会計ソフトとリアルタイムで反映されるため、月末支払いでも安心です。

そのため筆者の場合はマネーフォワードビジネスカードとの連携を考えて、GMOあおぞらネット銀行での口座開設を行っています。マネーフォワードビジネスカードは審査不要でカード発行ができ、デビット決済・後払いも可能なので個人的にはおすすめです。

またマネーフォワードの場合はアカウント1つでクラウド契約・経費精算・勤怠管理・請求書/見積書・給与計算ソフトが無料で使えるため、バックオフィス業務を1つにまとめるならマネーフォワードアカウントがおすすめです。

ちなみにfreeeを利用しなかった理由は会計知識がない状態で、利用すると仕分けがめちゃくちゃになり税理士に相談する際に、大きな金額になる可能性があったからです。

freee会計のメリットは会計知識がない方でも直感的に操作できる点ですが、簿記・会計知識が全くない人が利用すると税理士目線では仕上がりが全く異なる結果になり、修正するのが大変になる事例が多いと聞くためです。

資金調達・借入の可能性があるばら融資商品を確認

また急な資金需要に備えるということであれば、融資商品やファクタリングサービスについて確認しておくのもおすすめです。開設口座に融資商品があれば取引データがあるため、スムーズに融資や資金調達が可能になります。

多くのネット銀行ではビジネスローンの用意もあるため不安に思う必要はありませんが、上記で伝えたように信用金庫との関係構築をしておくのもおすすめです。新規で口座開設が必要になると急な資金需要に対応できないため、あらかじめ準備するのが良いでしょう。

またファクタリングという観点でもGMOあおぞらネット銀行がおすすめで、GMO系列でFREENANCE(フリーナンス)というファクタリングサービスがあります。

GMOあおぞらネット銀行の法人口座を持っていれば審査通過後にすぐ入金されるため、急な資金需要を見越した口座・サービス連携も考えるとGMOでの口座開設がおすすめです。

急な支払い依頼が発生するといったことは事業を運営しているとよくある話です。

(3)スピード:即日で開設したいならネット銀行がおすすめ

法人口座開設の選び方で重視すべき2つ目のポイントは開設までのスピードです。日本政策金融公庫からの融資が決定して、着金先をどこにするか検討しているといった方もいるでしょう。筆者が法人口座開設を検討したのも、公庫からの借入が決まってからでした。

上述でも触れたように店舗型の銀行では法人口座開設に2週間、長いと1ヶ月程度の時間がかかります。しかしGMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行などのネット銀行であれば、最短即日で口座開設ができます。

法人口座開設におすすめのネット銀行手数料・ネットバンキング料金比較4選

銀行名ネットバンキング他行宛の振込手数料Pay-easy
GMOあおぞらネット銀行0円 ※無料145円対応
住信SBIネット銀行0円 ※無料145円非対応
PayPay銀行0円 ※無料160円対応
楽天銀行0円 ※無料150円非対応

GMOあおぞらネット銀行 最短即日で法人口座開設/振込手数料が20回無料/Pay-easy対応

GMOあおぞらネット銀行は法人口座開設のスピードが平均1.5日と最短即日で作ることができ、他行宛の振込手数料も3ヶ月は20回無料となるお得なネット銀行です。筆者も口座開設を行いましたが午前中に申し込みが完了すれば、即日で審査通知がきます。

またインターネットバンキングの月額料金も無料で利用ができ、24時間365日いつでも振込が可能です。他行宛の振込手数料も145円と非常に安く、Pay-easy(ペイジー)にも対応しているので社会保険料や税金の支払いも可能です。

またネット銀行では初めて日本政策金融公庫の口座振替に対応した銀行のため、公庫からの着金用口座としても利用ができます。

マネーフォワード製品を利用している方にはおすすめで、マネーフォワードビジネスカードはGMOあおぞらネット銀行がチャージ先です。そのためGMOの口座を持って入ればチャージも即時反映のため経費管理・ビジネスカードを持つ予定がある場合におすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
月額0円 ※無料145円対応最短即日

住信SBIネット銀行 免許証だけで法人口座開設/翌日から利用可能/デビットカード付き

住信SBIネット銀行は免許証のみで審査申込が可能なため、最短即日で法人口座開設が可能なネット銀行です。振込手数料が145円と非常に安いのが魅力で、スマホアプリで法人口座の管理・振込も簡単できます。

インターネットバンキングの料金は無料でWindowsだけでなく、Mac PCでも対応しています。また法人口座開設でもれなくビジネスデビットカードも発行されるので、経費管理を同時に行いたい方におすすめの口座です。

こちらも日本政策金融公庫の口座振替に対応しているため、創業初期の法人にはおすすめの法人口座といえます。

また借入もできる仕組みが整っており、決算書が不要で50万円〜3,000万円の即日借入が可能なのも特徴です。一般的な銀行融資は決算書・事業計画書を提出し、融資面談が発生し着金までに1ヶ月程度はかかります。しかし最短即日で借入が可能です。

審査書類も少なく手間がかからないため、スピーディーに法人口座開設を行いたい方にはおすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
月額0円 ※無料145円非対応
口座振替/即時決済は対応
最短即日

PayPay銀行

PayPay銀行はWeb上からの申し込みで完結するネット銀行です。法人口座開設の場合は3〜10日ほどの時間がかかりますが、Pay-easy(ペイジー)にも対応しており、税金などもこの口座から支払いが可能です。

また日本政策金融公庫の口座振替先に指定もできるため、創業初期の方にもおすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
月額0円 ※無料160円対応3〜10日

楽天銀行

楽天銀行はネット銀行の中では珍しく海外送金にも対応した法人口開設が可能です。こちらもビジネスデビットカードが付帯しており、利用金額の1%がキャッシュバックされるためお得に利用したい方におすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
月額0円 ※無料3万円以下:150円
3万円以上:229円
非対応2週間程度

法人口座開設におすすめの信用金庫手数料・ネットバンキング料金比較5選

城南信用金庫

城南信用金庫は品川区に本店を置く信用金庫で、京都信用金庫に次いで預金量・貸出金量が多く、関東圏の信用金庫では1位となっています。支店数も多く東京都全域・川崎市・横浜市・大和市・茅ヶ崎市・藤沢市・伊勢原市など、多くのエリアに対応ています。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
1,100円/月330円〜対応お問い合せ

城北信用金庫

城北信用金庫は東京都北区、荒川区を中心とした都内城北地区および埼玉県南東部等に支店を持つ信用金庫です。城北エリア・埼玉南東部で事業を行っている方におすすめの信用金庫です。

振込手数料は信用金庫の中では安い金額設定になっており、ペイジーにも対応しています。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
1,100円/月330円〜対応お問い合せ

横浜信用金庫

横浜信用金庫は横浜市中区に本店を置いている信用金庫で、設立100年を超えている実績のある銀行です。横浜市は全国でもトップの人口規模のため、神奈川県で事業を行っている場合におすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
1,650円/月220円〜対応お問い合せ

千葉信用金庫

千葉信用金庫は千葉市・成田市・木更津市を中心に千葉県内の15市1郡に支店を持っている信用金庫です。49店舗を展開しているため千葉県内で事業を行っている方におすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
1,100円/月330円〜対応お問い合せ

埼玉縣信用金庫

埼玉縣信用金庫は熊谷市に本店を置いている埼玉県に密着型の信用金庫です。さいたま市にも大宮区・浦和区・岩槻区・中央区など多くの支店があり、上尾市や秩父市・東松山市など幅広いエリアをカバーしています。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
2,200円/月330円〜対応お問い合せ

法人口座開設おすすめの都市銀行・ゆうちょ銀行手数料・ネットバンキング料金比較4選

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は日本郵政グループが運営している国内でも知名度の高い銀行で、インターネットバンキングの利用料が他の銀行よりも安く550円/月で利用できます。

また振込手数料も大手銀行の中では安く165円となっています。支店やATMも多いため利用しやすいのがメリットですが、法人口座開設までに1か月程度の期間がかかるのが注意点です。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
550円/月165円対応1ヶ月程度

三井住友銀行

三井住友銀行は三井住友フィナンシャルグループが運営している大手メガバンクで、インターネットバンキングが無料で利用でき、電子契約サービスであるSMBCクラウドサインが無料で利用できます。

三井住友銀行は都市銀行の中では珍しく来店不要で、Web上で申込が完結します。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
月額0円 ※無料3万円以下:165円
3万円以上:330円
対応お問い合せ

みずほ銀行

みずほ銀行はみずほフィナンシャルグループが運営している大手都市銀行で、来店不要で法人口座開設ができます。ただしビジネスweb(インターネットバンキング)の利用料が3,300円/月・他行宛の振込手数料も高いのがデメリットです。

そのためみずほ銀行でなければならい理由が特にない場合は、別の銀行を利用するのがおすすめです。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
3,300円/月490円対応お問い合せ

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は三菱UFJフィナンシャルグループが運営している大手都市銀行で、インターネットバンキング経由の振込手数料が他行宛でも154~220円と比較的安いのが特徴です。

ただしMacユーザーの方にはおすすめができず、マネーフォワードクラウド会計やfreee会計の自動連携ができません。Windowsユーザーは問題ないですが、Mac利用者は避けるようにしましょう。

ネットバンキング振込手数料Pay-easy開設スピード
1,680円/月3万円以下:154円
3万円以上:220円
対応お問い合せ

法人口座開設で審査落ちを避け、通りやすくするための6つのポイント

最後に法人口座開設にあたって審査通過しやすくする6つのポイントを紹介します。

  • 十分な資本金を準備する
  • 固定電話を用意する
  • オフィスを借りる
  • 独自ドメインのホームページを持つ
  • 事業活動を示す書類を作成する

(1)十分な資本金を準備する

ネット銀行の場合は大きな問題になることはありませんが、最低でも資本金は100万円に設定しておきましょう。会社設立は1円の資本金からでも創業ができますが、小さすぎるとペーパーカンパニーを疑われる可能性があります。

そのため法人口座開設の審査で不利に働くことも考えられます。

(2)固定電話を用意する

法人口座開設で審査落ちを避ける2つ目のポイントは固定電話回線を持っているという点です。一部の銀行では携帯電話では審査受付を行っていないケースもあるため、法人として運営していることを明確にするため050-IP電話や固定電話を持つようにしましょう。

(3)オフィスを借りる

法人口座開設で審査落ちを避ける3つ目のポイントは、オフィスを用意することです。会社住所は個室があるオフィスの方が審査に通過しやすくなり、会社住所が自宅やシェアオフィスの場合は審査落ちの可能性が高くなります。

これは事業実態がどこまであるかという観点で、銀行側が疑問に持つが場合があるためです。ただしこちらもネット銀行の場合であれば、大きな問題になることはありません。

(4)独自ドメインのホームページを持つ

法人口座開設で審査落ちを避ける4つ目のポイントは、独自ドメインを取得したホームページを持つということです。以降で説明する部分とも関係してきますが、基本的に審査時には会社ホームページや事業内容が把握できる書類提出が必要になります。

ホームページが独自ドメインではなく薄っぺらい内容だと、事業実態を把握しづらいため審査落ちの原因となります。

(5)事業内容を明確にする

法人口座開設で審査落ちを避ける5つ目のポイントは、事業内容・目的を明確にすることです。会社設立時に定款に事業目的を記載しますが、目的が限定されており何をしている会社なのかがわかる方が、審査落ちを避けれます。

事業目的はいくつか設定できますが、10項目以内にとどめるようにしましょう。多くの項目を設定しすぎても事業実態の照明が難しくなります。

会社設立書類をまだ作成していない方は、無料で書類作成ができるfreee会社設立マネーフォワード クラウド会社設立がおすすめです。必要事項を記入するだけで書類が完成し、電子定款の利用で3.5万円も安く設立ができます。

(6)事業活動を示す書類を作成する

法人口座開設で審査落ちを避ける6つ目のポイントは、事業活動を示す提出書類を作成することです。筆者もこの理由で一度ネット銀行の審査に落ちたことがありますが、法人口座開設では事業実態がある・実際に運営されているかを示すことが重要です。

そのため会社ホームページだけでは具体的な内容が伝わりづらいという場合は、サービス紹介資料や提案商品・具体的な契約書なども取りまとめた資料の作成がおすすめです。